17行目: |
17行目: |
| [[パーソナルトルーパー|ハイ・パーソナルトルーパー]]と呼ばれる高性能機。動力源の「トロニウム・レヴ」は、太陽系外産の希少金属物質(トロニウム)から莫大なエネルギーを取り出して動力に転換する機関。地球で開発されたトロニウム・エンジンの上位種、またはオリジナルにあたる存在で、地球圏に現存するトロニウム製動力機関とは比較にならない安定性を誇る。 | | [[パーソナルトルーパー|ハイ・パーソナルトルーパー]]と呼ばれる高性能機。動力源の「トロニウム・レヴ」は、太陽系外産の希少金属物質(トロニウム)から莫大なエネルギーを取り出して動力に転換する機関。地球で開発されたトロニウム・エンジンの上位種、またはオリジナルにあたる存在で、地球圏に現存するトロニウム製動力機関とは比較にならない安定性を誇る。 |
| | | |
− | 本機は、表向きには地球のアイドネウス島の軍事基地グランド・クリスマス(特殊作戦部隊「ガイアセイバーズの本拠地)で開発された人型機動兵器ということになっているが、その実態はゼ・バルマリィ帝国監察軍に所属する軍人[[ユーゼス・ゴッツォ]]が彼の故郷(バルマー星)で開発させた「フーム・ツェレム」と呼ばれる機動兵器シリーズ。本来の外観は[[ヒュッケバインシリーズ]]と異なる姿形だが、連邦政府大統領特別補佐官[[アルテウル・シュタインベック]]として行動するユーゼスにいらぬ嫌疑がかからぬように、地球産の素材で作られた外装を取り付けている。得物と機体各部を飾る炎の如き紋様は「エシュ・アナフ・オート」と呼ばれる呪術的儀式具であり、システム「メラフティー・ディーン」の起動に必要なもの。
| + | 本機は、表向きには地球のアイドネウス島の軍事基地グランド・クリスマス(特殊作戦部隊「ガイアセイバーズの本拠地)で開発された人型機動兵器ということになっているが、その実態はゼ・バルマリィ帝国監察軍に所属する[[ユーゼス・ゴッツォ]]が本星で開発させた「フーム・ツェレム」と呼ばれる機動兵器シリーズ。本来の外観は[[ヒュッケバインシリーズ]]と異なる姿形だが、連邦政府大統領特別補佐官[[アルテウル・シュタインベック]]として行動するユーゼスにいらぬ嫌疑がかからぬように、地球産の素材で作られた外装を取り付けている。得物と機体各部を飾る炎の如き紋様は「エシュ・アナフ・オート」と呼ばれる呪術的儀式具であり、システム「メラフティー・ディーン」の起動に必要なもの。 |
| | | |
− | クロスゲート空間内の戦闘で[[アダマトロン]]に取り込まれてしまったが、戦隊が新人祖を撃墜したことで[[ラズムナニウム|金属細胞]]の浸食からは解放され、クロスゲートの悪戯かラ・ギアスに流れ着いてたらしい。王都ラングラン市の地下最深部で本機を回収した[[ヨーテンナイ]]はガリルナガンに利用価値を見出し修復作業を施したが、なぜか完全修理まではしていない。 | + | クロスゲート空間内の戦闘で[[アダマトロン]]に取り込まれてしまったが、鋼龍戦隊がアダマトロンを撃墜したことで[[ラズムナニウム]]の浸食からは解放されたものの、クロスゲートの悪戯かラ・ギアスに流れ着いてたらしい。王都ラングラン市の地下最深部で本機を回収した[[ヨーテンナイ]]はガリルナガンに利用価値を見出し修復作業を施したが、なぜか完全修理まではしていない。愛機の大破と引き換えにガリルナガンを強奪したシュウも動力源(メラフティーやレヴ)の調整を見送っているため、『F』本編では最後まで本来の実力を発揮できない状態のまま終わった。 |
− | | |
− | 愛機の大破と引き換えにガリルナガンを強奪したシュウも動力源(メラフティーやレヴ)の調整を見送っているため、『F』本編では最後まで本来の実力を発揮できない状態のまま終わった。
| |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
31行目: |
29行目: |
| === [[魔装機神シリーズ]] === | | === [[魔装機神シリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] |
− | :アーマラの搭乗機として参戦。武器改造の効率こそよいがランクアップ武器と追加武装はない。終盤突入後の最終的な火力は中堅(六番手)未満まで下がる。追い討ちをかけるかのように武器に付随する特殊効果もないという。パイロット自体の能力は優秀なため、後方支援に徹するか、回避率強化パーツを優遇して前線で援護攻撃に徹するのが無難である。とくに終盤の出撃時、耐久力的に一度でも敵の反撃を受けると赤信号が灯るため、敵を打ち落とすと決めたときは「魂」を惜しむべきではない。 | + | :アーマラの搭乗機として参戦。武器改造の効率こそよいがランクアップ武器と追加武装はない。終盤突入後の最終的な火力は中堅未満まで下がる上に武器に付随する特殊効果もないという。パイロット自体の能力は優秀なため、後方支援に徹するか、回避率強化パーツを優遇して前線で援護攻撃に徹するのが無難である。とくに終盤の出撃時、耐久力的に一度でも敵の反撃を受けると赤信号が灯るため、敵を打ち落とすと決めたときは「魂」を惜しむべきではない。 |
− | :トロフィーに[[デュラクシール|ある機体]]を援護すると解放される「バニシング注意報」なるものが存在する。 | + | :トロフィーに[[デュラクシール]]を援護すると解放される「'''バニシング注意報'''」なるものが存在する。 |
| | | |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
40行目: |
38行目: |
| :[[魔装機神シリーズ]]にて「バスタックス・マッシャー」の〆に使用する。 | | :[[魔装機神シリーズ]]にて「バスタックス・マッシャー」の〆に使用する。 |
| ;トライ・スラッシャー | | ;トライ・スラッシャー |
− | :背部の「[http://www.1999.co.jp/itbig28/10289618k4.jpg アクティブ・ウィング・ユニット]」の一部を切り離して構成する2基(3枚1基x2)の遠隔誘導兵器。攻撃手法は斬撃。 | + | :背部の「[http://www.1999.co.jp/itbig28/10289618k4.jpg アクティブ・ウィング・ユニット]」の一部を切り離して構成する2基(3枚1基x2)の遠隔誘導兵器。P属性武器としては珍しい長射程。魔装機神シリーズでも優秀な射程距離をみせたが、威力の低さと弾数制限が玉に瑕。 |
− | :*'''OG''':P属性武器としては珍しい長射程。魔装機神シリーズでも優秀な射程距離をみせたが、威力の低さと弾数制限が玉に瑕。
| |
| ;バスタックス・ガン | | ;バスタックス・ガン |
| :正式名称は「バスター・アックス・コンポジット・ガン」。銃身の上部に鎌状に湾曲した刃、下部には斧刃、トリガー・ガード(用心金)とマズル・ブレーキ(銃口制退器)に打突用スパイクを装着した重金属粒子砲。 | | :正式名称は「バスター・アックス・コンポジット・ガン」。銃身の上部に鎌状に湾曲した刃、下部には斧刃、トリガー・ガード(用心金)とマズル・ブレーキ(銃口制退器)に打突用スパイクを装着した重金属粒子砲。 |
| :ちなみに、ガリルナガンの攻撃はほとんどこの武器を使用するため、万一武器を破壊されるとクローとスラッシャー以外の攻撃手段がなくなる。 | | :ちなみに、ガリルナガンの攻撃はほとんどこの武器を使用するため、万一武器を破壊されるとクローとスラッシャー以外の攻撃手段がなくなる。 |
− | :*'''OG''':[[全体攻撃]]を可能とする長射程の武器。頭身の高い[[魔装機神シリーズ]]では片手撃ちを披露している。 | + | :OGでは[[全体攻撃]]を可能とする長射程の武器。頭身の高い[[魔装機神シリーズ]]では片手撃ちを披露している。 |
| ;バスタックス・マッシャー | | ;バスタックス・マッシャー |
| :弾き飛ばした敵をビームで撃ち落とす。 | | :弾き飛ばした敵をビームで撃ち落とす。 |
57行目: |
54行目: |
| :クルセイドのフレイバーテキストによれば、「トロニウム・レヴをフル稼働させる事で放つ一撃。敵機を虚空の淵に叩き落とし、両断する」という技。 | | :クルセイドのフレイバーテキストによれば、「トロニウム・レヴをフル稼働させる事で放つ一撃。敵機を虚空の淵に叩き落とし、両断する」という技。 |
| :システムの稼動で赤黒く輝く炎の紋様から発現した上位界の火の力で、「生命の樹の枝」の陣を構成。前面に展開した陣に突き刺した得物の銃口から光線を放射して敵機を虚空の淵に追いやった後、連続で叩き込む無数の光球で身動きを封じ斧の刃で両断する。 | | :システムの稼動で赤黒く輝く炎の紋様から発現した上位界の火の力で、「生命の樹の枝」の陣を構成。前面に展開した陣に突き刺した得物の銃口から光線を放射して敵機を虚空の淵に追いやった後、連続で叩き込む無数の光球で身動きを封じ斧の刃で両断する。 |
− | :魔方陣展開後の演出はリヴァーレの「アキシオン・バスター」と酷似している。作中でも、この武装を見たライがR-GUNリヴァーレとの関連性に気づき、エアロゲイターの関係者がガイアセイバーズに協力している可能性を指摘している。同時にアルテウルに対する疑惑も増大することとなるが、さすがに彼自身がその[[ユーゼス・ゴッツォ|張本人]]だとは想像もできなかった。 | + | :魔方陣展開後の演出はリヴァーレの「アキシオン・バスター」と酷似している。作中でも、この武装を見たライがR-GUNリヴァーレとの関連性に気づき、[[エアロゲイター]]の関係者がガイアセイバーズに協力している可能性を指摘していると同時にアルテウルに対する疑惑も増大することとなるが、さすがに彼自身がその[[ユーゼス・ゴッツォ|張本人]]だとは想像もできなかった。 |
| :なお、攻撃開始時に画面上部へ消えるバスタックス・ガンは、さりげなく'''念動フィールドらしき緑の光で覆われている'''。 | | :なお、攻撃開始時に画面上部へ消えるバスタックス・ガンは、さりげなく'''念動フィールドらしき緑の光で覆われている'''。 |
| :*'''COE''':システム「メラフティー・ディーン」の動作不良につき使用不可。 | | :*'''COE''':システム「メラフティー・ディーン」の動作不良につき使用不可。 |