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== カットイン(Cut In) ==
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[[スパロボ]]では主に、戦闘シーンでSDキャラの攻撃アニメの前後に挿入される、パイロットやロボットの胸像や命中演出の絵を指す。
[[スパロボ]]では主に、戦闘シーンでSDキャラの攻撃アニメの前後に挿入される、パイロットやロボットの胸像や命中演出の絵を指す。初出は『[[第3次スーパーロボット大戦]]』で、その後ハードウェア性能の上昇や製作者のこだわり等により、カットインは増量・高画質化していき、滑らかな[[アニメーション]]も多用されるようになった。版権作品のアニメ演出の特徴も再現されるようになり、[[ニュータイプ]]達のバストアップカットイン時には、「キュピーン」の音と共に頭部に閃光が走る。
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== 概要 ==
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初出は『[[第3次スーパーロボット大戦]]』で、その後ハードウェア性能の上昇や製作者のこだわり等により、カットインは増量・高画質化していき、滑らかな[[アニメーション]]も多用されるようになった。版権作品のアニメ演出の特徴も再現されるようになり、[[ニュータイプ]]達のバストアップカットイン時には、「キュピーン」の音と共に頭部に閃光が走る。
    
複数のバリエーションがあるパイロットやユニットには、特定の状態にならないとカットインが発生しない場合がある。例を挙げると『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』の[[ラトゥーニ・スゥボータ]]には、眼鏡無し・フリルドレスのカットインがあるが、眼鏡時のカットインは無い。
 
複数のバリエーションがあるパイロットやユニットには、特定の状態にならないとカットインが発生しない場合がある。例を挙げると『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』の[[ラトゥーニ・スゥボータ]]には、眼鏡無し・フリルドレスのカットインがあるが、眼鏡時のカットインは無い。
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:また今ではお約束になった[[乳揺れ]]が初めて採用された、ある意味記念すべき作品でもある。
 
:また今ではお約束になった[[乳揺れ]]が初めて採用された、ある意味記念すべき作品でもある。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:[[第2次α]]参戦パイロットのカットインの殆どは同作から流用されているが、主に[[宇宙世紀]]ガンダムパイロットを中心に僅かなアニメーションを取るように改良された。前作でいま一つの出来だった[[ブライト・ノア|ブライト]]や[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]のカットインは、新規のものに差し替えられている。
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:『第2次α』参戦パイロットのカットインの殆どは同作から流用されているが、主に[[宇宙世紀]]ガンダムパイロットを中心に僅かなアニメーションを取るように改良された。前作でいま一つの出来だった[[ブライト・ノア|ブライト]]や[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]のカットインは、新規のものに差し替えられている。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
:過去作より解像度が向上しており、美麗なカットインが楽しめる。再現度はかなりのもので、作画崩壊カットまで原作に忠実に作られている。創通が制作に関わった作品のうち[[ガンダムシリーズ]]を除く作品で、リアルサイズ頭身のカットインが入るようになった。
 
:過去作より解像度が向上しており、美麗なカットインが楽しめる。再現度はかなりのもので、作画崩壊カットまで原作に忠実に作られている。創通が制作に関わった作品のうち[[ガンダムシリーズ]]を除く作品で、リアルサイズ頭身のカットインが入るようになった。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』以来となる、ガンダムシリーズ機体のリアル頭身によるカットインを採用。またパイロットカットイン時の口パクアニメも復活。
 
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』以来となる、ガンダムシリーズ機体のリアル頭身によるカットインを採用。またパイロットカットイン時の口パクアニメも復活。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
:一部パイロットのカットインが流用から新規のものに差し替えとなっている。
 
:一部パイロットのカットインが流用から新規のものに差し替えとなっている。
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:オリジナル勢のカットインに大きく動きが入るようになった。また、シリーズ初の'''トドメ演出ではないカットイン'''が実装されている。
 
:オリジナル勢のカットインに大きく動きが入るようになった。また、シリーズ初の'''トドメ演出ではないカットイン'''が実装されている。
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
:更に数を増やし、「KはカットインのK」とまで言われる(単語の綴りとしてはCなので、ローマ字表記という意味で。また、『顔芸のK』という説も)。更に、多彩なアニメーション演出との組み合わせで戦闘を盛り上げる。但し、本作は[[乳揺れ]]はほぼ皆無。
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:更に数を増やし、「KはカットインのK」とまで言われる(単語の綴りとしてはCなので、ローマ字表記という意味で。また、「顔芸のK」という説も)。更に、多彩なアニメーション演出との組み合わせで戦闘を盛り上げる。但し、本作は[[乳揺れ]]はほぼ皆無。
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:K同様カットインのアニメーション演出が豊富。トドメ演出のカットインでは[[マクロスF]]のキャラを中心にやたらとドヤ顔で決める。一方で[[加納渚|全身見えてしまうと非常にマズイ某キャラ]]については、顔から上しか映さないという措置が取られた。秀逸なのは「[[ガイキング(LOD)|真龍ハイドロブレイザー]]」「[[ラインバレル mode-C|フ]][[ヴァーダント|ァ]][[ペインキラー|イ]][[アパレシオン|ナ]][[ディスィーブ|ル]][[ハインド・カインド|フ]][[タリスマン|ェイズ]]」「[[VF-25 メサイア|ツインバルキリー]][[VF-27γ ルシファー|マニューバ]]」。
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:『K』同様カットインのアニメーション演出が豊富。トドメ演出のカットインでは『[[マクロスF]]』のキャラを中心にやたらとドヤ顔で決める。一方で[[加納渚|全身見えてしまうと非常にマズイキャラ]]については、顔から上しか映さないという措置が取られた。秀逸なのは「[[ガイキング(LOD)|真龍ハイドロブレイザー]]」「[[ラインバレル mode-C|フ]][[ヴァーダント|ァ]][[ペインキラー|イ]][[アパレシオン|ナ]][[ディスィーブ|ル]][[ハインド・カインド|フ]][[タリスマン|ェイズ]]」「[[VF-25 メサイア|ツインバルキリー]][[VF-27γ ルシファー|マニューバ]]」。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:味方側はほぼ全員にカットインが存在する。また、敵側もネームドキャラの場合、カットイン持ちがかなり増えた。
 
:味方側はほぼ全員にカットインが存在する。また、敵側もネームドキャラの場合、カットイン持ちがかなり増えた。
:その他、アニメ版[[機神咆吼デモンベイン]]の参戦に伴い、'''[[覇道瑠璃|衝撃のパンモロカットイン]]が実装されてしまった'''。
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:その他、アニメ版『[[機神咆吼デモンベイン]]』の参戦に伴い、'''[[覇道瑠璃|衝撃のパンモロカットイン]]が実装されてしまった'''。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[新スーパーロボット大戦]]
 
;[[新スーパーロボット大戦]]
:本格的にディスクメディアに移行したことで、カットイン描写が増加。必殺技使用時にパイロットやロボットの胸像が表示される演出が初めて採用された。<br />前者は[[スーパーロボット]]や[[モビルファイター]]で、後者は一部のニュータイプがファンネル系の武装を使う際や、[[ガンダムファイター]]が必殺技を使う際に使用されている。今作では台詞の間キャラクターの胸像が表示され続け、口パク演出が行われている。ただし一定リズムで口が動くだけなので、台詞とは一致していなかった。<br />本作で初登場の[[リュウセイ・ダテ]]もカットインを入れる予定だったが、容量不足でカットされた。
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:本格的にディスクメディアに移行したことで、カットイン描写が増加。必殺技使用時にパイロットやロボットの胸像が表示される演出が初めて採用された。
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:前者は[[スーパーロボット]]や[[モビルファイター]]で、後者は一部のニュータイプがファンネル系の武装を使う際や、[[ガンダムファイター]]が必殺技を使う際に使用されている。今作では台詞の間キャラクターの胸像が表示され続け、口パク演出が行われている。ただし一定リズムで口が動くだけなので、台詞とは一致していなかった。
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:本作で初登場の[[リュウセイ・ダテ]]もカットインを入れる予定だったが、容量不足でカットされた。
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
:戦闘アニメーションの方針として、カットイン演出に力が入れられている。特にパイロットカットインは、それまでの作品と比べてアニメーションが多用されるようになった。
 
:戦闘アニメーションの方針として、カットイン演出に力が入れられている。特にパイロットカットインは、それまでの作品と比べてアニメーションが多用されるようになった。
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:CRIソフトウェア製のミドルウェアを用いたストリーミング再生によるカットインを初採用。
 
:CRIソフトウェア製のミドルウェアを用いたストリーミング再生によるカットインを初採用。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
:カットインの挿入演出が従来作品から大きく変化。攻撃前に挿入するスタイルから、攻撃インパクトの直前に挿入するスタイルとなっている。「NEO」で採用されていた全画面カットインのほか、「SDガンダム Gジェネレーション」シリーズでおなじみの画面中央にウィンドウを挿入する方式が採用されている。
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:カットインの挿入演出が従来作品から大きく変化。攻撃前に挿入するスタイルから、攻撃インパクトの直前に挿入するスタイルとなっている。『NEO』で採用されていた全画面カットインのほか、『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズでおなじみの画面中央にウィンドウを挿入する方式が採用されている。
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;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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:2016年10月14日のアップデートより、2Dイラストをアニメーションさせる技術「Live2D」を初採用。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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:[[統率|マキシマムブレイク]]発動時に参加パイロットのカットインが一斉に挿入される関係で、味方側はほぼ全員にカットインが存在する。大きく分けてマキシマムブレイク・[[マップ兵器]]使用時等で使用される「汎用カットイン」、コックピットもうつる「コックピットカットイン」、顔の一部分がドアップするカットイン、その技専用に作られた「専用カットイン」に分類できる。換装武器でコックピットカットインが使われるものについて、コックピットカットインが存在しないパイロットは汎用カットインで代用される。一方で敵側のパイロットカットインは数えるほどしかなく、専用はいくつかあれど、汎用らしきものがあるのは[[アルベロ・エスト]]ぐらいである。敵味方両方で登場するキャラクターについては、敵対時のみ汎用カットインが挿入されなかったり、汎用カットインが挿入される技が使用不可能だったりする(前者は[[グラキエース]]等、後者は[[ククル]]、[[サフィーネ・グレイス]]等が該当)。
 
:[[統率|マキシマムブレイク]]発動時に参加パイロットのカットインが一斉に挿入される関係で、味方側はほぼ全員にカットインが存在する。大きく分けてマキシマムブレイク・[[マップ兵器]]使用時等で使用される「汎用カットイン」、コックピットもうつる「コックピットカットイン」、顔の一部分がドアップするカットイン、その技専用に作られた「専用カットイン」に分類できる。換装武器でコックピットカットインが使われるものについて、コックピットカットインが存在しないパイロットは汎用カットインで代用される。一方で敵側のパイロットカットインは数えるほどしかなく、専用はいくつかあれど、汎用らしきものがあるのは[[アルベロ・エスト]]ぐらいである。敵味方両方で登場するキャラクターについては、敵対時のみ汎用カットインが挿入されなかったり、汎用カットインが挿入される技が使用不可能だったりする(前者は[[グラキエース]]等、後者は[[ククル]]、[[サフィーネ・グレイス]]等が該当)。
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== 関連する用語 ==
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== 関連用語 ==
 
;[[乳揺れ]]
 
;[[乳揺れ]]
 
:一部女性キャラの胸像カットイン時に、動きのあるカットを使う事により胸の揺れがアニメーションで表現される事。戦闘アニメーションの高度化・緻密化に対する製作側の遊び心だろうか。『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』以降の作品で、主に[[バンプレストオリジナル]]の[[主人公]]級キャラが担当する。[[クスハ・ミズハ|クスハ]]、[[ゼオラ・シュバイツァー|ゼオラ]]等。
 
:一部女性キャラの胸像カットイン時に、動きのあるカットを使う事により胸の揺れがアニメーションで表現される事。戦闘アニメーションの高度化・緻密化に対する製作側の遊び心だろうか。『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』以降の作品で、主に[[バンプレストオリジナル]]の[[主人公]]級キャラが担当する。[[クスハ・ミズハ|クスハ]]、[[ゼオラ・シュバイツァー|ゼオラ]]等。
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