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| *メカニックデザイン:海老川兼武 | | *メカニックデザイン:海老川兼武 |
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| + | == 概要 == |
| [[ソレスタルビーイング]]が開発した[[GNドライヴ]]搭載型[[モビルスーツ]]。 | | [[ソレスタルビーイング]]が開発した[[GNドライヴ]]搭載型[[モビルスーツ]]。 |
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− | 近接戦闘に特化したガンダムであり、全身に計7本もの剣・'''セブンソード'''を装備し、さまざまな剣を扱うため柔軟な運動性能を有する。開発コードネームは「ガンダム・セブンソード」。第2世代機であるガンダムアストレア(SRW未登場)の直系機であるが、特性は異なっている。GNドライヴの恩恵により圧倒的なまでの機動性を発揮し、それが格闘能力の高さにもつながっている。最初の(公然とした)武力介入に用いられた機体であり、ガンダムの存在と力を世界に知らしめるためのプロパガンダ機としての側面を持つ。エクシアは格闘兵装に特化した装備のため、基本フレームは他のガンダムより複雑かつ柔軟な作りになっており、極めて人間に近い内部機構となっている。 | + | === 機体概要 === |
| + | 開発コードネームは「ガンダム・セブンソード」。第2世代機であるガンダムアストレア(SRW未登場)の直系機であるが、特性は異なっている。 |
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| + | 近接戦闘に特化したガンダムであり、全身に計7本もの剣・'''セブンソード'''を装備し、さまざまな剣を扱うため柔軟な運動性能を有する。 |
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| + | [[GNドライヴ]]の恩恵により圧倒的なまでの機動性を発揮し、それが格闘能力の高さにもつながっている。 |
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| + | エクシアは格闘兵装に特化した装備のため、基本フレームは他のガンダムより複雑かつ柔軟な作りになっており、極めて人間に近い内部機構となっている。 |
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| + | 最初の(公然とした)武力介入に用いられた機体であり、ガンダムの存在と力を世界に知らしめるためのプロパガンダ機としての側面を持つ。 |
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| 名前の由来はキリスト教の[[天使]]「能天使"Powers"(ギリシャ語ではエクスシアイ、単数形でエクスシア)」と思われる。第6位の天使たちの総称で、対悪魔の最前線という天使の使命の中で最も過酷な上に、それに伴い悪魔との接触回数も他の天使たちの比ではなく、堕天使の殆どが能天使の出身だという。 | | 名前の由来はキリスト教の[[天使]]「能天使"Powers"(ギリシャ語ではエクスシアイ、単数形でエクスシア)」と思われる。第6位の天使たちの総称で、対悪魔の最前線という天使の使命の中で最も過酷な上に、それに伴い悪魔との接触回数も他の天使たちの比ではなく、堕天使の殆どが能天使の出身だという。 |
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− | === 劇中での活躍(第1期) === | + | === 劇中での様相(第1期) === |
− | 第1話でAEUの新型MS公開演習に介入。[[パトリック・コーラサワー]]の乗る[[AEUイナクト]]を切り刻み、圧倒的性能を見せ付けた。その後各地に介入するが、[[セルゲイ・スミルノフ|セルゲイ]]、[[グラハム・エーカー|グラハム]]、[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]といった[[エース|エースパイロット]]には苦戦を強いられる場面もあり、「[[シャア・アズナブル|機体の性能差で勝負が決まるわけではない]]」という事を示している。 | + | 第1話でAEUの新型MS公開演習に介入。[[パトリック・コーラサワー]]の乗る[[AEUイナクト]]を切り刻み、圧倒的性能を見せ付けた。 |
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| + | その後各地に介入するが、[[セルゲイ・スミルノフ]]、[[グラハム・エーカー]]、[[アリー・アル・サーシェス]]といった[[エース|エースパイロット]]には苦戦を強いられる場面もあり、「[[シャア・アズナブル|機体の性能差で勝負が決まるわけではない]]」という事を示している。 |
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| 国連軍との戦いでは同性能の[[GN-X]]部隊相手に善戦する。しかし[[アルヴァトーレ]]、[[アルヴァアロン]]、[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]との連戦で機体は中破。負傷した刹那を乗せたまま機体はどこかへと漂っていった。 | | 国連軍との戦いでは同性能の[[GN-X]]部隊相手に善戦する。しかし[[アルヴァトーレ]]、[[アルヴァアロン]]、[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]との連戦で機体は中破。負傷した刹那を乗せたまま機体はどこかへと漂っていった。 |
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− | === 劇中での活躍(第2期) === | + | === 劇中での様相(第2期) === |
− | 国連軍との戦いの後、ソレスタルビーイング本隊には戻らず、変革後の世界を見て回る旅に出た刹那の手で、エクシアは[[ティエレン宇宙型|ティエレン]]などのパーツを流用して応急処置を施され、[[ガンダムエクシアリペア|何とか戦闘が可能なコンディション]]まで回復。どこにも所属しない謎のモビルスーツとして、ただ1機で武力介入を続けることになる。
| + | 国連軍との戦いの後、[[ソレスタルビーイング]]本隊には戻らず、変革後の世界を見て回る旅に出た刹那の手で、エクシアは[[ティエレン宇宙型]]などのパーツを流用して応急処置を施され、[[ガンダムエクシアリペア|何とか戦闘が可能なコンディション]]まで回復。どこにも所属しない謎のモビルスーツとして、ただ1機で武力介入を続けることになる。 |
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− | 第1話でソレスタルビーイング本隊に合流後、本機の太陽炉は[[ダブルオーガンダム]]に移植された。それに伴い、この機体はお蔵入りとなったが、万一の事態に備えて強化改修が施される。そして、最終局面における対[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]戦にて、ガンダムエクシアリペアII(SRW未登場)として結実。激闘に幕を下ろす力となった。 | + | 第1話でソレスタルビーイング本隊に合流後、本機の太陽炉は[[ダブルオーガンダム]]に移植された。それに伴い、この機体はお蔵入りとなったが、万一の事態に備えて強化改修が施される。そして、最終局面における対[[リボンズ・アルマーク]]戦にて、ガンダムエクシアリペアII(SRW未登場)として結実。激闘に幕を下ろす力となった。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| ==== セブンソード ==== | | ==== セブンソード ==== |
− | ちなみにセブンソードは全てが別の剣というわけではなく、ビームサーベルとビームダガーは各2本ずつ装備しているのをカウントしている。初期案では「7つの形態に変形する剣」というアイデアだった。
| + | ちなみにセブンソードは全てが別の剣というわけではなく、ビームサーベルは1基ずつカウントしている。初期案では「7つの形態に変形する剣」というアイデアだった。 |
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| ;GNソード | | ;GNソード |
− | :右腕に装着された実体剣。[[GN粒子]]を刀身から放出・定着させることで驚異的な切断力を発揮する。大型のためリーチもあるが、固定式で重量もあるため取り回しに難がある。 | + | :右腕に装着された複合武器。大型の実体剣とショートレンジ用GNビームライフル、GNコンデンサーを内蔵したバックラーで構成される。 |
− | :しかしながら、ガンダムエクシアの持つ実体剣GNソードには[[GNフィールド]]を貫通する能力があり、本機が[[アレハンドロ・コーナー|太陽炉を有する組織内の裏切者]]を駆逐する役割を担っている事を示している(この設定から、第2次Zでは[[バリア貫通]]効果が付いている)。また、刀身に粒子を定着させているためビームサーベルとつばぜり合いが可能になっている。 | + | :;GNソード(ソードモード) |
− | :なお、本機のGNソードはGNコンデンサーを内蔵したバックラーとショートレンジ用GNビームライフルを組み合わせた複合武器である。
| + | ::実体剣を前方に展開させた状態。[[GN粒子]]を刀身から放出・定着させることで驚異的な切断力を発揮する。大型のためリーチもあるが、固定式で重量もあるため取り回しに難がある。 |
| + | ::しかしながら、ガンダムエクシアの持つ実体剣GNソードには[[GNフィールド]]を貫通する能力があり、本機が[[アレハンドロ・コーナー|太陽炉を有する組織内の裏切者]]を駆逐する役割を担っている事を示している(この設定から、第2次Zでは[[バリア貫通]]効果が付いている)。また、刀身に粒子を定着させているためビームサーベルとつばぜり合いが可能になっている。 |
| :;GNソード(ライフルモード) | | :;GNソード(ライフルモード) |
− | ::GNソードに装着されたショートレンジ用ライフル。ソードとライフルの兼用は不可だが、ライフルは格納することが可能なため、GNソードを装備したまま他の武装を使用することも可能となっている。速射性は高いが、他機のものより射程が短い。 | + | ::実体剣を後方に設置させ、ショートレンジ用ライフルを使用可能にした状態。ソードとライフルの兼用は不可だが、ライフルは格納することが可能なため、GNソードを装備したまま他の武装を使用することも可能となっている。速射性は高いが、他機のものより射程が短い。 |
| : | | : |
− | ;GNロングブレイド/ショートブレイド | + | ;GNロングブレイド |
− | :両腰に装着された実体剣。GN粒子を付着させることで切れ味が増す。開発が遅れたため、最初は装備していなかった。 | + | :長剣状の実体剣。左腰に装着する。GN粒子を付着させることで切れ味が増す。開発が遅れたため、最初は装備していなかった。 |
| :初参戦作品の第2次Zでは「厚さ3ミリのEカーボン」を切り裂けると説明されるが、これは[[誤字 #第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|誤字]]であり正しくは'''3メートル'''。実体剣のため、GNフィールドにも有効。後述のセブンソード・コンビネーションの演出に組み込まれての使用に留まり、単独武器としては未実装。 | | :初参戦作品の第2次Zでは「厚さ3ミリのEカーボン」を切り裂けると説明されるが、これは[[誤字 #第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|誤字]]であり正しくは'''3メートル'''。実体剣のため、GNフィールドにも有効。後述のセブンソード・コンビネーションの演出に組み込まれての使用に留まり、単独武器としては未実装。 |
| + | ;GNショートブレイド |
| + | :短剣状の実体剣。右腰に装着する。刀身の長さ以外はGNロングブレイドと同じ。 |
| ;GNビームサーベル | | ;GNビームサーベル |
− | :両肩に2基装備されたビームサーベル。非常に高い切断力を持ち取り回しも良い。上記のGNソードと同様の格闘武器だが、GNソードはGNフィールドを貫通可能なため使用用途の差別化がなされている。 | + | :両肩後部に2基、後腰部に2基の計4基装備。非常に高い切断力を持ち取り回しも良い。ビーム刃の出力を調整し、ビームダガーにする事も出来る。基本的に両肩後部の2基がビームサーベルとして使用される。 |
| + | :上記のGNソードと同様の格闘武器だが、GNソードはGNフィールドを貫通可能なため使用用途の差別化がなされている。 |
| :OEでは「[[ヒット&アウェイ]]」特性付き。 | | :OEでは「[[ヒット&アウェイ]]」特性付き。 |
− | ;GNビームダガー | + | :;GNビームダガー |
− | :腰部に2基装備されたビームダガー。主に投擲して使用する。ビーム刃が短いため拡散(威力が低下)しにくい。なお、ビーム刃を長くすればビームサーベルとしても使える。 | + | ::GNビームサーベルのビーム刃の出力を調整し、短くした状態。主に投擲して使用する。ビーム刃が短いため拡散(威力が低下)しにくい。基本的に後腰部の2基がビームダガーとして使用される。 |
− | :1stシーズンの[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は射撃が苦手な一方で投擲は得意で、投擲でGNファングを撃ち落とした事がある。 | + | ::1stシーズンの[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は射撃が苦手な一方で投擲は得意で、投擲でGNファングを撃ち落とした事がある。 |
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| ==== 必殺技 ==== | | ==== 必殺技 ==== |
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| :バルカンとライフル以外全ての武器に適用される、優秀なボーナス。主力にするなら是非取得しよう。 | | :バルカンとライフル以外全ての武器に適用される、優秀なボーナス。主力にするなら是非取得しよう。 |
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− | == 機体[[BGM]] == | + | == 機体BGM == |
| ;「DAYBREAK BELL」 | | ;「DAYBREAK BELL」 |
| :1stシーズンOPテーマ。 | | :1stシーズンOPテーマ。 |