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=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
 
;「アポリー中尉。調子はどうか?」<br>「ロベルト中尉、その過信は自分の足をすくうぞ」
 
;「アポリー中尉。調子はどうか?」<br>「ロベルト中尉、その過信は自分の足をすくうぞ」
:1話での最初の台詞。[[ティターンズ]]が[[グリプス]]で行っている[[バスク・オム|バスク]]大佐肝いりの[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]の起動テストを奇襲し、強奪する作戦を遂行するべく[[リック・ディアス (クワトロ専用)|リック・ディアス]]に乗り、[[一年戦争]]の頃から[[ジオン軍]]の部下である[[アポリー・ベイ|アポリー]]、[[ロベルト]]の[[リック・ディアス]]を率いてお肌の触れあい回線を通じてのやり取り。これから、戦闘になるかもしれないのに3人とも場慣れしているのか妙にリラックスした様子で、長年の付き合いなのか互いの腹の中まで読めているようである。シャアも前作の仮面を脱ぎ捨て素顔での登場である。また、場所がサイド7なのと、3機のMSで敵の拠点のコロニーを奇襲するなど、話のシチュエーションは前作の第1話「ガンダム、大地に立つ」に酷似している。
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:1話での最初の台詞。[[ティターンズ]]が[[グリーンノア]]で行っている[[バスク・オム|バスク]]大佐肝いりの[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]の起動テストを奇襲し、強奪する作戦を遂行するべく[[リック・ディアス (クワトロ専用)|リック・ディアス]]に乗り、[[一年戦争]]の頃から[[ジオン軍]]の部下である[[アポリー・ベイ|アポリー]]、[[ロベルト]]の[[リック・ディアス]]を率いてお肌の触れあい回線を通じてのやり取り。これから、戦闘になるかもしれないのに3人とも場慣れしているのか妙にリラックスした様子で、長年の付き合いなのか互いの腹の中まで読めているようである。
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:シャアも前作の仮面を脱ぎ捨て素顔での登場である。また、場所がサイド7なのと、3機のMSで敵の拠点のコロニーを奇襲するなど、話のシチュエーションは前作の第1話「ガンダム、大地に立つ」に酷似している。
    
;「この感触…アムロ・レイ…?ララァ・スンか?」
 
;「この感触…アムロ・レイ…?ララァ・スンか?」
:1話でグリプスの偵察中、[[ニュータイプ]]としての[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を察知した時の台詞。
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:グリプスの偵察中、[[ニュータイプ]]としての[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を察知した時の台詞。
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;「ジオンの寄せ集めで作ったコロニーと言うが、ティターンズの秘密基地という話だ」
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:カミーユが宇宙港でジェリド達ティターンズと乱闘沙汰を起こしていた頃、クワトロはグリプスに近づきつつあった。
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:まだ本格的に敵対している訳ではないが、敵陣に乗り込むためバインダーからクレイ・バズーカを取り出し構え戦闘態勢に入りつつ、そびえ立つグリプスに接近しながら呟く。クワトロ(シャア)は、一年戦争が終結した後に、仲間のジオン軍残党と共にアステロイドベルトにある資源用小惑星基地・[[アクシズ]]に逃亡。そこで長年潜伏生活を送っていた事から、ジオンの事情だけでなくスペースノイドの裏の情報にも精通している筈である。そのクワトロでさえ聞いたことがないので、グリプスの噂がティターンズが秘密基地を隠蔽するための方便だとすぐに見破った。
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;「まったく応答なし。まあ、平和な時はこんなものか」
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:いくらグリプスに近付いても、ティターンズの敵[[モビルスーツ|MS]]部隊が迎撃して来ない事に少々拍子抜けしながら呟いた台詞。仮にも秘密基地周辺の警備がザル同然の状態である事から、ティターンズだけでなく地球連邦軍がいかに「ジオンの残党」と一括りにしている[[スペースノイド]]達を軽視しているかが伺える。一年戦争に勝利した後、地球連邦は増長し腐敗の一途を辿り、かなり酷い平和ボケになっている様子である。
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;「やってみるさ」
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:ゲームなどでも有名な台詞の一つ。これから、リック・ディアスから降りてノーマルスーツのみでグリプスに潜入しなければならない危険な任務をこなさなければいけないのだが、クワトロは死への恐怖と同時に、快楽にも近い形容しようのない高揚感を感じているようである。根っから戦争が好きなようだ。
    
;「フランクリン・ビダン大尉…困ったお方だ」
 
;「フランクリン・ビダン大尉…困ったお方だ」
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;「出資者は無理難題を仰る」
 
;「出資者は無理難題を仰る」
:[[ウォン・リー]]らエゥーゴの出資者たちが連邦軍の本拠地・ジャブローの攻撃を命令。(ジャブロー攻撃の経験がある)クワトロはこれに反対し、宇宙にあるグリプスの攻撃を主張するが、退けられてしまう。その会話の最後のセリフ。
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:[[ウォン・リー]]らエゥーゴの出資者たちが連邦軍の本拠地・ジャブローの攻撃を命令。(ジャブロー攻撃の経験がある)クワトロはこれに反対し、宇宙にあるグリプスの攻撃を主張するが、退けられてしまう。その会話の最後のセリフ。クワトロが頭から爪先まで現場の人間である事を象徴している。
 
:穿った見方をすれば番組スポンサーの注文に対する富野監督の代弁なのかも知れない。
 
:穿った見方をすれば番組スポンサーの注文に対する富野監督の代弁なのかも知れない。
  
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