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、 2012年11月18日 (日) 01:38
== ドクターJ(Dr.J) ==
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
**[[新機動戦記ガンダムW]]
**[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]
*[[声優]]:稲葉実
*種族:地球人
*性別:男
[[ヒイロ・ユイ]]を育て上げ、[[ウイングガンダム]]を与えた科学者。元々は[[スペースコロニー]]開発技術者だが、ビーム兵器に造詣が深い。
若いころはコロニー指導者ヒイロ・ユイを尊敬(外伝小説では学生時代からの友人であり支援者とされている)するコロニー活動家でもあったが、テロに遭遇し重傷を負う。左腕、両足を失った上に失明したため、それ以降常にゴーグル状のバイザーを身に付け、左腕は義手、両足は義足である。<br />その後[[モビルスーツ]]技術者として[[OZ]]に所属し[[トールギス]]を開発するが、完成直前のAC175年、ヒイロ・ユイ暗殺を機に[[OZ]]の危険性を察知して志を共にする科学者を連れ脱走。その後はコロニーのレジンスタンスに身を隠す(ウイングガンダムゼロの完成直前のAC180年に機体を爆破・データを破棄して脱走、としている媒体もあるが、AC195年にゼロが実際に運用された時にOZが「未確認の全く新しいガンダム」と認識していることを考えるといささか不自然であろう)。その後はオペレーション・メテオのために[[ウイングガンダム]]を開発。戦闘マシンとして育てた少年に「[[ヒイロ・ユイ]]」のコードネームを与えて地球へと送り出した。
オペレーション・メテオ後、コロニーへ進出したOZに囚われ再びMS開発へ従事させられることになるが、OZに回収されたガンダムデスサイズとシェンロンガンダムに内密に強化改修を施す。トレーズの幽閉でOZが分裂した際にはトレーズ派と行動を共にする。さらにホワイトファング決起後はリーブラの開発に参加させられながらも主砲に欠陥を仕込んだり、と立ち位置をしばしば変えながらも要所で暗躍していた。最後はEVE WARS最終局面にて[[リーブラ]]、[[ピースミリオン]]を質量弾に見立てた[[地球]]への落下作戦を[[ピースミリオン]]動力部を暴走させ阻止することに成功、暴走した[[ピースミリオン]]の崩壊に飲み込まれた。
その外見や行動とは裏腹に、真っ当な倫理観や良心を持ち合わせた人物。ウイングゼロ開発においては、その過剰なまでの高性能とゼロシステムによる不安定さが起こし得る事態を危惧して開発を中断。[[オペレーション・メテオ]]においては、彼が身を隠していた組織の支援者(バートン財団)がコロニーが地球圏の主導権を握るため[[コロニー落とし]]による地球人類の虐殺を目論んでいることに「そんなことをしても(指導者の)ヒイロ・ユイは喜ばない」と反対しており、得意とする「本来の暴走を防ぐために他を暴走させる」手法に基き「ガンダム」による[[OZ]]破壊行動へと作戦を変更。OZがモビルドールを開発した事に対しても、戦争がゲームに成り下がって命の重さを省みる事が忘れられ、虐殺を引き起こす引き金と成り得るとして反感を示している(奇しくもこれはトレーズと同様の考えである)。<br />彼ら「ガンダム」を開発した5人の技術者による行動が地球圏の騒乱への引き金となったわけだが、コロニー側の反発は既に不可避の状況にあり、真のオペレーション・メテオが実行されれば数十億の死者が出たであろうことを考えれば、彼らは寧ろ本来起こり得た悲劇を食い止めた功労者であるともされている。
なお、[[ヒイロ・ユイ]]を戦闘マシンに仕立てたのは彼であるが、偶々出会うことになった[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]との会話で、「本来は優しい子」と表現している。内心は復讐のためヒイロを戦闘マシンに育てることには反対していたことが、後日談の『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』で判明している。
== 登場作品と役柄 ==
=== 旧シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦F]]
:原作通り[[レディ・アン]]に狙われるリリーナを保護し、[[地球]]に送り返した。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:
=== αシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:実は[[ジオン公国]]以前から[[モビルスーツ]]を開発しており、ヒイロらに与えたガンダムは実は後継機であり、その前衛機を渡した。前衛機は『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』のガンダムなのだが、あの[[ウイングガンダムゼロ|ウイングゼロ]]も入っていることで、設定の矛盾が存在する。しかし、うやむやにないことになった。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:
=== Zシリーズ ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
:今作では[[ゼロシステム]]の設定から[[ソレスタルビーイング]]のメンバーだったことがあるとされているため、『[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]』の面々との絡みが多い。
=== 単独作品 ===
;[[新スーパーロボット大戦]]
:
;[[スーパーロボット大戦64]]
:
== 人間関係 ==
;[[ヒイロ・ユイ]]
:戦闘マシンに仕立てたが、内心ではそれを良しとしていなかった。彼のコードネームが付けられたのはオペレーション・メテオ実行のまさに直前であり、本来のオペレーション・メテオを実行しないという意思表示である。そして図らずも支離滅裂なヒイロの行動力は彼が教え込んだ以上のことをしている。
;[[リリーナ・ドーリアン]]
:リリーナの目はヒイロと同じ目をしていると言い、内心リリーナに大きな期待を抱いていた。
;[[プロフェッサーG]]
:[[ガンダムデスサイズ]]を開発。志を共にする一人。
;[[ドクトルS]]
:[[ガンダムヘビーアームズ]]を開発。志を共にする一人。
;[[H教授]]
: [[ガンダムサンドロック]]を開発。志を共にする一人。
;[[老師O]]
:[[シェンロンガンダム]]を開発。志を共にする一人。
;[[ハワード]]
:OZ時代に[[トールギス]]を共同で開発した。ガンダムを開発した5人には遅れてOZを離れている。
;[[カーンズ]]
:彼が身を隠していたレジンスタンス組織の一員で、のちの「[[ホワイトファング]]」の決起者。コロニーを守るという理念では一致していたが、方法論が異なっていた。最期はカーンズと運命を共にした。
;[[ゼクス・マーキス]]
:カーンズにより「ホワイトファング」の指導者に。ゼクス自身はドクターJとの面識はなかったのだが、彼らが仕掛けたトラップには気づかなかった。
;[[デキム・バートン]]
:「[[オペレーション・メテオ]]」の発案者。しかし、ドクターJらはデキム個人の野心であると看破し、[[オペレーション・メテオ]]を[[ガンダム]]による破壊活動にすることで彼の計画を止めた。その後も野心家としての彼の暴走を止めたのはドクターJらが育てたヒイロや、リリーナ達であった。
== 他作品との人間関係 ==
;[[ジュドー・アーシタ]]
:[[F完結編]]において、彼が[[シャングリラ]]でジャンク屋をやっていた頃のお得意さんであった事が判明している。
;[[イアン・ヴァスティ]]
:[[第2次Z]]では元同志であるが、彼と入れ違いになる形で[[ソレスタルビーイング]]を抜けているため直接の面識は無かった。先輩技術者として敬意を払われており、遭遇した際は敬語で話しかけられている。
;[[リジェネ・レジェッタ]]
:[[第2次Z]]では彼と知り合い。
== 名台詞 ==
;「コロニーの事は気にするな。やられる前にやれ。それがお前の任務だ」
:彼に限らずガンダム開発の技師たちがパイロットに伝えた心得。厳密には本編ではデュオとカトルが口にした台詞である。
;「お前さんが、ヒイロと同じく優しい目をしていたから」
:リリーナとの初対面で、ヒイロも同じく優しい心を持っていたことを伝えた。そしてリリーナとヒイロの関係をより強い絆で結ばせるきっかけとなった。余談だが、彼のバイザーが視力補助装置であることを示唆している。
;「ワシらは人間を買いかぶり過ぎておる」
:最終局面での[[カーンズ]]と再会。[[カーンズ]]は「人類の覚醒」というコロニーのみ考えていたが、ドクターらは「人間」の可能性を信じた。
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「[[イノベイター|人類を導く者]]に迷いは許されない。それは他者に不安を与え、より大きな争いを産むだけだからな」<br />「だから、GNドライヴとゼロシステムは距離を取らなければならなかったのだよ」
:再世篇「ゼロと呼ばれたG」にて、[[イアン・ヴァスティ|イアン]]と対して。本作におけるGNドライヴとゼロシステムの関連性に対する、答えともいうべきヒント。この言葉の意味はゼロレクイエムルートでは第56話で、黒の騎士団ルートでは第58話で明らかになる。
== 関連機体 ==
;[[トールギス]]
:
;[[ウイングガンダムゼロ]]
:
;[[ウイングガンダム]]
:
;[[ヴァイエイト]]、[[メリクリウス]]
:
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== 話題まとめ ==
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[[Category:登場人物た行]]
[[Category:ガンダムシリーズ]]