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− | == M9 ガーンズバック(M9 Gernsback) ==
| + | *外国語表記:M9 Gernsback |
| *[[登場作品]]:[[フルメタル・パニックシリーズ]] | | *[[登場作品]]:[[フルメタル・パニックシリーズ]] |
| *分類:第三世代型[[アーム・スレイブ]] | | *分類:第三世代型[[アーム・スレイブ]] |
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| *主なパイロット:[[相良宗介]]、[[クルツ・ウェーバー]]、[[メリッサ・マオ]]、[[ゲイル・マッカラン]] | | *主なパイロット:[[相良宗介]]、[[クルツ・ウェーバー]]、[[メリッサ・マオ]]、[[ゲイル・マッカラン]] |
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| + | == 概要 == |
| 『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』に登場する[[AS]]([[アーム・スレイブ]])。第3世代のAS。 | | 『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』に登場する[[AS]]([[アーム・スレイブ]])。第3世代のAS。 |
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− | 生産工場の違いなどにより、A系列、C系列、D系列、E系列など複数の系列が存在する。通常、M9といった場合は[[ミスリル]]で運用されているE系列の本機のことを指す。D系列は2機存在し、うち1機が本編で使用されている。詳細は'''[[ファルケ]]'''の項を参照。また、試作機がC系列として[[ラムダ・ドライバ]]を搭載し、'''[[アーバレスト]]'''が開発された。また、原作終盤に登場した米軍仕様機はA系列とされ、「フルメタル・パニック! アナザー」で正式に採用されている。[[メリッサ・マオ|マオ]]機は頭部に通信用アンテナが搭載されている。 | + | 生産工場の違いなどにより、A系列、C系列、D系列、E系列など複数の系列が存在する。通常、M9といった場合は[[ミスリル]]で運用されているE系列の本機のことを指す。D系列は2機存在し、うち1機が本編で使用されている。詳細は'''[[ファルケ]]'''の項を参照。また、試作機がC系列として[[ラムダ・ドライバ]]を搭載し、'''[[アーバレスト]]'''が開発された。また、原作終盤に登場した米軍仕様機はA系列とされ、『フルメタル・パニック! アナザー』で正式に採用されている。[[メリッサ・マオ|マオ]]機は頭部に通信用アンテナが搭載されている。 |
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| 「世界の10年先を行く」と言われるほどの超高性能機体で、アメリカ軍の配備に先駆けて[[ミスリル]]に配備されている。[[動力]]が第二世代型ASで採用されていたガスタービンエンジンからパラジウムリアクターに変更され、マッスル・パッケージと呼ばれる人工筋肉による完全電気駆動となっている。それによる軽量化で運動性が上昇し、ロボット離れしたアクロバティックな機動性を発揮する他、高い静粛性を誇る。さらにマッスル・パッケージ自体が防弾性を備えているために華奢な見かけに反して耐久性も向上している。また、駆動系の省スペース化によってペイロードに余裕ができ、電子兵装やウェポンラック、不可視モード実装型[[ECS]]を搭載できるようになった。その一方で「超上級者向け」と称される程ピーキーな機体であり、[[AI]]の搭載によってパイロットの負担が軽減されていても操縦は難しく、後述するようにアメリカ軍に正式採用された時はダウングレードを余儀なくされた(運動音痴のテッサが乗り込んだ時は、散々な目にあっている)。 | | 「世界の10年先を行く」と言われるほどの超高性能機体で、アメリカ軍の配備に先駆けて[[ミスリル]]に配備されている。[[動力]]が第二世代型ASで採用されていたガスタービンエンジンからパラジウムリアクターに変更され、マッスル・パッケージと呼ばれる人工筋肉による完全電気駆動となっている。それによる軽量化で運動性が上昇し、ロボット離れしたアクロバティックな機動性を発揮する他、高い静粛性を誇る。さらにマッスル・パッケージ自体が防弾性を備えているために華奢な見かけに反して耐久性も向上している。また、駆動系の省スペース化によってペイロードに余裕ができ、電子兵装やウェポンラック、不可視モード実装型[[ECS]]を搭載できるようになった。その一方で「超上級者向け」と称される程ピーキーな機体であり、[[AI]]の搭載によってパイロットの負担が軽減されていても操縦は難しく、後述するようにアメリカ軍に正式採用された時はダウングレードを余儀なくされた(運動音痴のテッサが乗り込んだ時は、散々な目にあっている)。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
− | [[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]に乗り換える宗介はともかく、マオとクルツはこれで最後まで戦うことになる。性能は機体ごとに違い、特にクルツ機は何の強化もせずとも最大[[射程]]が9と長い上、クルツが[[精神コマンド]]の[[狙撃]]まで覚えるため、運用法次第では射程外から一方的に攻撃できる。[[J]]・[[W]]ともに[[合体攻撃]]である「ウルズ・ストライク」が[[バリア]]無視で攻撃でき、Wではクルーゾーの乗った[[ファルケ]]との「ウルズ・スペシャル」が使えるため三位一体での運用が基本となる機体。 | + | [[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]に乗り換える宗介はともかく、マオとクルツはこれで最後まで戦うことになる。性能は機体ごとに違い、特にクルツ機は何の強化もせずとも最大[[射程]]が9と長い上、クルツが[[精神コマンド]]の[[狙撃]]まで覚えるため、運用法次第では射程外から一方的に攻撃できる。『[[J]]』・『[[W]]』ともに[[合体攻撃]]である「ウルズ・ストライク」が[[バリア]]無視で攻撃でき、Wではクルーゾーの乗った[[ファルケ]]との「ウルズ・スペシャル」が使えるため三位一体での運用が基本となる機体。 |
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− | J・W共に、宗介機は[[ARX-7 アーバレスト]]へ改造段階を引き継ぐ。
| + | 『J』・『W』共に、宗介機は[[ARX-7 アーバレスト]]へ改造段階を引き継ぐ。 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
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| ;大型単分子カッター | | ;大型単分子カッター |
| :刀剣サイズの単分子カッター。原作序盤においてマオ機が使用した。左腿のハードポイントに鞘ごと懸架される。 | | :刀剣サイズの単分子カッター。原作序盤においてマオ機が使用した。左腿のハードポイントに鞘ごと懸架される。 |
− | :第3次Z時獄篇ではマオ機が単分子カッターの代わりに装備している。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではマオ機が単分子カッターの代わりに装備している。 |
| ;ロイヤル・オードナンスM1108 対戦車ダガー | | ;ロイヤル・オードナンスM1108 対戦車ダガー |
| :文字通り対戦車用に作られたダガー。炸薬が仕込まれており、目標に刺さると爆発し、内部から破壊する。対戦車用と名前が付いているが、ASは戦車より装甲が薄いため、十分すぎる威力を与えられる。 | | :文字通り対戦車用に作られたダガー。炸薬が仕込まれており、目標に刺さると爆発し、内部から破壊する。対戦車用と名前が付いているが、ASは戦車より装甲が薄いため、十分すぎる威力を与えられる。 |
| ;エリコン・コントラヴェスGDC-B 40mmライフル | | ;エリコン・コントラヴェスGDC-B 40mmライフル |
| :AS用のアサルトライフル。腰のハードポイントに懸架可能。 | | :AS用のアサルトライフル。腰のハードポイントに懸架可能。 |
− | :[[W]]ではマルチ[[コンボ]]対応武器となった。[[第3次Z時獄篇]]では全機体が装備している。 | + | :『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではマルチ[[コンボ]]対応武器となった。『第3次Z時獄篇』では全機体が装備している。 |
− | :J・Wではマオ、宗介、マッカラン機のみ使用可能。J・W共に[[コンボ]](マルチコンボ)対応。デフォルトでは空中の敵に届かない。
| + | :『[[スーパーロボット大戦J|J]]』・『W』ではマオ、宗介、マッカラン機のみ使用可能。『J』・『W』共に[[コンボ]](マルチコンボ)対応。デフォルトでは空中の敵に届かない。 |
− | :第3次Z時獄篇ではクルツ機が装備した反面、マオ機は下記の大型単分子カッターに変更された。また、空中の敵にも届く(空適応はB)。 | + | :『第3次Z時獄篇』ではクルツ機が装備した反面、マオ機は下記の大型単分子カッターに変更された。また、空中の敵にも届く(空適応はB)。 |
| ;ボフォースASG96-B 57mm滑腔砲 | | ;ボフォースASG96-B 57mm滑腔砲 |
| :狙撃に使われる銃。腰のハードポイントに懸架可能。 | | :狙撃に使われる銃。腰のハードポイントに懸架可能。 |
− | :クルツ機のみ。AS用対物狙撃砲以上の射程を持つ。第3次Z時獄篇では装備していない……と思われがちだが、'''実は「AS用対物狙撃銃」名義で装備している'''。武器リストで正式名称を確認するとしっかり書かれている。 | + | :クルツ機のみ。AS用対物狙撃砲以上の射程を持つ。『第3次Z時獄篇』では「AS用対物狙撃銃」名義で装備している。武器リストで正式名称を確認するとしっかり書かれている。 |
| ;OTOメララ 『ボクサー』 57mm散弾砲 | | ;OTOメララ 『ボクサー』 57mm散弾砲 |
| :近距離用の滑空砲。相手に接近し確実に当たる距離から確実に当てる。威力は高いが反動も強い。腰のハードポイントに懸架可能。 | | :近距離用の滑空砲。相手に接近し確実に当たる距離から確実に当てる。威力は高いが反動も強い。腰のハードポイントに懸架可能。 |
− | :宗介機のみ。[[ARX-7 アーバレスト]]に引き継がれる。第3次Z時獄篇では装備していない。 | + | :宗介機のみ。[[ARX-7 アーバレスト]]に引き継がれる。『第3次Z時獄篇』では装備していない。 |
| ;76mmAS用対物狙撃砲 | | ;76mmAS用対物狙撃砲 |
| :大型の狙撃砲。銃身の折り畳みが可能で、背部のハードポイントに懸架可能。専用のケースに収納して左腿のハードポイントにも装着できる。 | | :大型の狙撃砲。銃身の折り畳みが可能で、背部のハードポイントに懸架可能。専用のケースに収納して左腿のハードポイントにも装着できる。 |
− | :J・Wではマオ、クルツ、マッカラン機が装備している。長射程の反撃武器として重宝する。時獄篇では全機オミット。 | + | :『J』・『W』ではマオ、クルツ、マッカラン機が装備している。長射程の反撃武器として重宝する。『第3次Z時獄篇』では全機オミット。 |
− | :ゲームではなぜか狙撃銃と表記されているが、原作では狙撃'''砲'''という名称である。 | + | :スパロボではなぜか狙撃'''銃'''と表記されている。 |
− | ;ヒューズVGM-A2(M) 『ヴァーサイルⅡ』 多目的ミサイル | + | ;ヒューズVGM-A2(M) 『ヴァーサイルII』 多目的ミサイル |
| :9連装ミサイルランチャーから発射。ランチャーは背部のハードポイントに懸架可能。 | | :9連装ミサイルランチャーから発射。ランチャーは背部のハードポイントに懸架可能。 |
− | :第3次Z時獄篇ではマオ機が装備するガーンズバック唯一の全体攻撃。 | + | :『第3次Z時獄篇』ではマオ機が装備するガーンズバック唯一の全体攻撃。 |
| ;レイセオン/ゼネラルエレクトリックK1 『ジャベリン』 超高速ミサイル | | ;レイセオン/ゼネラルエレクトリックK1 『ジャベリン』 超高速ミサイル |
| :筒状のランチャーから発射。ランチャーは背部のハードポイントに懸架可能。 | | :筒状のランチャーから発射。ランチャーは背部のハードポイントに懸架可能。 |
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| ;妖精の目 | | ;妖精の目 |
| :原作終盤、[[トゥアハー・デ・ダナン]]戦隊所属のM9各機に追加搭載される特殊センサー。 | | :原作終盤、[[トゥアハー・デ・ダナン]]戦隊所属のM9各機に追加搭載される特殊センサー。 |
− | :[[ラムダ・ドライバ]]による不可視の力場が発生した際、その発生箇所および力場密度を感知してM9のモニターに転送し、『どこが厚くてどこが手薄か』を表示する装置。これにより、TDD戦隊はラムダ・ドライバを搭載した機体を、非ラムダ・ドライバ搭載機でも'''通常戦闘で'''撃破可能になった(開発前にもクルツなどがダメージを与えたりしたことはあるが、それらはあくまで狙撃などの『意識外からの不意討ち』によるもの)。開発者は[[ARX-8 レーバテイン|レーバテイン]]の『妖精の羽』と同じく、クダン・ミラ。 | + | :[[ラムダ・ドライバ]]による不可視の力場が発生した際、その発生箇所および力場密度を感知してM9のモニターに転送し、「どこが厚くてどこが手薄か」を表示する装置。これにより、TDD戦隊はラムダ・ドライバを搭載した機体を、非ラムダ・ドライバ搭載機でも'''通常戦闘で'''撃破可能になった(開発前にもクルツなどがダメージを与えたことはあるが、それらはあくまで狙撃などの「意識外からの不意討ち」によるもの)。開発者は[[ARX-8 レーバテイン|レーバテイン]]の「妖精の羽」と同じく、クダン・ミラ。 |
− | :天獄篇では中盤に追加。シナリオ中での説明では、ラムダ・ドライバ以外のバリアや敵機体の細かな挙動なども察知できる超高精度なセンサーの様なものと説明され、原作よりも多機能なものになっている。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では中盤に追加。シナリオ中での説明では、ラムダ・ドライバ以外のバリアや敵機体の細かな挙動なども察知できる超高精度なセンサーの様なものと説明され、原作よりも多機能なものになっている。 |
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| === [[合体攻撃]] === | | === [[合体攻撃]] === |
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| ;ウルズ・ストライク | | ;ウルズ・ストライク |
| :[[M9 ガーンズバック (マオ機)|マオ機]]、[[M9 ガーンズバック (クルツ機)|クルツ機]]、[[相良宗介|宗介]]機でコンビネーション攻撃を行う。攻撃属性は射撃扱い。なお、[[相良宗介]]の搭乗機体及び[[ラムダ・ドライバ]]発動の有無でモーションが違う。 | | :[[M9 ガーンズバック (マオ機)|マオ機]]、[[M9 ガーンズバック (クルツ機)|クルツ機]]、[[相良宗介|宗介]]機でコンビネーション攻撃を行う。攻撃属性は射撃扱い。なお、[[相良宗介]]の搭乗機体及び[[ラムダ・ドライバ]]発動の有無でモーションが違う。 |
− | :天獄篇では宗介のアーバレストがラムダドライバ起動状態にあると技名が「ウルズ・ストライクR」になるがΛの英語表記は'''lambdaでLである'''...いったいなんのRなのだろうか。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では宗介のアーバレストがラムダドライバ起動状態にあると技名が「ウルズ・ストライクR」になるがΛの英語表記は'''lambdaでLである'''...いったいなんのRなのだろうか。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
| ;[[ECS]] | | ;[[ECS]] |
− | :JとWでは[[分身]]系能力の一種、第3次Zは「閃き・闘志・突撃の効果を得た状態で出撃」となっている。 | + | :『J』と『W』では[[分身]]系能力の一種、第3次Zは「閃き・闘志・突撃の効果を得た状態で出撃」となっている。 |
| ;剣装備 | | ;剣装備 |
| :単分子カッターによる[[切り払い|斬り払い]]を発動。 | | :単分子カッターによる[[切り払い|斬り払い]]を発動。 |
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| :[[撃ち落とし]]を発動。 | | :[[撃ち落とし]]を発動。 |
| ;妖精の目 | | ;妖精の目 |
− | :天獄篇で中盤に追加され、気力130以上で与ダメージ1.1倍、クリティカル率+30%、バリア貫通の効果を得る。 | + | :『第3次Z天獄篇』で中盤に追加され、気力130以上で与ダメージ1.1倍、クリティカル率+30%、バリア貫通の効果を得る。 |
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| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
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| === カスタムボーナス === | | === カスタムボーナス === |
| ;全ての武器の弾数が1.5倍になる。 | | ;全ての武器の弾数が1.5倍になる。 |
− | :第3次Zで宗介機が採用。 | + | :『第3次Z』で宗介機が採用。 |
| | | |
| == 機体[[BGM]] == | | == 機体[[BGM]] == |
| ;「戦うM9」 | | ;「戦うM9」 |
− | :劇中BGM。J・W共にデフォルトBGM。 | + | :劇中BGM。『J』・『W』共にデフォルトBGM。 |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
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| : | | : |
| ;M9 ガーンズバック 米軍仕様 | | ;M9 ガーンズバック 米軍仕様 |
− | :『フルメタル・パニック! アナザー』に登場するA系列の実機配備型。ミスリルで試験運用されている機体と違い、パラジウムリアクターの変更により出力の低下と引き換えに作戦行動時間の延長、装甲強化とマッスルパッケージの仕様変更で防御力強化と引き換えに自重増加による運動性の低下、固定武装の変更、電子兵装の強化等と大幅に変更された。なお、本機の無印モデルは通称「オリジナル・ガーンズ」と呼ばれているが、'''ミスリル仕様を知っている者は決してこの通称を使わない'''。ミスリル仕様M9の設計に関わったマオに至ってはM9とすら認めていない・・・が、そもそも性能がダウングレードされたのは、彼女がM9をピーキーな機体にしてしまったのが原因だったりする。 | + | :『フルメタル・パニック! アナザー』に登場するA系列の実機配備型。ミスリルで試験運用されている機体と違い、パラジウムリアクターの変更により出力の低下と引き換えに作戦行動時間の延長、装甲強化とマッスルパッケージの仕様変更で防御力強化と引き換えに自重増加による運動性の低下、固定武装の変更、電子兵装の強化等と大幅に変更された。なお、本機の無印モデルは通称「オリジナル・ガーンズ」と呼ばれているが、'''ミスリル仕様を知っている者は決してこの通称を使わない'''。ミスリル仕様M9の設計に関わったマオに至ってはM9とすら認めていない……が、そもそも性能がダウングレードされたのは、彼女がM9をピーキーな機体にしてしまったのが原因である。 |
| :;M9A1 ガーンズバック アーマード | | :;M9A1 ガーンズバック アーマード |
− | ::改良型モデルでアナザーでは最も配備数の多いタイプ。『アーマード』とあるが、[[VF-1J アーマードバルキリー|スパロボに]][[VF-11CFA サンダーボルト|登場した]][[フルアーマー電童|機体]][[フルアーマーガンダム|と]][[フルアーマーΖΖガンダム|違い]]装甲をふっ飛ばして中から細身のかっこいいM9が出てくるわけではない。 | + | ::改良型モデルでアナザーでは最も配備数の多いタイプ。「アーマード」とあるが、[[VF-1J アーマードバルキリー|スパロボに]][[VF-11CFA サンダーボルト|登場した]][[フルアーマー電童|機体]][[フルアーマーガンダム|と]][[フルアーマーΖΖガンダム|違い]]装甲をふっ飛ばして中から細身のかっこいいM9が出てくるわけではない。 |
| :;M9A1E1 ガーンズバック アーセナル | | :;M9A1E1 ガーンズバック アーセナル |
| ::アーマードの更なる改良型でM6A2E2 ブッシュマスターの後継的な位置付け。頭部の巨大なセンサ・電子戦モジュールが大きな特徴で初期のM9とは別の機種にすら見える。また、セワード・アーセナル社製のAGS-3榴弾砲(デモリッションガン3とも呼ばれる)という'''155mmの砲弾を発射できる兵装'''を装備している。 | | ::アーマードの更なる改良型でM6A2E2 ブッシュマスターの後継的な位置付け。頭部の巨大なセンサ・電子戦モジュールが大きな特徴で初期のM9とは別の機種にすら見える。また、セワード・アーセナル社製のAGS-3榴弾砲(デモリッションガン3とも呼ばれる)という'''155mmの砲弾を発射できる兵装'''を装備している。 |
− | ::賀東氏によると、アーマードと共にあえてM9のデザインを担当した海老川兼武氏ではなく、渭原敏明氏にメカデザインを依頼しており『メタボな方向に突き進むM9』とコメントがある。更に渭原氏は'''もっと酷いデザインのM9のラフ'''を描いており、紙面の都合上紹介されてない。 | + | ::賀東氏によると、アーマードと共にあえてM9のデザインを担当した海老川兼武氏ではなく、渭原敏明氏にメカデザインを依頼しており「メタボな方向に突き進むM9」とコメントがある。更に渭原氏は'''もっと酷いデザインのM9のラフ'''を描いており、紙面の都合上紹介されてない。 |
| :;M9A2 ガーンズバック エンハンスド | | :;M9A2 ガーンズバック エンハンスド |
− | ::高性能化が進む各国のASに対向するために本来のM9のコンセプトに立ち返った最新モデル。リアクターをミスリル仕様同様のシリーズに換装しマッスルパッケージも運動性と防弾性能を高めた新型パーツに変更された。また、操縦システムに「テイマー・システム」を採用しており操縦の簡略化が行われている…が、ベテラン操縦兵には不評でセミ・マスタースレイブを使用している。 | + | ::高性能化が進む各国のASに対向するために本来のM9のコンセプトに立ち返った最新モデル。リアクターをミスリル仕様同様のシリーズに換装しマッスルパッケージも運動性と防弾性能を高めた新型パーツに変更された。また、操縦システムに「テイマー・システム」を採用しており操縦の簡略化が行われている……が、ベテラン操縦兵には不評でセミ・マスタースレイブを使用している。 |
| :;M9A2SOP ガーンズバック シグマ・エリート | | :;M9A2SOP ガーンズバック シグマ・エリート |
| ::エンハンスドの特殊部隊仕様の改装機。ベース機のエンハンスドの大半のパーツを特注品に変更、テイマー・システムの全廃によって、嘗てのミスリル運用機とほぼ同等の性能を持つ。なお、限られたエリートが乗り込むことを前提としているため一般的な操縦兵が乗りこなせる運動性、耐G性能が考慮されておらず、装甲防御力自体もごく最低限のものでありかなりピーキーな設計である。 | | ::エンハンスドの特殊部隊仕様の改装機。ベース機のエンハンスドの大半のパーツを特注品に変更、テイマー・システムの全廃によって、嘗てのミスリル運用機とほぼ同等の性能を持つ。なお、限られたエリートが乗り込むことを前提としているため一般的な操縦兵が乗りこなせる運動性、耐G性能が考慮されておらず、装甲防御力自体もごく最低限のものでありかなりピーキーな設計である。 |
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| <amazon>B002P67BWC</amazon><amazon>B00359EZ3G</amazon><amazon>B006LF356E</amazon> | | <amazon>B002P67BWC</amazon><amazon>B00359EZ3G</amazon><amazon>B006LF356E</amazon> |
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| + | {{DEFAULTSORT:M9かあんすはつく}} |
| [[category:登場メカ英数字・記号]] | | [[category:登場メカ英数字・記号]] |
| [[category:フルメタル・パニックシリーズ]] | | [[category:フルメタル・パニックシリーズ]] |
− | {{DEFAULTSORT:M9かあんすはつく}}
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