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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
;「…道を違えた以上、互いに言葉は必要ないだろう」
 
;「…道を違えた以上、互いに言葉は必要ないだろう」
:Zランドルート第36話「示される明日」で[[エルチ・カーゴ]]から説明を求められた際の返答。しかし、プレイヤー視点から見ればお互いの言い分に食い違いがあることは明らかであり、こういうときこそ言葉は必要な場面であった。
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:ランドルート第36話「示される明日」で[[エルチ・カーゴ]]から説明を求められた際の返答。しかし、プレイヤー視点から見ればお互いの言い分に食い違いがあることは明らかであり、こういうときこそ言葉は必要な場面であった。
 
;「騙されたとはいえ、仲間同士で傷つけあった身だ。偉そうな事は言えん。その過ちを繰り返さん為にも、我々はまず互いを理解しようと努めるべきではないかな?」
 
;「騙されたとはいえ、仲間同士で傷つけあった身だ。偉そうな事は言えん。その過ちを繰り返さん為にも、我々はまず互いを理解しようと努めるべきではないかな?」
 
:今までの行いから、去って行こうとする[[アークエンジェル]]や、過去に争い合った[[ZEUTH]]の面々に兵左衛門が諭した言葉。
 
:今までの行いから、去って行こうとする[[アークエンジェル]]や、過去に争い合った[[ZEUTH]]の面々に兵左衛門が諭した言葉。
 
:老年だけあって人徳や他者への深い理解力を持った言葉であるといえる。
 
:老年だけあって人徳や他者への深い理解力を持った言葉であるといえる。
 
;「エーデル・ベルナル! 世界をお前の好きにはさせん! ワシ達の命に代えてもな!!」
 
;「エーデル・ベルナル! 世界をお前の好きにはさせん! ワシ達の命に代えてもな!!」
:[[Z]]の最終決戦に於ける[[エーデル・ベルナル|エーデル]]との[[戦闘前会話]]。
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:最終決戦に於ける[[エーデル・ベルナル|エーデル]]との[[戦闘前会話]]。
 
;「正体不明の新たな敵…それに対するは、国や立場を越えて集まった仲間達…さて…どう戦い抜くかな…」
 
;「正体不明の新たな敵…それに対するは、国や立場を越えて集まった仲間達…さて…どう戦い抜くかな…」
 
:[[ZSPD]]で、ZEUTH始まりの地たる交易ポイントに再結集した各母艦の揃い踏みを目の当たりにして、[[エグゼクター|新たな敵]]との戦いに思いを巡らせる。
 
:[[ZSPD]]で、ZEUTH始まりの地たる交易ポイントに再結集した各母艦の揃い踏みを目の当たりにして、[[エグゼクター|新たな敵]]との戦いに思いを巡らせる。
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=== 携帯機シリーズ ===
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;「勝平、そんなことを言うものではない。リリーナさん。わしは完全平和主義は嫌いではないし、必要なものじゃとも思っている」<br />デュオ「けどよ、そいつは相手にもよるんじゃねえか?」<br />宇宙太「ガイゾック相手じゃな」<br />「話し合いとは、お互いに相手の言うことを聞こう、理解しようという意思があって初めて成立する。片方だけそう思っても、何の意味もない」<br />リリーナ「それはわかります。しかし、勝手に、相手はそんな意思はないと決めつけてしまうことは間違いです。共和共存に必要なのは、他人を思いやる気持ちです。決して戦うことではありません」<br />「そうじゃな。じゃが、今回のことであんたにもわかったろう。ガイゾックには、人間と話し合おう、共存しようという意思はない。やつらにとって、人間は滅ぼすべき対象以外の何者でもないんじゃ。それも、遊び混じりで」<br />リリーナ「だとしたら、なぜ、彼らはそんな考えを持つに至ったのでしょう。誰が彼らにそのような考えを与えたのでしょう」<br />「そこまではしらん。わしらはどう戦い抜くかを考えるので精一杯なのじゃから」
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:[[スーパーロボット大戦R|R]]の第8話「バンドック現る!」のシナリオエンドデモにて、[[ガイゾック]]との和平交渉に臨んだものの[[キラー・ザ・ブッチャー|ブッチャー]]の罠にかかって危うく殺されそうになってもなおガイゾックを信じようとする[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]を、[[神勝平|勝平]]が「甘ちゃんに何が分かる!」と言わんばかりに感情任せに責め立てていたところを仲裁に入り、リリーナの理想である完全平和主義に対して一定の理解を示しながらも、ガイゾックに対してそれをやってしまった事は迂闊だったと冷静に諭した台詞。
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:確かに平和な世の中を築くには相互理解は必要不可欠で、いつまでも武器を手に取り互いの生命を奪い合っていては際限なく殺し合う最悪の結末を迎えるのは避けられない。だからといって、現実問題世の中には良い人間悪い人間とさまざま人間がいて、善悪二元論では語れるほど単純な構造はしておらず、善意から悪人に近づいた善人が恩を仇で返された例も数えきれないほどある。今回のリリーナの行動はガイゾック側からしたら「'''飛んで火にいる夏の虫'''」「'''カモがネギしょってやって来た'''」という言葉がふさわしいのだろう。誰を信じ、誰を信じないか。人間が社会的な生き物として存在する上では極めて難しい命題である。だが、裏切られてもリリーナは己が信念を胸に前に進んでいくのだろう。異なる価値観を持つ人間たちが、互いに歩み寄って手を取り合える平和な世界が来るその時まで…。
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:何気やり取りのように見えるが、終盤での[[木連]]の謀略と裏切り、ガイゾックとの最終決戦に向けての首魁の正体への布石など様々な伏線が張られた重要なやり取りでもある。
 
[[category:登場人物か行]]
 
[[category:登場人物か行]]
 
[[category:無敵シリーズ]]
 
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{{DEFAULTSORT:かみきたひようさえもん}}
 
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