差分

157 バイト除去 、 2016年10月21日 (金) 06:32
編集の要約なし
1行目: 1行目: −
== カツ・コバヤシ(Katu Kobayashi) ==
+
*外国語表記:[[外国語表記::Katu Kobayashi]]
 
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
 
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
 
**[[機動戦士ガンダム]]
 
**[[機動戦士ガンダム]]
14行目: 14行目:  
*キャラクターデザイン:安彦良和(シリーズ共通)
 
*キャラクターデザイン:安彦良和(シリーズ共通)
 
<!-- マイナスイメージだけで語られがちなキャラクターですが、それに引きずられないような評価をお願い致します。 -->
 
<!-- マイナスイメージだけで語られがちなキャラクターですが、それに引きずられないような評価をお願い致します。 -->
『[[機動戦士ガンダム]]』および『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場する。
      +
== 概要 ==
 
=== [[機動戦士ガンダム]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダム]] ===
当時の姓はハウィン(カツ・ハウィン)。[[ジオン軍]]の[[サイド7]]攻撃によって親とはぐれ、[[ホワイトベース]]で避難した戦災孤児三人組の一人。同じ境遇のレツやキッカよりも年上だが気弱な子供であった。[[ア・バオア・クー]]を脱出する[[アムロ・レイ|アムロ]]を感じ取るなど、[[ニュータイプ]]の素養を見せていた。
+
当時の姓はハウィン(カツ・ハウィン)。[[ジオン軍]]の[[サイド7]]攻撃によって親とはぐれ、[[ホワイトベース]]で避難した戦災孤児三人組の一人。同じ境遇のレツやキッカよりも年上だが気弱な子供であった。[[ア・バオア・クー]]を脱出する[[アムロ・レイ]]を感じ取るなど、[[ニュータイプ]]の素養を見せていた。
    
[[一年戦争]]終戦後、レツやキッカと共に[[ハヤト・コバヤシ]]と[[フラウ・ボゥ]]に引き取られ、養子となる。
 
[[一年戦争]]終戦後、レツやキッカと共に[[ハヤト・コバヤシ]]と[[フラウ・ボゥ]]に引き取られ、養子となる。
24行目: 24行目:  
劇中における主な搭乗機は[[ネモ]]、[[Gディフェンサー]]。
 
劇中における主な搭乗機は[[ネモ]]、[[Gディフェンサー]]。
   −
[[グリプス戦役]]時、フラウやレツ、キッカと共にアムロの元を訪れ、アムロの惨状を見て彼を叱咤して再起のキッカケを作り、共に[[カラバ]]に合流する。その後[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]と共に[[宇宙]]に上がり、パイロット候補生として[[エゥーゴ]]に参加。Gディフェンサーのパイロットを務める。
+
[[グリプス戦役]]時、[[フラウ・ボゥ]]やレツ、キッカと共にアムロの元を訪れ、[[アムロ・レイ]]の惨状を見て彼を叱咤して再起のキッカケを作り、共に[[カラバ]]に合流する。その後[[クワトロ・バジーナ]]と共に[[宇宙]]に上がり、パイロット候補生として[[エゥーゴ]]に参加。Gディフェンサーのパイロットを務める。
    
一年戦争時とは異なり、感情的な言動が目立つ少年に育っている。作中では時折カミーユらのピンチを救ったりする活躍もあるが、無断で出撃したり、捕虜になった[[サラ・ザビアロフ]]の言葉を信じてあっさり逃げられてしまったりと、問題行動が目立つ。また、一年戦争の実体験故か、[[アクシズ]]との共闘については頑なに拒んでいた。
 
一年戦争時とは異なり、感情的な言動が目立つ少年に育っている。作中では時折カミーユらのピンチを救ったりする活躍もあるが、無断で出撃したり、捕虜になった[[サラ・ザビアロフ]]の言葉を信じてあっさり逃げられてしまったりと、問題行動が目立つ。また、一年戦争の実体験故か、[[アクシズ]]との共闘については頑なに拒んでいた。
30行目: 30行目:  
[[ティターンズ]]との最終決戦において、[[ヤザン・ゲーブル]]との戦闘中に[[ガンダムMk-II]]にGディフェンサーを合体させた後、撤退せずにコクピットブロックだけの状態で戦闘に参加するが、ヤザンの攻撃を避けた際によそ見をしてしまい、'''隕石に衝突'''したところをヤザンの乗る[[ハンブラビ]]により撃墜され、死亡する。
 
[[ティターンズ]]との最終決戦において、[[ヤザン・ゲーブル]]との戦闘中に[[ガンダムMk-II]]にGディフェンサーを合体させた後、撤退せずにコクピットブロックだけの状態で戦闘に参加するが、ヤザンの攻撃を避けた際によそ見をしてしまい、'''隕石に衝突'''したところをヤザンの乗る[[ハンブラビ]]により撃墜され、死亡する。
   −
カツは同世代である[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]や[[ファ・ユイリィ|ファ]]の様に人間的に大きな成長を遂げたりせず、問題行動を挽回するような活躍を見せることが少なかった故に、視聴者から非難されることがある。しかしながら、'''カツは(人間的に成長していく)カミーユとの対比となる存在であり、彼と共に作品内の「若さ」(未熟さや危うさという意味で)を担当したキャラクター'''であったとも言えよう。
+
カツは同世代である[[カミーユ・ビダン]]や[[ファ・ユイリィ]]の様に人間的に大きな成長を遂げたりせず、問題行動を挽回するような活躍を見せることが少なかった故に、視聴者から非難されることがある。しかしながら、'''カツは(人間的に成長していく)カミーユとの対比となる存在であり、彼と共に作品内の「若さ」(未熟さや危うさという意味で)を担当したキャラクター'''であったとも言えよう。
    
富野由悠季監督はムック本『機動戦士Ζガンダム大事典』のインタビュー記事においてカツのことを「(子供から大人へと成長していく時期において)自制心が足りなかったのでしょう。…(中略)…しかし、これは現代の子供たちにも多い状況ではないでしょうか」と評している。
 
富野由悠季監督はムック本『機動戦士Ζガンダム大事典』のインタビュー記事においてカツのことを「(子供から大人へと成長していく時期において)自制心が足りなかったのでしょう。…(中略)…しかし、これは現代の子供たちにも多い状況ではないでしょうか」と評している。
37行目: 37行目:     
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
[[地球]]に[[アーガマ]]が降りた際、父ハヤトがダブリン上空で[[ブライト・ノア|ブライト]]と再会した際、二人がカツの使っていた部屋を訪れるシーンがある。なお、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]たちが[[アーガマ]]に加わった後もカツの使っていた部屋はそのままにしてあった。
+
[[地球]]に[[アーガマ]]が降りた際、父[[ハヤト・コバヤシ]]がダブリン上空で[[ブライト・ノア]]と再会した際、二人がカツの使っていた部屋を訪れるシーンがある。なお、[[ジュドー・アーシタ]]たちが[[アーガマ]]に加わった後もカツの使っていた部屋はそのままにしてあった。
   −
また、最終回では[[ハマーン・カーン|ハマーン]]との最終決戦で[[エルピー・プル|プル]]、[[ララァ・スン|ララァ]]、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]、サラ、そしてカミーユと共にジュドーに力を貸した。
+
また、最終回では[[ハマーン・カーン]]との最終決戦で[[エルピー・プル]]、[[ララァ・スン]]、[[フォウ・ムラサメ]]、[[サラ・ザビアロフ]]、そして[[カミーユ・ビダン]]と共にジュドーに力を貸した。
   −
=== スパロボシリーズにおいて ===
+
== 登場作品と役柄 ==
 
原作最期の戦闘で乗機Gディフェンサーを[[エマ・シーン|エマ]]に提供した再現か、ほとんどの作品で「[[補給]]」を習得するのが特徴の一つ。しかし、基本スペックに恵まれておらず、[[ニュータイプ]]技能はあるものの、[[能力]]は極めて低く、リアル系パイロットの最底辺を示す語として'''「カツ以下」'''などという言葉が使われるほど。射撃などは平均的な数値があることも多いが、回避はかなり低めで、[[ニュータイプ]]補正を抜けば「避けずに耐える」スーパー系パイロット並に抑えられている場合がほとんどである。そのため、出撃させたい場合は[[モビルアーマー]]など堅固な機体を回す必要がある。
 
原作最期の戦闘で乗機Gディフェンサーを[[エマ・シーン|エマ]]に提供した再現か、ほとんどの作品で「[[補給]]」を習得するのが特徴の一つ。しかし、基本スペックに恵まれておらず、[[ニュータイプ]]技能はあるものの、[[能力]]は極めて低く、リアル系パイロットの最底辺を示す語として'''「カツ以下」'''などという言葉が使われるほど。射撃などは平均的な数値があることも多いが、回避はかなり低めで、[[ニュータイプ]]補正を抜けば「避けずに耐える」スーパー系パイロット並に抑えられている場合がほとんどである。そのため、出撃させたい場合は[[モビルアーマー]]など堅固な機体を回す必要がある。
   52行目: 52行目:  
なお、1stガンダムにおける「'''カツ・ハウィン'''」(いわゆる、カツ・レツ・キッカの一人)としての登場は一切無く、序盤が一年戦争に沿ったストーリーの『[[スーパーロボット大戦GC]]』および移植版の『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』でも『[[未来ロボ ダルタニアス]]』の戦災孤児グループが彼らの代わりを務めている。
 
なお、1stガンダムにおける「'''カツ・ハウィン'''」(いわゆる、カツ・レツ・キッカの一人)としての登場は一切無く、序盤が一年戦争に沿ったストーリーの『[[スーパーロボット大戦GC]]』および移植版の『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』でも『[[未来ロボ ダルタニアス]]』の戦災孤児グループが彼らの代わりを務めている。
   −
== 登場作品と役柄 ==
   
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
155行目: 154行目:  
:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]で採用。
 
:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]で採用。
   −
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
+
== パイロットBGM ==
 
;「モビルスーツ戦~敵機襲来~」
 
;「モビルスーツ戦~敵機襲来~」
 
:『第4次』、『F』で採用。
 
:『第4次』、『F』で採用。