差分
→碇ゲンドウ(Gendoh Ikari)
*キャラクターデザイン:貞本義行
*キャラクターデザイン:貞本義行
特務機関[[ネルフ|NERV]]の最高司令官。冷徹な男で、滅多に感情を表に出すことはない。目的の為なら手段を選ばない非情さも持ち合わせている。息子の[[碇シンジ|シンジ]]とは10数年別居状態だったが、[[エヴァンゲリオン|EVA]]のパイロットとするために呼び出した。[[使徒]]の殲滅と共に、謎のプロジェクト「[[人類補完計画]]」を推進している。
特務機関[[ネルフ|NERV]]の最高司令官。[[使徒]]の殲滅と共に、謎のプロジェクト「[[人類補完計画]]」を推進している。
息子の[[碇シンジ|シンジ]]とは10数年別居状態で、[[エヴァンゲリオン|EVA]]のパイロットとするために呼び出したが、息子に対する親の情は殆ど無い。ただ一度だけ、ユイの墓参りに付き合った事がある。なお旧姓は'''六分儀'''であり、彼は婿養子である。
冷徹な男で、滅多に感情を表に出すことはない。しかし、第9使徒の襲撃で第3新東京都市が停電に陥った際には、人知れず水の入ったバケツに足を漬かっている等、シュールな場面を見せていた。<br />
目的の為なら手段を選ばない非情さも持ち合わせており、息子のシンジや愛人関係にあるリツコのみならず、NERVという組織自体も、ゲンドウにとっては使い捨ての駒の様なものだった。[[第13使徒バルディエル]]殲滅の件で、シンジとの親子関係は決定的な崩壊を迎え、また[[赤木リツコ]]に対しても、「レイの代わり」として、捨て駒にしているが、ゲンドウ自身は殆ど無関心な態度に徹している。リツコの母親である赤木ナオコに対しても、陰でレイに陰険な悪口を言った結果、それを知ってレイを絞め殺してしまった彼女が投身自殺をするに至っている。
初期の頃はどういった理由で補完計画に参加したのか不明だが、妻・碇ユイが死亡してからの彼はユイとの再会を目的として動いていた。これは自分自身は他人と関わることや、ユイ以外の他者が自分を愛してくれることを信じられなかった事の表れであった。<br />
最終目的の為に、[[加持リョウジ]]を介して[[第1使徒アダム|アダム]]を[[ゼーレ]]から横流しさせ、その[[第1使徒アダム|アダム]]を火傷を負った左の手の平に移植させている(VHS・DVDの追加シーンや劇場版で確認可能。また漫画版では[[A.T.フィールド]]も使用している)。<br />
しかし、これらの行いはNERVを私物化しているも同然であった為に、当然ゼーレを敵に回す事になり、第一段階として[[MAGI]]のハッキングによる制圧を受けた後(失敗している)、ゼーレの司令を受けた特殊部隊によってネルフの職員殆どが虐殺される事態を招いた。それでもゲンドウは意に反さず、レイを連れてセントラルドグマへ向かい、「自分だけの人類補完計画」を果たそうとしたが、最終的にはレイからも見捨てられるに至り、その目的は水泡へと帰す事になった。
=== その他の作品 ===
スピンオフ作品の『碇シンジ育成計画』を初めとした漫画作品では、ユイが生存しているためか原作の近寄りがたい雰囲気が無く(別の意味で原作以上に危ない雰囲気だが…)、少々変な人物だが家族思いの好きマイホームパパになっている事が多い。<br />『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q Quickening』でのコラボCMに出ているが、SchickとのCMでヒゲを剃りだしたり(しかもCMのシメでいい笑顔をしている)、JRAとのCMで記者会見に出席してたりする。
スピンオフ作品の『碇シンジ育成計画』を初めとした漫画作品では、ユイが生存しているためか原作の近寄りがたい雰囲気が無く(別の意味で原作以上に危ない雰囲気だが…)、少々変な人物だが家族思いの好きマイホームパパになっている事が多い。<br />『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q Quickening』でのコラボCMに出ているが、SchickとのCMでヒゲを剃りだしたり(しかもCMのシメでいい笑顔をしている)、JRAとのCMで記者会見に出席してたりする。