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− | == 綾波レイ(Rei Ayanami) ==
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| *[[登場作品]] | | *[[登場作品]] |
| **[[新世紀エヴァンゲリオン]]([[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]) | | **[[新世紀エヴァンゲリオン]]([[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]) |
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| *キャラクターデザイン:貞本義行 | | *キャラクターデザイン:貞本義行 |
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| + | == 概要 == |
| === 旧世紀版 === | | === 旧世紀版 === |
| [[EVA零号機]]および[[EVA零号機改]]のパイロット。過去の経歴は一切不明。登場した際は零号機の起動実験中に事故のため重傷を負っていた。 | | [[EVA零号機]]および[[EVA零号機改]]のパイロット。過去の経歴は一切不明。登場した際は零号機の起動実験中に事故のため重傷を負っていた。 |
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| その正体は、[[碇ゲンドウ]]の妻・[[碇ユイ]]の[[クローン]]の肉体に、サルベージされた[[第2使徒リリス]]の魂が入れられた存在。つまりシンジやゲンドウにとっては、「他人であって他人ではない」という、曖昧な関係となっている。また、同様の手段でアダムの魂が宿った渚カヲルとは"同じ存在"である。[[セントラルドグマ]]に彼女のスペアの肉体が多数存在していたが、ストーリー終盤にて、ゲンドウに捨てられた[[赤木リツコ]]の手で全てが破壊された。 | | その正体は、[[碇ゲンドウ]]の妻・[[碇ユイ]]の[[クローン]]の肉体に、サルベージされた[[第2使徒リリス]]の魂が入れられた存在。つまりシンジやゲンドウにとっては、「他人であって他人ではない」という、曖昧な関係となっている。また、同様の手段でアダムの魂が宿った渚カヲルとは"同じ存在"である。[[セントラルドグマ]]に彼女のスペアの肉体が多数存在していたが、ストーリー終盤にて、ゲンドウに捨てられた[[赤木リツコ]]の手で全てが破壊された。 |
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− | ゲンドウには好意を持っていたが、次第にその感情はゲンドウよりもシンジに向かっていく事になる。また、[[第16使徒アルミサエル]]との戦いで自爆後、『三人目』となった事で記憶と感情のリセットが生じ、最終的に「私は人形じゃない」と、自らの意思で彼を裏切る。その際にゲンドウの持つ[[第1使徒アダム|アダム]]を取り込み、[[第2使徒リリス|リリス]]との融合(正確には「回帰」)を果たしたレイは、彼の息子である[[碇シンジ|シンジ]]の乗った[[EVA初号機]]の許へと向かう。この時、既にアダムの魂(渚カヲル)はリリスのLCLに溶けていた為、最終的に彼女が神に等しき存在となり、ゲンドウと[[ゼーレ]]の待ち望んだ[[人類補完計画]]の発動となる。計画発動後、LCLに帰化した全ての人類の未来の決定権をシンジに委ね、リリスの精神世界で対話と葛藤を果たしたシンジは、「傷付きながらも『他人』のいる世界」を選択。レイは補完計画を破綻させるべく、人外となった自らの身体を自己崩壊させ、カヲルと共に魂でシンジの前に現れ、永遠の別れを告げた。 | + | ゲンドウには好意を持っていたが、次第にその感情はゲンドウよりもシンジに向かっていく事になる。また、[[第16使徒アルミサエル]]との戦いで自爆後、「三人目」となった事で記憶と感情のリセットが生じ、最終的に「私は人形じゃない」と、自らの意思で彼を裏切る。その際にゲンドウの持つ[[第1使徒アダム|アダム]]を取り込み、[[第2使徒リリス|リリス]]との融合(正確には「回帰」)を果たしたレイは、彼の息子である[[碇シンジ|シンジ]]の乗った[[EVA初号機]]の許へと向かう。この時、既にアダムの魂(渚カヲル)はリリスのLCLに溶けていた為、最終的に彼女が神に等しき存在となり、ゲンドウと[[ゼーレ]]の待ち望んだ[[人類補完計画]]の発動となる。計画発動後、LCLに帰化した全ての人類の未来の決定権をシンジに委ね、リリスの精神世界で対話と葛藤を果たしたシンジは、「傷付きながらも『他人』のいる世界」を選択。レイは補完計画を破綻させるべく、人外となった自らの身体を自己崩壊させ、カヲルと共に魂でシンジの前に現れ、永遠の別れを告げた。 |
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− | 漫画版においては、比較的明確にシンジに対して恋愛感情を抱いていっており、'''独占欲さえ抱いている'''。原作と「碇シンジ補完計画」の中間と言えなくもない。また、三人目登場後は原作と同じなものの、二人目の感情は決して消えたわけではない模様。補完計画破綻における別れの際も変わっており、何処かでシンジが「還ってくる」のを待っていると告げるとリリスの体を爆ぜさせ、新たな命の種として地球に降り注がせた。 | + | 漫画版においては、比較的明確にシンジに対して恋愛感情を抱いていっており、'''独占欲さえ抱いている'''。原作と漫画『碇シンジ補完計画』の中間と言えなくもない。また、三人目登場後は原作と同じなものの、二人目の感情は決して消えたわけではない模様。補完計画破綻における別れの際も変わっており、何処かでシンジが「還ってくる」のを待っていると告げるとリリスの体を爆ぜさせ、新たな命の種として地球に降り注がせた。 |
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| === 新劇場版 === | | === 新劇場版 === |
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| :シンジ曰くいつのまにか[[イカロス基地]]に来ていた。過去シリーズから見ても珍しく、攻撃力が上がる精神を一つも覚えないため、せっかくの[[ロンギヌスの槍]]も宝の持ち腐れ状態である。[[パレッス粒子]]の影響を受けないため、特定ステージでは活躍が期待出来る。支援系[[精神コマンド]]は便利で「[[絆]]」を覚える。 | | :シンジ曰くいつのまにか[[イカロス基地]]に来ていた。過去シリーズから見ても珍しく、攻撃力が上がる精神を一つも覚えないため、せっかくの[[ロンギヌスの槍]]も宝の持ち腐れ状態である。[[パレッス粒子]]の影響を受けないため、特定ステージでは活躍が期待出来る。支援系[[精神コマンド]]は便利で「[[絆]]」を覚える。 |
| :一時離脱はあるが、本作では自軍に復帰する。素での攻撃能力はシンジやアスカと比較して劣るが、2周目以降は復帰時に大量の[[PP]]を獲得しているという[[バグ]]の為、周回を重ねるごとに飛躍的に強くなる。 | | :一時離脱はあるが、本作では自軍に復帰する。素での攻撃能力はシンジやアスカと比較して劣るが、2周目以降は復帰時に大量の[[PP]]を獲得しているという[[バグ]]の為、周回を重ねるごとに飛躍的に強くなる。 |
− | :原作同様、[[第一始祖民族]](αシリーズでは『[[伝説巨神イデオン]]』の[[第6文明人]]と同じ)が遺した[[第2使徒リリス]]として、シンジと共に[[人類補完計画]]の中核人物となる。今回の補完計画は[[アポカリュプシス]]を乗り越える手段であるため重要度がいつもより高い。[[渚カヲル]]の存在と彼の発言、αでの「三人目」消失からすると、彼女もまた『MX』ないしはそれに近い世界から飛ばされて来た「二人目」である可能性が推察できる。 | + | :原作同様、[[第一始祖民族]](αシリーズでは『[[伝説巨神イデオン]]』の[[第6文明人]]と同じ)が遺した[[第2使徒リリス]]として、シンジと共に[[人類補完計画]]の中核人物となる。今回の補完計画は[[アポカリュプシス]]を乗り越える手段であるため重要度がいつもより高い。[[渚カヲル]]の存在と彼の発言、『α』での「三人目」消失からすると、彼女もまた『MX』ないしはそれに近い世界から飛ばされて来た「二人目」である可能性が推察できる。 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
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| エヴァパイロットは全員似通った能力値だが、レイはやや攻撃に偏りが見られ、[[格闘]]は低いが[[射撃]]が高い傾向にある。 | | エヴァパイロットは全員似通った能力値だが、レイはやや攻撃に偏りが見られ、[[格闘]]は低いが[[射撃]]が高い傾向にある。 |
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− | [[スーパーロボット大戦F|F]]においての[[シンクロ率]]の伸びはエヴァパイロット中最低の伸びであった。他のシリーズでも出撃時の初期シンクロ率も他のEVAパイロットより低い。 | + | 『[[スーパーロボット大戦F|F]]』においての[[シンクロ率]]の伸びはエヴァパイロット中最低の伸びであった。他のシリーズでも出撃時の初期シンクロ率も他のEVAパイロットより低い。 |
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| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
− | [[集中]]、[[ひらめき]]を覚える傾向にあり雑魚戦は無難にこなせる。また、参戦当初は原作を再現してか[[自爆]]を覚える傾向にあったが近年はシステムの影響もあり修得しない。 | + | [[集中]]、[[ひらめき]]を覚える傾向にあり雑魚戦は無難にこなせる。また、参戦当初(『F』・『F完結編』・『α』)は原作を再現してか[[自爆]]を習得したが、以降はシステムの影響もあり習得しない。 |
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− | [[スーパーロボット大戦α|α]]以降からは[[脱力]]を持ち、サポート用[[精神コマンド]]も修得するようになる。[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦α|α]]は[[魂]]や[[捨て身]]と言った非常に爆発力のある精神コマンドを修得したが、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]では攻撃力アップ系のものを一切修得しないというかなりの偏りがみられる。
| + | 『α』以降からは[[脱力]]を持ち、サポート用[[精神コマンド]]も習得するようになる。『F』、『α』は[[魂]]や[[捨て身]]といった非常に爆発力のある精神コマンドを習得したが、『MX』、『第3次α』では攻撃力アップ系のものを一切習得しないというかなりの偏りがみられる。 |
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| ;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] | | ;[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] |
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| ;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]]) | | ;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]]) |
| :'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[脱力]]、[[狙撃]]、[[覚醒]]''' | | :'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[必中]]、[[脱力]]、[[狙撃]]、[[覚醒]]''' |
| + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]] |
| + | :'''[[集中]]、[[鉄壁]]、[[狙撃]]、[[激励]]、[[絆]]''' |
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| === [[特殊技能]](特殊スキル) === | | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
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| ;[[惣流・アスカ・ラングレー]] | | ;[[惣流・アスカ・ラングレー]] |
| :彼女はレイの性格を気に入らず(シンジ絡みでの邪推、嫉妬も)、自暴自棄になったときにある質問をして、完全にレイに心を閉ざした。 | | :彼女はレイの性格を気に入らず(シンジ絡みでの邪推、嫉妬も)、自暴自棄になったときにある質問をして、完全にレイに心を閉ざした。 |
− | :新劇場版の『[[式波・アスカ・ラングレー|式波]]』とは、よりハッキリした言葉で気を使うなど、関係性で改善が見られる。 | + | :新劇場版の「[[式波・アスカ・ラングレー|式波]]」とは、よりハッキリした言葉で気を使うなど、関係性で改善が見られる。 |
| ;[[赤木リツコ]] | | ;[[赤木リツコ]] |
| :レイの身体管理も行っており、ある人物を中心に近い立場にいる人間だが、同時に憎まれてもいる。漫画版では首を締める場面もある。その理由は…。 | | :レイの身体管理も行っており、ある人物を中心に近い立場にいる人間だが、同時に憎まれてもいる。漫画版では首を締める場面もある。その理由は…。 |
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| === スーパー系 === | | === スーパー系 === |
| ;[[神名綾人]]、[[如月久遠]] | | ;[[神名綾人]]、[[如月久遠]] |
− | :[[MX]]にて[[真聖ラーゼフォン]]となった彼らの前に[[第2使徒リリス|リリス]]となった姿で現れ、「翼の生えた3体の神々」の競演を果たす。最終的には綾人によって別の世界へと送られた。 | + | :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』にて[[真聖ラーゼフォン]]となった彼らの前に[[第2使徒リリス|リリス]]となった姿で現れ、「翼の生えた3体の神々」の競演を果たす。最終的には綾人によって別の世界へと送られた。 |
| ;[[鳥飼守]] | | ;[[鳥飼守]] |
− | :[[MX]]では彼の放った[[ビバーチェ]]の精神攻撃から、シンジを護るべく[[自爆]]。間接的にではあるが、彼によって「2人目」の綾波レイは葬られる結果となった。 | + | :『MX』では彼の放った[[ビバーチェ]]の精神攻撃から、シンジを護るべく[[自爆]]。間接的にではあるが、彼によって「2人目」の綾波レイは葬られる結果となった。 |
| ;[[ディック・アルカイン]] | | ;[[ディック・アルカイン]] |
− | :[[L]]では初対面の際に口説かれ、百合の花を贈られる。 | + | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では初対面の際に口説かれ、百合の花を贈られる。 |
| ;[[早瀬浩一]] | | ;[[早瀬浩一]] |
− | :[[L]]では終盤の[[セントラル]]との最終決戦において、ファイナルフェイズを発動させようとする彼に訪れた窮地をシンジやアスカと共に救う。 | + | :『L』では終盤の[[セントラル]]との最終決戦において、ファイナルフェイズを発動させようとする彼に訪れた窮地をシンジやアスカと共に救う。 |
| ;[[ニア・テッペリン]] | | ;[[ニア・テッペリン]] |
− | :[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]にて、彼女の手料理を食べて'''平然としていた'''。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて、彼女の手料理を食べて'''平然としていた'''。 |
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| === [[ガンダムシリーズ]] === | | === [[ガンダムシリーズ]] === |
| ;[[ヒイロ・ユイ]] | | ;[[ヒイロ・ユイ]] |
− | :無口同士。[[α]]では彼と無口対決を繰り広げる。意外と仲も良く、[[第3次α]]でも彼とよく会話していた。[[SC]]でも絡みのある唯一の他作品キャラであった。 | + | :無口同士。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では彼と無口対決を繰り広げる。意外と仲も良く、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』でも彼とよく会話する。『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander|SC]]』でも絡みのある唯一の他作品キャラであった。 |
| :さらに精神コマンド「自爆」を覚え、よりにもよって乗機の修理費が高い(自爆をためらわせる)ことも共通している。 | | :さらに精神コマンド「自爆」を覚え、よりにもよって乗機の修理費が高い(自爆をためらわせる)ことも共通している。 |
| ;[[キラ・ヤマト]]、[[カガリ・ユラ・アスハ]] | | ;[[キラ・ヤマト]]、[[カガリ・ユラ・アスハ]] |
− | :[[第3次α]]では彼らやシンジ・アスカも交えてバナディーヤへ買い出しに出かける。 | + | :『第3次α』では彼らやシンジ・アスカも交えてバナディーヤへ買い出しに出かける。 |
| ;[[レイ・ザ・バレル]] | | ;[[レイ・ザ・バレル]] |
− | :同じ「レイ」の名前を持ち、クローンであるという共通点を持つ人物。[[L]]にて初共演。深い絡みこそ無かったものの、デスティニープランに反対したレイの言葉(後述)に、彼が大きく動揺する場面があった。 | + | :同じ「レイ」の名前を持ち、クローンであるという共通点を持つ人物。『[[スーパーロボット大戦L|L]]』にて初共演。深い絡みこそ無いものの、デスティニープランに反対したレイの言葉(後述)に大きく動揺する場面がある。 |
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| === リアル系 === | | === リアル系 === |
| ;[[熱気バサラ]] | | ;[[熱気バサラ]] |
− | :レイも彼の歌には好感を抱いている様子。ちなみに、彼の仲間にも[[レイ・ラブロック|同名の人物]]がいる為、一部攻略本では『レイ(エヴァ)』の表記で区別されている。 | + | :レイも彼の歌には好感を抱いている様子。ちなみに、彼の仲間にも[[レイ・ラブロック|同名の人物]]がいる為、一部攻略本では「レイ(エヴァ)」の表記で区別されている。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| ==== αシリーズ ==== | | ==== αシリーズ ==== |
| ;「私はコーディネイターじゃないわ」 | | ;「私はコーディネイターじゃないわ」 |
− | :第3次α第20話(地球降下ルート)「強襲、砂漠の虎」でキラが大気圏突入しながらも無事であった一件にて[[コーディネイター]]の常人とはかけ離れたスペックを聞いたアスカが、人間としてのスペックが違うと言うことでレイと関連づけた時に返したレイの台詞。 | + | :『第3次α』第20話(地球降下ルート)「強襲、砂漠の虎」でキラが大気圏突入しながらも無事であった一件にて[[コーディネイター]]の常人とはかけ離れたスペックを聞いたアスカが、人間としてのスペックが違うと言うことでレイと関連づけた時に返したレイの台詞。 |
| :これに対しアスカは全く意に返さなかったが、どちらも人為的な背景で生まれたという点が共通している。また、この時アスカはレイとコーディネイターが「似たような存在」と言っているので、レイの出自はこの時点で周囲もある程度知っているようである。 | | :これに対しアスカは全く意に返さなかったが、どちらも人為的な背景で生まれたという点が共通している。また、この時アスカはレイとコーディネイターが「似たような存在」と言っているので、レイの出自はこの時点で周囲もある程度知っているようである。 |
| ;「…そう。あなたも滅びのために来たの…」 | | ;「…そう。あなたも滅びのために来たの…」 |
− | :第3次α第36話「激突!勇者VS勇者!」に於ける[[第5使徒ラミエル|ラミエル]]との[[戦闘前会話]]。突然の復活を[[アポカリュプシス]]の前兆として看破したのであろうか? | + | :『第3次α』第36話「激突!勇者VS勇者!」に於ける[[第5使徒ラミエル|ラミエル]]との[[戦闘前会話]]。突然の復活を[[アポカリュプシス]]の前兆として看破したのであろうか? |
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| ==== 単独作品 ==== | | ==== 単独作品 ==== |
| ;「あの人は…戻ってきた。大事なものを守るために…」<br />「だけど、守れなかった」<br />「それでも、あの人は………」 | | ;「あの人は…戻ってきた。大事なものを守るために…」<br />「だけど、守れなかった」<br />「それでも、あの人は………」 |
− | :MXの第37話(『PORTABLE』では第38話)「男の戦い」に於ける[[EVA3号機]]事件で意識を失ったシンジの心象世界に現われ、悲劇に見舞われながらも[[神名綾人|護る為の戦いを放棄しない者]]が居る事を、戦いから逃避した彼に語る。現実にレイから告げられた言葉を、無意識下で反芻しているのだろうか? | + | :『MX』第37話(『PORTABLE』では第38話)「男の戦い」に於ける[[EVA3号機]]事件で意識を失ったシンジの心象世界に現われ、悲劇に見舞われながらも[[神名綾人|護る為の戦いを放棄しない者]]が居る事を、戦いから逃避した彼に語る。現実にレイから告げられた言葉を、無意識下で反芻しているのだろうか? |
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| === 新劇場版 === | | === 新劇場版 === |
| ==== Zシリーズ ==== | | ==== Zシリーズ ==== |
| ;「…これを読めばいいんですね。わかりました。やります。何も知らないパイロットを乗せて出撃するEVA初号機。凍結を解除される零号機。生きる事を望む人々の物語はどこへ続くのか?さて、この次も、サービスサービス」 | | ;「…これを読めばいいんですね。わかりました。やります。何も知らないパイロットを乗せて出撃するEVA初号機。凍結を解除される零号機。生きる事を望む人々の物語はどこへ続くのか?さて、この次も、サービスサービス」 |
− | :第3次Z時獄篇での[[中断メッセージ]]。 | + | :『第3次Z時獄篇』での[[中断メッセージ]]。 |
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| ==== 携帯機シリーズ ==== | | ==== 携帯機シリーズ ==== |
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| :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第17話依頼受諾ルート「善意のトレスパス」or第17話依頼拒否ルート「後の祭りのフェスティバル」より。[[ボン太くん]]を始めて見た時の心の声。 | | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第17話依頼受諾ルート「善意のトレスパス」or第17話依頼拒否ルート「後の祭りのフェスティバル」より。[[ボン太くん]]を始めて見た時の心の声。 |
| ;「あのもふもふはどこ?」 | | ;「あのもふもふはどこ?」 |
− | :第17話依頼拒否ルート「後の祭りのフェスティバル」の戦闘終了後、[[相良宗介|宗介]]に対し。格納庫にしまってあると言おうとした宗介を[[千鳥かなめ|かなめ]]が制止し、少女の夢は壊されずにすんだ。 | + | :『第3次Z時獄篇』第17話依頼拒否ルート「後の祭りのフェスティバル」の戦闘終了後、[[相良宗介|宗介]]に対し。格納庫にしまってあると言おうとした宗介を[[千鳥かなめ|かなめ]]が制止し、少女の夢は壊されずにすんだ。 |
| ;「碇君…攻めとか、受けって何?」 | | ;「碇君…攻めとか、受けって何?」 |
− | :第3次Z時獄篇で中盤に自軍に潜入した[[ジン・ムソウ]]の自己紹介の際に[[サザンカ・ビアンカ|サザンカ]]の口にした受けやら攻めやらの言葉を聞いてシンジに聞いた台詞。当然知らない方がいいことなので[[早乙女アルト|アルト]]がサザンカに'''「そういう下品なのはやめろ」'''ともの凄い剣幕で突っ込んでいる。 | + | :『第3次Z時獄篇』で中盤に自軍に潜入した[[ジン・ムソウ]]の自己紹介の際に[[サザンカ・ビアンカ|サザンカ]]の口にした受けやら攻めやらの言葉を聞いてシンジに聞いた台詞。当然知らない方がいいことなので[[早乙女アルト|アルト]]がサザンカに'''「そういう下品なのはやめろ」'''ともの凄い剣幕で突っ込んでいる。 |
| :というか、'''[[渚カヲル|シンジに対して受けとか攻めとか聞くのは相当マズイ]]'''。 | | :というか、'''[[渚カヲル|シンジに対して受けとか攻めとか聞くのは相当マズイ]]'''。 |
| ;「さよなら…」 | | ;「さよなら…」 |
− | :一見単なる原作セリフだが、第3次Z時獄篇においてはくろがね屋とボランティア部の諍いに巻き込まれたシンジに向けたもの。'''助ける気ゼロ'''である。 | + | :一見単なる原作セリフだが、『第3次Z時獄篇』においてはくろがね屋とボランティア部の諍いに巻き込まれたシンジに向けたもの。'''助ける気ゼロ'''である。 |
| ;「『嘉』…」<br/>シンジ「え?」<br/>アスカ「いきなり何なのよ、あんたは!」<br/>「ダンクーガノヴァ」 | | ;「『嘉』…」<br/>シンジ「え?」<br/>アスカ「いきなり何なのよ、あんたは!」<br/>「ダンクーガノヴァ」 |
− | :DLCシナリオ「巨大なX(可能性)」にて、シンジの『森』発言を受けて[[ダンクーガノヴァ]]の合体構成を漢字一文字で表現。他にも[[ゴッドマーズ]]を指して「器」とした。 | + | :『第3次Z時獄篇』DLCシナリオ「巨大なX(可能性)」にて、シンジの「森」発言を受けて[[ダンクーガノヴァ]]の合体構成を漢字一文字で表現。他にも[[ゴッドマーズ]]を指して「器」とした。 |
| ;ノリコ「レイちゃん、声出して行こうか!」<br/>「ごめんなさい。 こういう時、なんて言えばいいのか、わからないの」<br/>ノリコ「それじゃ、私の真似をして」<br/>ノリコ「うおおおおおおっ!!」<br/>「うおおおおおおっ!!」<br/>ノリコ「やれば、出来るじゃない!」<br/>「うん…」 | | ;ノリコ「レイちゃん、声出して行こうか!」<br/>「ごめんなさい。 こういう時、なんて言えばいいのか、わからないの」<br/>ノリコ「それじゃ、私の真似をして」<br/>ノリコ「うおおおおおおっ!!」<br/>「うおおおおおおっ!!」<br/>ノリコ「やれば、出来るじゃない!」<br/>「うん…」 |
| :同じくDLCシナリオ「巨大なX(可能性)」で[[タカヤノリコ|ノリコ]]との戦闘開始前セリフ。あまりに貴重すぎる、というか前代未聞の'''レイのシャウト'''である。 | | :同じくDLCシナリオ「巨大なX(可能性)」で[[タカヤノリコ|ノリコ]]との戦闘開始前セリフ。あまりに貴重すぎる、というか前代未聞の'''レイのシャウト'''である。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *レイの容姿は将来的にゲーム化された際、'''髪が青で目が赤ければドット絵でもレイと分かるだろう'''という理由で作られている。 | | *レイの容姿は将来的にゲーム化された際、'''髪が青で目が赤ければドット絵でもレイと分かるだろう'''という理由で作られている。 |
− | *その絶大な人気からアニメの[[ヒロイン]]像を新たに開拓し、業界に震撼を起こした。『クーデレ』や『素直クール』という言葉が登場する前の出来事であった為、『ディスコミュニケーション型』という類型で呼称される事がアニメ雑誌で見受けられた。他にも『綾波系』という、彼女の名前をそのまま使った類型が生まれた時期もある。 | + | *その絶大な人気からアニメの[[ヒロイン]]像を新たに開拓し、業界に震撼を起こした。「クーデレ」や「素直クール」という言葉が登場する前の出来事であった為、「ディスコミュニケーション型」という類型で呼称される事がアニメ雑誌で見受けられた。他にも『綾波系』という、彼女の名前をそのまま使った類型が生まれた時期もある。 |
− | **また、TV版では、世界の可能性の一つとして、パンを咥えながら走ってシンジにぶつかるという、『ベタなラブコメ的シーン』を展開する、ステレオタイプなヒロイン像として、メタフィクション的に描かれた事もある。林原めぐみ氏が演じる、天真爛漫なレイは必見。 | + | **また、TV版では、世界の可能性の一つとして、パンを咥えながら走ってシンジにぶつかるという、「ベタなラブコメ的シーン」を展開する、ステレオタイプなヒロイン像として、メタフィクション的に描かれた事もある。林原めぐみ氏が演じる、天真爛漫なレイは必見。 |
| *本作に限らず、放送当時から現在までアニメ業界では圧倒的人気を誇っており、彼女以降アルビノ、寡黙、人造人間といった少女キャラが激増した。作品終了1年後に登場した[[ホシノ・ルリ]]に関しては彼女のイメージが取られているが、そんなに間が無い事を踏まえると偶然にも近い(エヴァブームは丁度この時に始まる)。また、彼女が肉嫌いなのは監督の庵野氏が菜食主義者であることに起因する。 | | *本作に限らず、放送当時から現在までアニメ業界では圧倒的人気を誇っており、彼女以降アルビノ、寡黙、人造人間といった少女キャラが激増した。作品終了1年後に登場した[[ホシノ・ルリ]]に関しては彼女のイメージが取られているが、そんなに間が無い事を踏まえると偶然にも近い(エヴァブームは丁度この時に始まる)。また、彼女が肉嫌いなのは監督の庵野氏が菜食主義者であることに起因する。 |
| *[[声優]]の林原めぐみ氏の演技の幅を広げたキャラクターでもあり、アニメ『名探偵コナン』の灰原哀はその一例とも言われている。 | | *[[声優]]の林原めぐみ氏の演技の幅を広げたキャラクターでもあり、アニメ『名探偵コナン』の灰原哀はその一例とも言われている。 |