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329 バイト追加 、 2016年7月10日 (日) 13:42
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=== OGシリーズ ===
 
=== OGシリーズ ===
設定がやや変更されている。
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設定が大幅に追加・変更されている。
 
本作でのラースエイレムはフューリーの機体のうち、ラフトクランズと[[クストウェル・ブラキウム]]、開発中の[[ズィー=ガディン]]、玉座機[[グランティード]]とその半身である神竜バシレウスにのみ搭載されているが、グランティードのものはエ=セルダが持ち出した際のゴタゴタで完全に壊れている。
 
本作でのラースエイレムはフューリーの機体のうち、ラフトクランズと[[クストウェル・ブラキウム]]、開発中の[[ズィー=ガディン]]、玉座機[[グランティード]]とその半身である神竜バシレウスにのみ搭載されているが、グランティードのものはエ=セルダが持ち出した際のゴタゴタで完全に壊れている。
    
半球状のステイシス・フィールドを展開するのは同じだが、今作ではキャンセラーがなく、フューリー製の機体であってもラースエイレムを持たない機体は影響を受ける。
 
半球状のステイシス・フィールドを展開するのは同じだが、今作ではキャンセラーがなく、フューリー製の機体であってもラースエイレムを持たない機体は影響を受ける。
また、効果も時間停止ではなく、システムを持たない機体の時粒子を極限まで低速に落とすものであり、しかもステイシス・フィールドは長時間維持できない。さらに使用した機体のエネルギーも大幅に減少する上、その中で行動すれば負荷による物理的なダメージも発生する。
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また、効果も時間停止ではなく、システムを持たない機体の時粒子を極限まで低速に落とすものであり、しかもステイシス・フィールドは長時間維持できない。さらに使用した機体のエネルギーも大幅に減少する上、その中で行動すれば負荷による物理的なダメージも機体・パイロットの双方に発生する。その上、ステイシス・フィールドは最長でも5分しか維持できず、展開するには事前に長時間のエネルギー・チャージが必要となっている。
    
さらに、本作ではラースエイレムは正々堂々を重んじる騎士の戦いにはふさわしくない、一方的に相手を殴るだけの卑劣な装備であるとして、本来は皇帝、現在は最高権力者である皇女シャナ=ミアの許可なくしては使用することを許されない。
 
さらに、本作ではラースエイレムは正々堂々を重んじる騎士の戦いにはふさわしくない、一方的に相手を殴るだけの卑劣な装備であるとして、本来は皇帝、現在は最高権力者である皇女シャナ=ミアの許可なくしては使用することを許されない。
 
騎士階級にある者が無断で使用すれば、良くて階級剥奪と騎士団からの除名、悪ければ死刑すらあり得る禁忌とされている。
 
騎士階級にある者が無断で使用すれば、良くて階級剥奪と騎士団からの除名、悪ければ死刑すらあり得る禁忌とされている。
ただ、これらはあくまで騎士団内部のルールであり、諜士などの裏の部隊では無視されている。
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ただ、これらはあくまで騎士団内部のルールであり、諜士団などの裏の部隊には適用されない。
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そして一番の変更点は、『J』と異なり無制限には使用できないということである。本作のラースエイレムを使用するには、フューリーの母星でしか産出されないレアメタル「エイテルム」をコアとする必要があるのだが、エイテルムはラースエイレムの使用回数が限界を超えると砕けてなくなってしまう。しかも、外からではあと何回ラースエイレムが使えるのか全くわからないため、使ってみなければ限界かどうかわからないという欠点がある。
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そして一番の変更点は、『J』と異なり無制限には使用できないということである。本作のラースエイレムを使用するには、フューリーの母星でしか産出されないレアメタル「エイテルム」をコアとする必要があるのだが、エイテルムはラースエイレムの使用回数が限界を超えると砕けてなくなってしまう。しかも、'''外からではあと何回ラースエイレムが使えるのか全くわからないため、使ってみなければ限界かどうかわからない'''という欠点がある。
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『J』と比べれば使用に大幅な制限や制約が付き、効力も落ちた為「使えば勝てる」という単純なものではなくなったとはいえ、依然として脅威の兵器である事には変わりなく、対抗するには同じラースエイレム搭載機か、時流エンジン搭載機が必要不可欠となっている。
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総じて、『J』から使用に大幅な制限や制約が付き、効力も落ちた為「いくらでも使えて、使えば勝てる」という単純なものではなくなっている。が、地球側にはまともな対抗手段がないため、依然として脅威の兵器である事には変わりなく、対抗するには同じラースエイレム搭載機か、時流エンジン搭載機が必要不可欠となっている。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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