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| *重量:124.0t | | *重量:124.0t |
| *[[動力]]:ガソリンエンジン | | *[[動力]]:ガソリンエンジン |
− | *出力:42400馬力 | + | *[[出力]]:42400馬力 |
| *開発者:[[イノセント]] | | *開発者:[[イノセント]] |
| *主なパイロット:[[ジロン・アモス]]、[[チル]] | | *主なパイロット:[[ジロン・アモス]]、[[チル]] |
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| + | === 概要 === |
| [[イノセント]]が開発した新型の[[ウォーカーマシン]]。[[略語|略称]]は「ギャリア」。第25話「捨て身と捨て身の大戦闘」にて[[ザブングル]]1機を失った[[アイアン・ギアー]]一行が、第26話「イノセント大乱戦」にてイノセント側とのドサクサのさなかに強奪する形で入手した。その後、物語後半の[[ジロン・アモス|ジロン]]の愛機として最終話「みんな走れ!」まで活躍する。 | | [[イノセント]]が開発した新型の[[ウォーカーマシン]]。[[略語|略称]]は「ギャリア」。第25話「捨て身と捨て身の大戦闘」にて[[ザブングル]]1機を失った[[アイアン・ギアー]]一行が、第26話「イノセント大乱戦」にてイノセント側とのドサクサのさなかに強奪する形で入手した。その後、物語後半の[[ジロン・アモス|ジロン]]の愛機として最終話「みんな走れ!」まで活躍する。 |
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| [[ギャリィホバー]]が上半身、[[ギャリィウィル]]が下半身を構成しており、ザブングルと同じ[[合体]]とはいえ、その連結は単純。特に、背中に搭載されたローターによって空中戦も行える他、馬力にも優れており、射撃武器がメインのザブングルに比べて力任せの格闘戦闘(どつきあい)が多かった。乗員は上半身と下半身に1名ずつの2名であるが、それぞれが副座を持っているため、最大4名まで乗車可能。<ref>ただし、SRWでは最大2人乗りで統一されている。</ref> | | [[ギャリィホバー]]が上半身、[[ギャリィウィル]]が下半身を構成しており、ザブングルと同じ[[合体]]とはいえ、その連結は単純。特に、背中に搭載されたローターによって空中戦も行える他、馬力にも優れており、射撃武器がメインのザブングルに比べて力任せの格闘戦闘(どつきあい)が多かった。乗員は上半身と下半身に1名ずつの2名であるが、それぞれが副座を持っているため、最大4名まで乗車可能。<ref>ただし、SRWでは最大2人乗りで統一されている。</ref> |
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− | 他の[[WM]]と同様に機体操作はほぼハンドル一本。だが、到底そうは思えない複雑で人間的な動きを実現している。スマートなザブングルとは正反対のずんぐりむっくりしたシルエットと、専属パイロットのジロンに合わせたコミカルな動きで笑いを誘う。
| + | また、ウォーカー・ギャリアは他の[[WM]]と同様に機体操作はほぼハンドル一本である。だが、到底そうは思えない複雑で人間的な動きを実現している。スマートなザブングルとは正反対のずんぐりむっくりしたシルエットと、専属パイロットのジロンに合わせたコミカルな動きで笑いを誘う。 |
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− | ウォーカー・ギャリアは、いわゆる'''「2号ロボ」の先駆け'''であり、本機以降、様々な作品で中盤・後半での主役機の交代という展開が見られるようになった。ちなみに、放送当時は主人公メカでありながら100分の1スケールのプラモが発売中止となったが、放送終了から25年を経た2008年になって「R3(Real Robot Revolution)シリーズ」としてついに発売された。
| + | なお、ウォーカー・ギャリアは、いわゆる'''「2号ロボ」の先駆け'''であり、本機以降、様々な作品で中盤・後半での主役機の交代という展開が見られるようになった。 |
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| === 構成機体 === | | === 構成機体 === |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| + | *ウォーカー・ギャリアは(2代目の)[[主人公]]メカでありながら、『[[戦闘メカ ザブングル]]』放送当時はウォーカー・ギャリアの100分の1スケールのプラモデル商品が発売中止になってしまったという経緯がある。 |
| + | **しかし、放送終了から25年を経た2008年に「R3(Real Robot Revolution)シリーズ」として、ウォーカー・ギャリアの100分の1スケールのプラモデル商品がようやく発売された。 |
| *『[[機動戦士Ζガンダム]]』第13話「シャトル発進」にて、スタッフのお遊びで[[ハヤト・コバヤシ]]が館長をしている戦争博物館の展示品としてウォーカー・ギャリアによく似た機体が登場する。 | | *『[[機動戦士Ζガンダム]]』第13話「シャトル発進」にて、スタッフのお遊びで[[ハヤト・コバヤシ]]が館長をしている戦争博物館の展示品としてウォーカー・ギャリアによく似た機体が登場する。 |
| *TVアニメ版『クレヨンしんちゃん』の[[劇中劇]]『超電導カンタム・ロボ』に登場する巨大ロボットであるカンタム・ロボには数多くの[[スーパーロボット]]をモチーフにしている(機体名称は[[ガンダム]]のパロディ)ことが伺えるが、全体のシルエットやカラーリングはウォーカー・ギャリアに似ている。 | | *TVアニメ版『クレヨンしんちゃん』の[[劇中劇]]『超電導カンタム・ロボ』に登場する巨大ロボットであるカンタム・ロボには数多くの[[スーパーロボット]]をモチーフにしている(機体名称は[[ガンダム]]のパロディ)ことが伺えるが、全体のシルエットやカラーリングはウォーカー・ギャリアに似ている。 |
| **なお、カンタム・ロボにはウォーカー・ギャリアと同じくブーメラン型の武器(こちらは、[[マジンカイザー #カイザースクランダーの装備が必要な武装|背部にあるブースター付きのウイングをブーメランとして投擲する]])が存在している。 | | **なお、カンタム・ロボにはウォーカー・ギャリアと同じくブーメラン型の武器(こちらは、[[マジンカイザー #カイザースクランダーの装備が必要な武装|背部にあるブースター付きのウイングをブーメランとして投擲する]])が存在している。 |
| **ちなみに、カンタム・ロボを操縦する人間と同じ[[サイズ]]のロボットであるカンタムの声を担当しているのは、[[ジロン・アモス]]役の[[声優]]の大滝進也氏である。 | | **ちなみに、カンタム・ロボを操縦する人間と同じ[[サイズ]]のロボットであるカンタムの声を担当しているのは、[[ジロン・アモス]]役の[[声優]]の大滝進也氏である。 |
− | **ついでに言うと、TVアニメ版『クレヨンしんちゃん』SPECIAL 7「カンタム最後の戦いだゾ」における劇中劇『超電導カンタム・ロボ』の最終回では、「すまない、ジョン君…。'''最終回はアンハッピーエンドになりそうだ…'''」「'''[[パワーアップイベント|パワーアップ]]していくだけの殺し合いは、もう沢山だ!''' そこからは何も生まれない!」等の『[[戦闘メカ ザブングル]]』を彷彿とさせるメタフィクションが入った名台詞が存在している。 | + | **ついでに言うと、TVアニメ版『クレヨンしんちゃん』SPECIAL 7「カンタム最後の戦いだゾ」における劇中劇『超電導カンタム・ロボ』の最終回では、「すまない、ジョン君…。'''最終回はアンハッピーエンドになりそうだ…'''」「'''[[パワーアップイベント|パワーアップ]]していくだけの殺し合いは、もう沢山だ!''' そこからは何も生まれない!」等の『戦闘メカ ザブングル』を彷彿とさせるメタフィクションが入った名台詞が存在している。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |