なおハマーンがグレミーを艦の司令官に任命したのは、大きなカリスマを欲していたネオ・ジオンにおいて彼の素性背景が重要であったが故のことであり、更にはグレミーの性格を把握した上での采配だった。ハマーンはグレミーに多大な期待をしていたのだが、その一方で警戒心を抱いてもおり、グレミーが最終的に獅子身中の虫となったのはハマーンにとっては読み通りではあった。とはいうものの、ネオ・ジオンを内から滅ぼす結果を導くようなタイミングでの反乱までは想定しておらず、グレミーが世の時勢を読みきれない男であったのは残念である。もう少し強かな面があれば、ハマーンと対等の立場としてネオ・ジオンを率いる立場を得られたかもしれない。 | なおハマーンがグレミーを艦の司令官に任命したのは、大きなカリスマを欲していたネオ・ジオンにおいて彼の素性背景が重要であったが故のことであり、更にはグレミーの性格を把握した上での采配だった。ハマーンはグレミーに多大な期待をしていたのだが、その一方で警戒心を抱いてもおり、グレミーが最終的に獅子身中の虫となったのはハマーンにとっては読み通りではあった。とはいうものの、ネオ・ジオンを内から滅ぼす結果を導くようなタイミングでの反乱までは想定しておらず、グレミーが世の時勢を読みきれない男であったのは残念である。もう少し強かな面があれば、ハマーンと対等の立場としてネオ・ジオンを率いる立場を得られたかもしれない。 |