差分
→テッカマンブレード
:ボルテッカ使用時の叫び。Dボゥイ役の森川氏はこの叫びで'''マイクを二本壊した'''という伝説を持つ。放映初期は「ボルテッカー」とトーンが落ちていくのだが、第7話のダガーを葬ったボルテッカを皮切りにどんどんエスカレートし、トーンが高くなっていく。<br />なお、Dボゥイ役の森川智之氏は後に「TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS」で再びこの台詞を叫ぶ事になった際に「あれは若かったから出来た」と感じたらしい(しかし、その話を聞いた杉田智和は「前より凄くなってたじゃないですか」と突っ込んでいる。事実、長年の経験がなせる声の凄みがあり威圧感が増している)。
:ボルテッカ使用時の叫び。Dボゥイ役の森川氏はこの叫びで'''マイクを二本壊した'''という伝説を持つ。放映初期は「ボルテッカー」とトーンが落ちていくのだが、第7話のダガーを葬ったボルテッカを皮切りにどんどんエスカレートし、トーンが高くなっていく。<br />なお、Dボゥイ役の森川智之氏は後に「TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS」で再びこの台詞を叫ぶ事になった際に「あれは若かったから出来た」と感じたらしい(しかし、その話を聞いた杉田智和は「前より凄くなってたじゃないですか」と突っ込んでいる。事実、長年の経験がなせる声の凄みがあり威圧感が増している)。
;「貴様らの野望は、宇宙で叩き潰す!この俺が、必ず!!」
;「貴様らの野望は、宇宙で叩き潰す!この俺が、必ず!!」
:第1話アバンタイトル、[[ラダム]]に占拠されたオービタルリング外で[[ラダム獣]]と戦いながら。この台詞から、物語は始まる。
:第1話。[[ラダム]]に占拠されたオービタルリング外で[[ラダム獣]]と戦いながら。この台詞から、物語は始まる。
;「うっ…死んでたまるか…!俺は…俺は! まだ死ねないんだああぁぁぁぁ―――っ!!」
;「うっ…死んでたまるか…!俺は…俺は! まだ死ねないんだああぁぁぁぁ―――っ!!」
:[[テッカマンダガー]]の奇襲を受け落下、大気圏突入してしまう時に。この後、地表に落下した彼はスペースナイツと運命の出会いを果たす事になる。
:[[テッカマンダガー]]の奇襲を受け落下、大気圏突入してしまう時に。この後、地表に落下した彼はスペースナイツと運命の出会いを果たす事になる。
;「名前…? 名前なんて覚えてない!忘れちまった!」
;「名前…? 名前なんて覚えてない!忘れちまった!」
:1話にてスペースナイツの面々と対峙し名前を聞かれた際にこう言い放った。実際これは嘘だった訳だが(そういう意味では後の[[ミスト・レックス|彼]]を先取りしている)、後々のことを考えると結構皮肉である。
:スペースナイツの面々と対峙し名前を聞かれた際にこう言い放った。実際これは嘘だった訳だが(そういう意味では後の[[ミスト・レックス|彼]]を先取りしている)、後々のことを考えると結構皮肉である。
;「死なないさ。いや死ねないんだ、俺は!」
;「死なないさ。いや死ねないんだ、俺は!」
:第1話ラスト、強引に乗り込んだ[[ブルーアース号]]内にて、出撃する際に死ぬ気か、と彼を引き止める[[如月アキ|アキ]]と[[ノアル・ベルース|ノアル]]に対して。この台詞を言い放ち、Dボゥイは二人の制止を振り切って格納庫に向かい、白き魔人へと姿を変える。スパロボでは戦闘アニメの撃墜台詞として採用された。
:強引に乗り込んだ[[ブルーアース号]]内にて、出撃する際に死ぬ気か、と彼を引き止める[[如月アキ|アキ]]と[[ノアル・ベルース|ノアル]]に対して。この台詞を言い放ち、Dボゥイは二人の制止を振り切って格納庫に向かい、白き魔人へと姿を変える。スパロボでは戦闘アニメの撃墜台詞として採用された。
;「テッカマンシステムはめちゃくちゃ体力を消耗するんだ。その分、腹が減る」
;「テッカマンシステムはめちゃくちゃ体力を消耗するんだ。その分、腹が減る」
:第2話Bパート、テックセット解除後にブルーアース内で宇宙食を勢いよく口にしながら。「しっかし、よく食うねえ。お前さん」とノアルに言われた後、Dボゥイは自身の肉体に施されたシステムの特徴を説明する。ちなみに後述の各漫画版でも貪るように食事をするシーンがある。ちなみにJでも再現されているが、こちらは大気圏に突入するナデシコの格納庫である。
:第2話。テックセット解除後にブルーアース内で宇宙食を勢いよく口にしながら。「しっかし、よく食うねえ。お前さん」とノアルに言われた後、Dボゥイは自身の肉体に施されたシステムの特徴を説明する。ちなみに後述の各漫画版でも貪るように食事をするシーンがある。ちなみにJでも再現されているが、こちらは大気圏に突入するナデシコの格納庫である。
;「宇宙へなど出ない方が幸せかもしれない…」
;「宇宙へなど出ない方が幸せかもしれない…」
:オービタルリング内で、連合軍兵士の屍を目にしながら。この台詞は後半の事を考えると、重みが増すかもしれない。
:オービタルリング内で、連合軍兵士の屍を目にしながら。この台詞は後半の事を考えると、重みが増すかもしれない。
;「妹に…似てるんだ」
;「妹に…似てるんだ」
:第3話、[[本田]]になぜ「あなたの身体を調べさせて欲しいの」、とテッカマンのシステムについて検査したい[[ミレッタ・ルルージュ|ミリィ]]の頼みを受けたのか、と問われて。
:第3話。[[本田]]になぜ「あなたの身体を調べさせて欲しいの」、とテッカマンのシステムについて検査したい[[ミレッタ・ルルージュ|ミリィ]]の頼みを受けたのか、と問われて。
:似ている…?と、思ってはいけない。
:似ている…?と、思ってはいけない。
;「ふん、協力…? 協力するのは俺じゃない。軍の方だ!!」<br />「連合防衛軍なんかいくら束になっても、奴らに勝てやしない。勝てるのはたった一人…俺だけだ!!」<br />「だから軍は俺に協力しろ。それが嫌なら、邪魔なんかするな。どこか隅でも隠れて見てるんだな!!」
;「ふん、協力…? 協力するのは俺じゃない。軍の方だ!!」<br />「連合防衛軍なんかいくら束になっても、奴らに勝てやしない。勝てるのはたった一人…俺だけだ!!」<br />「だから軍は俺に協力しろ。それが嫌なら、邪魔なんかするな。どこか隅でも隠れて見てるんだな!!」
:第3話、ダガーとの交戦の影響でオービタルリングのR-23ブロックが落下、連合軍の兵器工場のあるX2-008地区に落下しようとしていた。[[コルベット]]はテッカマンブレードの戦闘力に目をつけ、ブラウンベレー部隊を率いて力づくで手に入れようとするが、Dボゥイはこの台詞で真っ向から対立する。
:ダガーとの交戦の影響でオービタルリングのR-23ブロックが落下、連合軍の兵器工場のあるX2-008地区に落下しようとしていた。[[コルベット]]はテッカマンブレードの戦闘力に目をつけ、ブラウンベレー部隊を率いて力づくで手に入れようとするが、Dボゥイはこの台詞で真っ向から対立する。
;「撃てるのか? 撃ってみろよ! 俺が欲しいんじゃないのか? えぇ!? 軍のおっさんよ!!」
;「撃てるのか? 撃ってみろよ! 俺が欲しいんじゃないのか? えぇ!? 軍のおっさんよ!!」
:上記の台詞を受けたコルベットの部下はDボゥイに向け銃を突きつけるが、それに気圧されずにこの台詞でコルベットに反攻の意思を示す。逆上した彼はブラウンベレー部隊に攻撃命令を下すが、「[[スペースナイツ]]をテッカマンを中心とした特殊戦闘部隊として再編する」という大統領の命令を受けやむを得ず静止するのだった。
:上記の台詞を受けたコルベットの部下はDボゥイに向け銃を突きつけるが、それに気圧されずにこの台詞でコルベットに反攻の意思を示す。逆上した彼はブラウンベレー部隊に攻撃命令を下すが、「[[スペースナイツ]]をテッカマンを中心とした特殊戦闘部隊として再編する」という大統領の命令を受けやむを得ず静止するのだった。
:大統領命令を受け、R-23ブロック落下阻止に向かう前に、[[ハインリッヒ・フォン・フリーマン|フリーマン]]に対して。
:大統領命令を受け、R-23ブロック落下阻止に向かう前に、[[ハインリッヒ・フォン・フリーマン|フリーマン]]に対して。
;「馬鹿野郎…!俺は、時間を…守らない奴は、嫌いだ…!!ぐっ、ああっ……」
;「馬鹿野郎…!俺は、時間を…守らない奴は、嫌いだ…!!ぐっ、ああっ……」
:第5話、ラダムバルーンをボルテッカで破壊した後、その反動でテッカマンブレードは気を失う。テックセット制限時間の30分を過ぎた、と思われノアルにレーザーカノンを向けられるが必死に全身を動かし帰還、トリガーを引いた彼にこの台詞を言いながら倒れこんだ。
:第5話。ラダムバルーンをボルテッカで破壊した後、その反動でテッカマンブレードは気を失う。テックセット制限時間の30分を過ぎた、と思われノアルにレーザーカノンを向けられるが必死に全身を動かし帰還、トリガーを引いた彼にこの台詞を言いながら倒れこんだ。
;「いや…一人の方がいい。一人の方が、失うものもない」
;「いや…一人の方がいい。一人の方が、失うものもない」
:第6話、[[テッカマンダガー]]の罠だと知らずオービタルリングに向かう際に。
:第6話。[[テッカマンダガー]]の罠だと知らずオービタルリングに向かう際に。
;「今すぐオービタルリングに戻るんだ! 頼む! 俺がまだテッカマンでいられる間に!」
;「今すぐオービタルリングに戻るんだ! 頼む! 俺がまだテッカマンでいられる間に!」
:6話、ダガーの罠に貶められるも、ノアルらの協力でテックセットし、ダガーを退けて。罠を掛けたダガーの真意に感づいていたため、この時はブルーアース号のコクピットにブレードの姿のまま戻ってきていた。
:ダガーの罠に貶められるも、ノアルらの協力でテックセットし、ダガーを退けて。罠を掛けたダガーの真意に感づいていたため、この時はブルーアース号のコクピットにブレードの姿のまま戻ってきていた。
;「ダガー…お前が言ってたのは、この事か…!?」<br />「俺は…俺はもう、テッカマンにはなれない…俺は…どうやって奴らと戦えばいいんだあぁぁぁぁぁっ!?」
;「ダガー…お前が言ってたのは、この事か…!?」<br />「俺は…俺はもう、テッカマンにはなれない…俺は…どうやって奴らと戦えばいいんだあぁぁぁぁぁっ!?」
:第6話ラストより。テッカマンダガーの策略によりDボゥイのテッククリスタルは干渉スペクトルの影響を受け、砕け散ってしまった。かろうじて生還したDボゥイは、その破片を握り締めながら衝撃と絶望に満ちた絶叫をあげる…。
:テッカマンダガーの策略によりDボゥイのテッククリスタルは干渉スペクトルの影響を受け、砕け散ってしまった。かろうじて生還したDボゥイは、その破片を握り締めながら衝撃と絶望に満ちた絶叫をあげる…。
;「用なしの俺がここにいる必要はない。ラダムを倒せる、もっと役に立てる奴を探すんだな」
;「用なしの俺がここにいる必要はない。ラダムを倒せる、もっと役に立てる奴を探すんだな」
:第7話、個室にて。テックセットすら不能になった自身の無力さに無気力状態になるDボゥイは、アキから手渡された食事を拒みふてくされるが、ノアルから「落ち込んで何とかなるもんなら、部屋にこもってカビが生えるまで落ち込んでるがいいさ」と言われ、この台詞と共にスペースナイツ基地から去ろうとする。この後、アキから平手打ちを食らい格納庫の開発工場へと連れて行かれる。
:第7話。個室にて。テックセットすら不能になった自身の無力さに無気力状態になるDボゥイは、アキから手渡された食事を拒みふてくされるが、ノアルから「落ち込んで何とかなるもんなら、部屋にこもってカビが生えるまで落ち込んでるがいいさ」と言われ、この台詞と共にスペースナイツ基地から去ろうとする。この後、アキから平手打ちを食らい格納庫の開発工場へと連れて行かれる。
;「俺はこのペガスにより、再び命を授かった。お前達と戦う為に!」<br />「そして…そして、お前達を一人残らず葬り去るまで! 俺は死なん!!」
;「俺はこのペガスにより、再び命を授かった。お前達と戦う為に!」<br />「そして…そして、お前達を一人残らず葬り去るまで! 俺は死なん!!」
:7話クライマックス。「貴様は二度とテッカマンには…!」とうろたえるダガーに対して。
:「貴様は二度とテッカマンには…!」とうろたえるダガーに対して。
;「さらばだ、テッカマンダガー…! ボルテッカァァァァーッ!!」
;「さらばだ、テッカマンダガー…! ボルテッカァァァァーッ!!」
:テッカマンダガー、ボルテッカに消える。『白い魔人』完全復活の瞬間である。そしてここから森川氏の叫びが本格化していく。なお、ダガーを倒した後に無言のブレードが挿入されるが、これは'''かつての仲間を初めて倒してしまった'''事に対する複雑な思いを表しているのかもしれない。
:テッカマンダガー、ボルテッカに消える。『白い魔人』完全復活の瞬間である。そしてここから森川氏の叫びが本格化していく。なお、ダガーを倒した後に無言のブレードが挿入されるが、これは'''かつての仲間を初めて倒してしまった'''事に対する複雑な思いを表しているのかもしれない。
;「へっ…俺は、『デンジャラス・ボゥイ』だ!」
;「へっ…俺は、『デンジャラス・ボゥイ』だ!」
:第9話、ラダム獣の毒牙にかかり命尽きようとするカル博士の口からDボゥイは彼の真意を知る。輸送船を誘導し、大気圏内の摩擦を利用し、Dプラント内に積んだ揮発性エネルギーの爆発でラダム獣を一掃しようというのだ。カルの意志を受け止めるDボゥイだが、彼は「危険な仕事だぞ」と問う。これに対し、Dボゥイはこの台詞で応えるのだった。
:第9話。ラダム獣の毒牙にかかり命尽きようとするカル博士の口からDボゥイは彼の真意を知る。輸送船を誘導し、大気圏内の摩擦を利用し、Dプラント内に積んだ揮発性エネルギーの爆発でラダム獣を一掃しようというのだ。カルの意志を受け止めるDボゥイだが、彼は「危険な仕事だぞ」と問う。これに対し、Dボゥイはこの台詞で応えるのだった。
;「あんたの命令に逆らう気はない。だが、軍の連中は腐りきってる。そいつらの尻拭いをさせられるのは気が進まない…それだけだ」
;「あんたの命令に逆らう気はない。だが、軍の連中は腐りきってる。そいつらの尻拭いをさせられるのは気が進まない…それだけだ」
:第10話、連合防衛軍からの指令をフリーマンから伝えられた後で。この前話、木星輸送船団の盾になり犠牲となったカル博士の遺志と裏腹に船団は2名を残してほぼ全滅の状態であった。にもかかわらず、輸送物資が無事ならそれでいい、と犠牲者の哀悼すら行わなかった防衛軍のやり方に義憤を感じていた。
:第10話。連合防衛軍からの指令をフリーマンから伝えられた後で。この前話、木星輸送船団の盾になり犠牲となったカル博士の遺志と裏腹に船団は2名を残してほぼ全滅の状態であった。にもかかわらず、輸送物資が無事ならそれでいい、と犠牲者の哀悼すら行わなかった防衛軍のやり方に義憤を感じていた。
;「レビン、そのままにしておいてくれないか?」
;「レビン、そのままにしておいてくれないか?」
:第10話ラスト、バーナードから教えられた「ダニー・ボーイ」の歌をインプットされて歌うペガスに対し、Dボゥイはそのデータを消去しようとしたレビンを引き止める。
:バーナードから教えられた「ダニー・ボーイ」の歌をインプットされて歌うペガスに対し、Dボゥイはそのデータを消去しようとしたレビンを引き止める。
;(軍曹…あんたの教えてくれた戦場の掟、忘れないぜ…!)
;(軍曹…あんたの教えてくれた戦場の掟、忘れないぜ…!)
:第10話ラスト、休む間もなく連合防衛軍から指令を与えられた、とアキとノアルに告げられた後で。軍のやり方を信じきったわけではないが、バーナードの教えた戦場の掟=「'''まず生き残ること'''」「'''生きて帰って、仲間の命を守り続けること'''」は彼に戦士としての使命を与えた。
:休む間もなく連合防衛軍から指令を与えられた、とアキとノアルに告げられた後で。軍のやり方を信じきったわけではないが、バーナードの教えた戦場の掟=「'''まず生き残ること'''」「'''生きて帰って、仲間の命を守り続けること'''」は彼に戦士としての使命を与えた。
;「ラダム獣め…俺は…俺は悪魔じゃない!悪魔は貴様らだ…!ボルテッカァァァァァッ!!」<br />「貴様らに…この地球は渡しはしない!この俺が…そして、俺を信じてくれる仲間がいる限り…!!」
;「ラダム獣め…俺は…俺は悪魔じゃない!悪魔は貴様らだ…!ボルテッカァァァァァッ!!」<br />「貴様らに…この地球は渡しはしない!この俺が…そして、俺を信じてくれる仲間がいる限り…!!」
:第20話ラストより。アキの涙の説得で再びテックセット、ラダム獣に怒りを爆発させボルテッカを放つ。そして、月を見上げ改めて地球を守る騎士として戦う事を決意するのだった。
:第20話。アキの涙の説得で再びテックセット、ラダム獣に怒りを爆発させボルテッカを放つ。そして、月を見上げ改めて地球を守る騎士として戦う事を決意するのだった。
;(俺は…みんなと出会えた事を感謝している。俺がこうして人間でいられるのも…)
;(俺は…みんなと出会えた事を感謝している。俺がこうして人間でいられるのも…)
:第21話、トレーニングウェアを着て早朝のランニングを行った後、スペースナイツを見やりながら。彼の心にはスペースナイツの姿と、彼の心を信じるアキの言葉が響いていた。
:第21話。トレーニングウェアを着て早朝のランニングを行った後、スペースナイツを見やりながら。彼の心にはスペースナイツの姿と、彼の心を信じるアキの言葉が響いていた。
;「俺は…俺はDボゥイだ…」
;「俺は…俺はDボゥイだ…」
:第24話、フリーマンに自分の正体を看破され、うろたえながら力なく否定する。
:第24話。フリーマンに自分の正体を看破され、うろたえながら力なく否定する。
;タカヤ「イヤッホォォォウ!」<br/>シンヤ「これで相羽ファミリーの名前も有名になるね」<br/>タカヤ「一番乗りは俺だぁ!」<br/>シンヤ「あっ、ずるいよ兄さん!」
;タカヤ「イヤッホォォォウ!」<br/>シンヤ「これで相羽ファミリーの名前も有名になるね」<br/>タカヤ「一番乗りは俺だぁ!」<br/>シンヤ「あっ、ずるいよ兄さん!」
:第24話回想シーン、人類初のエイリアンとの接触にはしゃぐ。「Dボゥイ」となる以前の彼本来の性格が垣間見られる。
:アルゴス号時代に、人類初のエイリアンとの接触にはしゃぐタカヤ。「Dボゥイ」となる以前の彼本来の性格が垣間見られる。
;「ノアルの奴、どうかしたのかな…」
;「ノアルの奴、どうかしたのかな…」
:第30話、アックス出現の噂があった街を訪れた際、Dボウイはノアルが普段とは違う様子であることを察していた。放浪の旅を経て戦闘能力だけでなく洞察力も上がったことが窺える。
:第30話。アックス出現の噂があった街を訪れた際、Dボウイはノアルが普段とは違う様子であることを察していた。一見すると何でもないような台詞だが、放浪の旅を経て戦闘能力だけでなく洞察力も上がったことが窺える台詞。
;「…あいつ…俺と同じ目をしてたんだ」
;「…あいつ…俺と同じ目をしていたんだ」
:第33話ラスト、スペースナイツと同行する事になったバルザックはかつて敵対していた時の頃とは異なっていた。ノアルは「えらく物分りがいいけど、どうしたんだ?」とDボゥイに問うと、この返答で今の彼を評するのだった。
:第33話。スペースナイツと同行する事になったバルザックを信用するDボゥイに、ノアルは「えらく物分りがいいけど、どうしたんだ?」と問うと、この返答で今の彼を評するのだった。それは、親しい者の命を奪ったラダムへの復讐心と新たに守るべきものを得た者同士のシンパシー。
;「この曲は、シンヤも俺も好きだった…」
;「この曲は、シンヤも俺も好きだった…」
:海を渡るグリーンランド号の甲板上で「G線上のアリア」を聴くDボゥイ。その姿に珍しい、と言うアキに対し彼は弟との思い出に浸っていく…。
:海を渡るグリーンランド号の甲板上で「G線上のアリア」を聴くDボゥイ。その姿に珍しい、と言うアキに対し彼は弟との思い出に浸っていく…。
;Dボゥイ「俺はいつも本気を出していたけど、シンヤには敵わなかった。あいつは、0.01秒でも負けるのが嫌いだったから、負けないためにいつも完全な状態を自分に求めていたんだ」<br />アキ「行き当たりばったりに突っ走っていく、危険な『デンジャラス・ボゥイ』とは違って、いつも完璧を求める『パーフェクト・ボゥイ』だったってワケね」<br />Dボゥイ「ああ。俺は、何事にも一生懸命、真面目に取り組むシンヤを見て絶対に勝てないと思った。負けるべくして負けたのさ」
;Dボゥイ「俺はいつも本気を出していたけど、シンヤには敵わなかった。あいつは、0.01秒でも負けるのが嫌いだったから、負けないためにいつも完全な状態を自分に求めていたんだ」<br />アキ「行き当たりばったりに突っ走っていく、危険な『デンジャラス・ボゥイ』とは違って、いつも完璧を求める『パーフェクト・ボゥイ』だったってワケね」<br />Dボゥイ「ああ。俺は、何事にも一生懸命、真面目に取り組むシンヤを見て絶対に勝てないと思った。負けるべくして負けたのさ」
:第34話、学生時代のリレーを思い出しながら。この時、全力で挑んだ結果、シンヤは1位でタカヤは2位となり、当のタカヤもアキに語る際、彼女も二段目の台詞で感心するほどの結果だったが、月にいるシンヤからすれば「兄さんは手を抜いていたのではないか?」と疑っていた。
:第34話。学生時代のリレーを思い出しながら。この時、全力で挑んだ結果、シンヤは1位でタカヤは2位となり、当のタカヤもアキに語る際、彼女も二段目の台詞で感心するほどの結果だったが、月にいるシンヤからすれば「兄さんは手を抜いていたのではないか?」と疑っていた。
;「父さんの助手をしていたゴダード…今のテッカマンアックスが、シンヤといつも一緒に居て、その総てを教え込んだんだ。彼の専門は電子工学だったんだが、格闘技が好きで、その道へ進んだ方が似合いの男だった」
;「父さんの助手をしていたゴダード…今のテッカマンアックスが、シンヤといつも一緒に居て、その総てを教え込んだんだ。彼の専門は電子工学だったんだが、格闘技が好きで、その道へ進んだ方が似合いの男だった」
:シンヤとの昔話をする中、Dボゥイはアキに彼とシンヤの武術の師匠であるゴダードをこの台詞で説明する。この後、ゴダードとボクシングのスパーリングをする場面が挿入される。師に向かい、ただがむしゃらにブローをぶつけていくシンヤの姿にはタカヤ=後のDボゥイも素直に感心するほどだった。
: シンヤとの昔話をする中、Dボゥイはアキに彼とシンヤの武術の師匠であるゴダードをこの台詞で説明する。この後、ゴダードとボクシングのスパーリングをする場面が挿入される。師に向かい、ただがむしゃらにブローをぶつけていくシンヤの姿にはタカヤ=後のDボゥイも素直に感心するほどだった。
;「ミユキは、テッカマンとなっても心は人間のままだった。シンヤもゴダードも、心のどこかは昔のままの自分を引きずっているはずなんだ。ただ違うのは、ラダムの本能に従って行動している事のみだ…」<br />アキ「地球を、侵略するのね…?」<br />Dボゥイ「ああ。だが、俺がそれを叩き潰す!アックスも、エビルも、オメガも、この手で…!そのためにも、早く完全なクリスタルを手に入れて、月面ラダム基地に乗り込まなければ…!」
;「ミユキは、テッカマンとなっても心は人間のままだった。シンヤもゴダードも、心のどこかは昔のままの自分を引きずっているはずなんだ。ただ違うのは、ラダムの本能に従って行動している事のみだ…」<br />アキ「地球を、侵略するのね…?」<br />Dボゥイ「ああ。だが、俺がそれを叩き潰す!アックスも、エビルも、オメガも、この手で…!そのためにも、早く完全なクリスタルを手に入れて、月面ラダム基地に乗り込まなければ…!」
:第34話、グリーンランド号の甲板上にて、ミユキのテッククリスタルを見つめながら。
: グリーンランド号の甲板上にて、ミユキのテッククリスタルを見つめながら。
;「くっ…それが俺の…地球の運命なら…!俺がこの手で打ち砕く!!うおおおおおおっ!!」
;「くっ…それが俺の…地球の運命なら…!俺がこの手で打ち砕く!!うおおおおおおっ!!」
:第36話、ラダム樹で構成されたコロッセウムでの決闘シーンより。体術でブレードを圧倒する[[テッカマンアックス|アックス]]はラダムも地球人類も宇宙が創った存在だと言い、「ラダムが人間を滅ぼすのも、人間が生きるために獣を殺すのも同じ事」と彼の心に揺さぶりをかける。地球がラダムに侵略されるのも、自分が血を分けた肉親と殺し合うのも宇宙が定めた運命だと仮定する[[ゴダード]]に対し、Dボゥイはこの台詞であくまでもラダムに立ち向かう事を師に示す。
:第36話。ラダム樹で構成されたコロッセウムでの決闘シーンより。体術でブレードを圧倒する[[テッカマンアックス|アックス]]はラダムも地球人類も宇宙が創った存在だと言い、「ラダムが人間を滅ぼすのも、人間が生きるために獣を殺すのも同じ事」と彼の心に揺さぶりをかける。地球がラダムに侵略されるのも、自分が血を分けた肉親と殺し合うのも宇宙が定めた運命だと仮定する[[ゴダード]]に対し、Dボゥイはこの台詞であくまでもラダムに立ち向かう事を師に示す。
;「強くなどなりたくはなかった…できることなら、変わりたくなどなかった!」
;「強くなどなりたくはなかった…できることなら、変わりたくなどなかった!」
:アックスの乱れ斬りにテックランサーを落とされ、刃を砕かれ追い詰められたブレードは「肉を斬らせて骨を断つ」の言葉通り、ランサーの右肩部をわざと受け、左胸装甲の薄い部分を狙い左手刀で打ち貫く。弟子の成長に喜ぶゴダードに対し、Dボゥイはこの台詞で願わくば敵同士として殺し合いたくなかった、と互いの運命を嘆き悲しむのだった。
:アックスの乱れ斬りにテックランサーを落とされ、刃を砕かれ追い詰められたブレードは「肉を斬らせて骨を断つ」の言葉通り、ランサーの右肩部をわざと受け、左胸装甲の薄い部分を狙い左手刀で打ち貫く。弟子の成長に喜ぶゴダードに対し、Dボゥイはこの台詞で願わくば敵同士として殺し合いたくなかった、と互いの運命を嘆き悲しむのだった。
:アックスを葬る際に。ダガーの時とは異なり、本名と共に師を葬り去る部分が倒される時の重みを増している。
:アックスを葬る際に。ダガーの時とは異なり、本名と共に師を葬り去る部分が倒される時の重みを増している。
;「フッ…ありそうな事だな」<br />「だからと言って、俺は仲間を見殺しにはできない!」
;「フッ…ありそうな事だな」<br />「だからと言って、俺は仲間を見殺しにはできない!」
:第37話、バーナードからフリーマンの研究結果を告げられた際に。孝三にラダムの調整から救い出されたDボゥイはテッカマンとしては不完全な状態だった。度重なるテックセットの影響で体組織は傷つき、このまま戦い続けると確実に死が訪れるというのだ。バーナードの言葉にDボゥイは自嘲げに微笑みながらも、生死を共にする仲間を見捨てまいと、覚悟の上でテックセットするが…。
:第37話。バーナードからフリーマンの研究結果を告げられた際に。孝三にラダムの調整から救い出されたDボゥイはテッカマンとしては不完全な状態だった。度重なるテックセットの影響で体組織は傷つき、このまま戦い続けると確実に死が訪れるというのだ。バーナードの言葉にDボゥイは自嘲げに微笑みながらも、生死を共にする仲間を見捨てまいと、覚悟の上でテックセットするが…。
;(50%の確立で、待つのはただ死ぬ事か…)<br />(テッカマンとして生きる事が許されないなら、俺は普通の人間として生きるだけか…)<br />(…違う!俺は戦ってきたんだ!)<br />(俺はもう後戻りできないんだ…俺は、自分自身でラダムと戦う事を選んだんだ…!!)
;(50%の確立で、待つのはただ死ぬ事か…)<br />(テッカマンとして生きる事が許されないなら、俺は普通の人間として生きるだけか…)<br />(…違う!俺は戦ってきたんだ!)<br />(俺はもう後戻りできないんだ…俺は、自分自身でラダムと戦う事を選んだんだ…!!)
:ふとした事でフリーマンからテッカマンの爆発的進化現象・[[ブラスター化]]を聞かされた後、アラスカの夜空を見上げて。成功する確率は50%。不完全な状態でブラスター化に挑めば肉体的負担が爆発的に増大、仮に成功したとしても半年ないし3ヶ月の寿命しかない、と告げられDボゥイは苦悩する。しかし、雲ひとつない夜空に輝く星々を見て、彼はブラスター化にわずかな希望を託す。
:ふとした事でフリーマンからテッカマンの爆発的進化現象・[[ブラスター化]]を聞かされた後、アラスカの夜空を見上げて。成功する確率は50%。不完全な状態でブラスター化に挑めば肉体的負担が爆発的に増大、仮に成功したとしても半年ないし3ヶ月の寿命しかない、と告げられDボゥイは苦悩する。しかし、雲ひとつない夜空に輝く星々を見て、彼はブラスター化にわずかな希望を託す。
;「どこだみんな…アキ、バーナード…どこだ…どこにいるんだ…!?」<br />「どこだ…バーナード…!」<br />「う…うぅおおおおおおぉぉぉぉっ…!!」
;「どこだみんな…アキ、バーナード…どこだ…どこにいるんだ…!?」<br />「どこだ…バーナード…!」<br />「う…うぅおおおおおおぉぉぉぉっ…!!」
:39話ラストシーン。圧倒的な力でテッカマンランスを撃破したDボゥイ。しかしペガスから出てきたDボゥイの身体には異常が出ていた。フリーマンは告げる。「'''彼は使ってはならないパワーを放出してしまった'''」と。そして…。
:第39話。圧倒的な力でテッカマンランスを撃破したDボゥイ。しかしペガスから出てきたDボゥイの身体には異常が出ていた。フリーマンは告げる。「'''彼は使ってはならないパワーを放出してしまった'''」と。そして…。
;「…俺を『Dボゥイ』と呼んでた? どうして俺を、『Dボゥイ』と呼ぶんだ…?」<br />「…だいたい、『Dボゥイ』ってのはどういう意味なんだ?」
;「…俺を『Dボゥイ』と呼んでた? どうして俺を、『Dボゥイ』と呼ぶんだ…?」<br />「…だいたい、『Dボゥイ』ってのはどういう意味なんだ?」
:41話。ブラスター化の後遺症もなく、無事に回復したように見えたDボゥイだったが、再三のアキの呼びかけに対し示したこの反応は、「記憶を失っていく」というブラスター化の真の代償をスペースナイツ一同にまざまざと知らしめた。なおこの話の彼は普段の思いつめた雰囲気もなくしており、回想シーンでのような明るめの表情をしていたことも、視聴者からすればその予兆だったとも見られる。
:第41話。ブラスター化の後遺症もなく、無事に回復したように見えたDボゥイだったが、再三のアキの呼びかけに対し示したこの反応は、「記憶を失っていく」というブラスター化の真の代償をスペースナイツ一同にまざまざと知らしめた。なおこの話の彼は普段の思いつめた雰囲気もなくしており、回想シーンでのような明るめの表情をしていたことも、視聴者からすればその予兆だったとも見られる。
;「どうしてアキが、ミユキの好きな花を知ってるんだ…!?」
;「どうしてアキが、ミユキの好きな花を知ってるんだ…!?」
:42話。記憶障害の症状を自覚せず、頑なに否定するDボゥイ。しかしベッドの傍に挿されていた花の名前が思い出せず聞き、ようやく自分がどうなっているのか自覚する。花の名前はアマリリス、ミユキの好きだった花という、その記憶を失っていたのだから…。
:第42話。記憶障害の症状を自覚せず、頑なに否定するDボゥイ。しかしベッドの傍に挿されていた花の名前が思い出せず聞き、ようやく自分がどうなっているのか自覚する。花の名前はアマリリス、ミユキの好きだった花という、その記憶を失っていたのだから…。
;「同じ苦しむなら、戦いの方がマシだ…!」
;「同じ苦しむなら、戦いの方がマシだ…!」
:43話。無理を押して戦線に向かおうとし、アキ達に制止されながらこぼした一言。後期OP主題歌「永遠の孤独」の歌詞「戦いだけが救い」と一致しており、同曲が本編の内容とリンクしている証左の一つとして印象深い。
:第43話。無理を押して戦線に向かおうとし、アキ達に制止されながらこぼした一言。後期OP主題歌「永遠の孤独」の歌詞「戦いだけが救い」と一致しており、同曲が本編の内容とリンクしている証左の一つとして印象深い。
;「泣けるだけ……いいさ……」<br />「シンヤの事も、ミユキの事も、まだ覚えている…まだ、悲しむ事が出来る。そして、この涙を、この思い出を失わない限り、俺はラダムを憎む…俺はラダムと戦える!」
;「泣けるだけ……いいさ……」<br />「シンヤの事も、ミユキの事も、まだ覚えている…まだ、悲しむ事が出来る。そして、この涙を、この思い出を失わない限り、俺はラダムを憎む…俺はラダムと戦える!」
:ラダムとの最終決戦に臨む際に、昔家族で住んでいた家へと戻った時に言った言葉。ブラスター化による影響でラダムへの怒りと憎しみを忘れてしまう事を恐れ、家族との思い出をもその糧にしなければならなかった。
:第46話。全人類のオービタルリングへの避難活動のために世界中を飛び回る中、同行しているアキに無理を言って、日本にある実家に立ち寄ったDボゥイは幸せだった頃の家族を思い出す。傷つくだけなのは分かっていたが、ブラスター化による影響で記憶を失っても元凶のラダムへの怒りと憎しみまで忘れないための荒療治だった。
;「俺は今、とても素直な気持ちだ。今なら素直に言えるよ…。大好きだった兄さん達をこの手で殺す…そんな宿命、背負いたくなかったよ」<br />「忘れたくない……アキの事を。名前も……思い出も……アキの事は何一つ……」
;「俺は今、とても素直な気持ちだ。今なら素直に言えるよ…。大好きだった兄さん達をこの手で殺す…そんな宿命、背負いたくなかったよ」<br />「忘れたくない……アキの事を。名前も……思い出も……アキの事は何一つ……」
:昔の家で家族との思い出とラダムへの怒りと憎しみを心に刻んだ後で。この時だけ、彼は「相羽タカヤ」として本心を明かした。
:実家のリビングでDボゥイはアキに「相羽タカヤ」として本心を明かした。そして、2人は恋人同士になる。
;「まだ望みはある。こうなった以上、時間との勝負だ。全人類がラダム樹に取り込まれる前に、月のラダム基地を叩く!!」
;「まだ望みはある。こうなった以上、時間との勝負だ。全人類がラダム樹に取り込まれる前に、月のラダム基地を叩く!!」
:47話。全人類がオービタルリングに避難完了する前に世界中のラダム樹が動き出してしまったが、実家に戻り、打倒ラダムの決意を新たにしたDボゥイは悲観に駆られるフリーマンたちを一喝するのだった。
:第47話。全人類がオービタルリングに避難完了する前に世界中のラダム樹が動き出してしまったが、実家に戻り、打倒ラダムの決意を新たにしたDボゥイは悲観に駆られるフリーマンたちを一喝するのだった。
;「やめるんだ、アキ! アキ、これは俺とシンヤの戦いだ。下がっていてくれ」<br />「下がるんだ! ……頼む、下がってくれ! ……下がれ!」
;「やめるんだ、アキ! アキ、これは俺とシンヤの戦いだ。下がっていてくれ」<br />「下がるんだ! ……頼む、下がってくれ! ……下がれ!」
:ブラスター化の影響で傷付くシンヤを撃とうとするアキに対して。たとえ愛する人であっても、宿命の戦いに踏み入る事は出来ない。
:第48話。ブラスター化の影響で傷付くシンヤを撃とうとするアキに対して。たとえ愛する人であっても、宿命の戦いに踏み入る事は出来ない。
;「こいつのために……! こいつの……こいつのために!! うおおおおおおっ!!」<br />「うああああっ!! こいつ……こいつ! こいつのせいで!! 父さんも、兄さんも、ミユキも、シンヤも! 皆……皆……! こいつの!! ラダムのせいで……ラダムの……ラダムのせいで俺は!! 俺達は皆!! 皆……皆ぁ!!」
;「こいつのために……! こいつの……こいつのために!! うおおおおおおっ!!」<br />「うああああっ!! こいつ……こいつ! こいつのせいで!! 父さんも、兄さんも、ミユキも、シンヤも! 皆……皆……! こいつの!! ラダムのせいで……ラダムの……ラダムのせいで俺は!! 俺達は皆!! 皆……皆ぁ!!」
:ラダムの支配から解き放たれたシンヤを看取った後、彼に寄生していた一匹の小さなラダム虫を踏み潰す。幸せだった家族の全てを奪われた怒りと憎しみ、そして悲しみの絶叫が響き渡る……。<br />後途のセリフは特典映像「燃えた時計」のもの。
:ラダムの支配から解き放たれたシンヤを看取った後、彼に寄生していた一匹の小さなラダム虫を踏み潰す。幸せだった家族の全てを奪われた怒りと憎しみ、そして悲しみの絶叫が響き渡る……。<br />後途のセリフは特典映像「燃えた時計」のもの。
:[[月]]にある[[ラダム]]母艦へ単身突入する際に、引き止めるアキに言った言葉。人としての己をすべて捨て去り、「テッカマンブレード」は最後の戦いに向かう……。
:[[月]]にある[[ラダム]]母艦へ単身突入する際に、引き止めるアキに言った言葉。人としての己をすべて捨て去り、「テッカマンブレード」は最後の戦いに向かう……。
; (き、来てしまったのか……遂に……この時が……)
; (き、来てしまったのか……遂に……この時が……)
:シンヤから託されたクリスタルを手に、猛然と月へ進撃するブレード。しかし突然ペガスの上で頭を押さえて苦しみ出す。彼の脳細胞への負荷が限界を超えようとしていたのだ。彼の脳の中で、致命的な何かが砕け散る。ノアル、バルザック、ミリー、フリーマン、そしてアキ…仲間たちの記憶が脳裏に浮かび、次第に薄れてゆく……。
:第49話。シンヤから託されたクリスタルを手に、猛然と月へ進撃するブレード。しかし突然ペガスの上で頭を押さえて苦しみ出す。彼の脳細胞への負荷が限界を超えようとしていたのだ。彼の脳の中で、致命的な何かが砕け散る。ノアル、バルザック、ミリー、フリーマン、そしてアキ…仲間たちの記憶が脳裏に浮かび、次第に薄れてゆく……。
;「ラダム……」<br />「ラダムッ!!」<br />「うおおおおおっ!!」
;「ラダム……」<br />「ラダムッ!!」<br />「うおおおおおっ!!」
:遂に全ての記憶を失い、戦う事が出来なくなったかと思われたDボゥイだったが、心に刻まれたラダムへの怒りと憎しみによって復活。だが、そこにいたのは、ただ衝動と怒りのままに暴れ狂う白き魔人。そこにはもはや、Dボゥイと呼ばれた人間の面影は残っていなかった…。
:遂に全ての記憶を失い、戦う事が出来なくなったかと思われたDボゥイだったが、心に刻まれたラダムへの怒りと憎しみによって復活。だが、そこにいたのは、ただ衝動と怒りのままに暴れ狂う白き魔人。そこにはもはや、Dボゥイと呼ばれた人間の面影は残っていなかった…。
:これと同時に素体部分の目が赤く染まっており、理性を失って暴走状態に陥ったことが伺える。このパートでのDボゥイの台詞は全て「うおおおおおおお!!」か「ラダムゥゥゥッ!!」である。
:これと同時に素体部分の目が赤く染まっており、理性を失って暴走状態に陥ったことが伺える。このパートでのDボゥイの台詞は全て「うおおおおおおお!!」か「ラダムゥゥゥッ!!」である。
:W51話ではこの状態が再現され、クラッシュイントルード及びブラスターボルテッカ以外のカットインも消滅する。
:『W』51話ではこの状態が再現され、クラッシュイントルード及びブラスターボルテッカ以外のカットインも消滅する。
;「帰ろう、家へ……」
;「帰ろう、家へ……」
:[[テッカマンオメガ|オメガ]]との最後の対決で、ボルテッカを放つ直前に兄に呟いた言葉。
:[[テッカマンオメガ|オメガ]]との最後の対決で、ブラスターボルテッカを放つ直前に兄に呟いた言葉。この言葉の後、今は亡き家族や師匠が走馬灯のように流れながら、ブラスターボルテッカを放った。
:オメガを倒したブレードはラダム母艦の破片と共に地球に落下していき、それを見つめながらミリィはミユキの分まで涙を流すのだった。
;「ア……キ……」
;「ア……キ……」
:最期の戦いの末、Dボゥイは立つ事すらできない状態になった。海岸に建てられた一軒のバンガローで、車椅子の状態で傍に寄り添うアキに彼はたどたどしい口調で呼びかける。それに優しく微笑むと彼もまた微笑み返す。かつて『白い魔人』と呼ばれた者は今、安らぎの時間を得たのだった…。
:全ての記憶を失いながらも生き延びたDボゥイ。彼は海岸に建てられた一軒のバンガローで、車椅子に座りながら、夕日を眺めていた。そんなDボウィの傍に寄り添うアキに、Dボゥイはたどたどしい口調で呼びかけ、それに優しく微笑むアキに微笑み返した。かつて『白い魔人』と呼ばれた者は今、安らぎの時間を得たのだった…。
=== テッカマンブレードII ===
=== テッカマンブレードII ===