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*メカニックデザイン:河森正治
 
*メカニックデザイン:河森正治
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[[VF-1 バルキリー]]の後継機で、名称は「サンダーボルト」。2045年以降統合軍の主力戦闘機である。[[テストパイロット]]であった[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]の強行な後押しで制式採用となった。VF-1からこれまでの主力VFとの違いは、大気圏内でも宇宙空間でも変わらない機動性と航続距離を単体で確保した点である。
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VF-4 ライトニングIIIの後継機で、名称は「サンダーボルト」。2045年以降統合軍の主力戦闘機である。
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[[VF-1 バルキリー]]以降も様々な可変戦闘機が開発されたが、どれもが特定の運用に特化した設計であった。そのためVF-1のような汎用性の高い機体を新たに開発する必要が生まれ、その結果完成したのが本機である。[[テストパイロット]]であった[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]の強行な後押しで制式採用となった。
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開発目的通りに汎用性は高く、大気圏内でも宇宙空間でも変わらない機動性と航続距離を単体で確保。特に特出した性能は持っていないもののトータルバランスに優れ、操縦性や信頼性、整備性や拡張性も高い。兵器としての完成度は高く、旧来の主力機種を一気に退役に追い込んだ。
    
基本的に火力と航続距離を延ばすためスーパーパックを標準装備。B型とC型はそれぞれ専用のスーパーパック(見た目は大差ない)が用意されており、これを装備した機体は'''スーパーサンダーボルト'''と呼ばれる。機体の全長はVF-1に比べ大きくなっている分、拡張性に優れ、VF-1同様に様々なバリエーションが存在する。
 
基本的に火力と航続距離を延ばすためスーパーパックを標準装備。B型とC型はそれぞれ専用のスーパーパック(見た目は大差ない)が用意されており、これを装備した機体は'''スーパーサンダーボルト'''と呼ばれる。機体の全長はVF-1に比べ大きくなっている分、拡張性に優れ、VF-1同様に様々なバリエーションが存在する。
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『マクロス7』劇中では完全にやられ役であり、毎回のように[[Fz-109A エルガーゾルン|エルガーゾルン]]に撃破されては、脱出艇が捕まってスピリチアを吸われる姿ばかりが目立っている(また中盤以降はスピリチアを吸われず、ただ撃墜されるだけのシーンが主となった)が、元々旧来の主力機種を一掃した名機でもある。
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『マクロス7』劇中では完全にやられ役であり、毎回のように[[Fz-109A エルガーゾルン|エルガーゾルン]]に撃破されては、脱出艇が捕まってスピリチアを吸われる姿ばかりが目立っている(また中盤以降はスピリチアを吸われず、ただ撃墜されるだけのシーンが主となった)。
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その後は[[VF-19 エクスカリバー]]や[[VF-171 ナイトメアプラス]]等の後継機が出るにつれ退役も進んでいる。民間にも多く払い下げられ、レース用等に使われている。
    
=== バリエーション ===
 
=== バリエーション ===
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;VF-4 ライトニングIII
 
;VF-4 ライトニングIII
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:前期主力機。宇宙での戦闘に優れていたが大気圏内での性能は低く、この汎用性の低さがVF-11の開発の一因となった。
 
;[[VF-1 バルキリー]]
 
;[[VF-1 バルキリー]]
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:汎用性に優れた初代可変戦闘機。VF-11はこの機体の真の後継機と言える。
;[[VF-17 ナイトメア]]
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;[[VF-19 エクスカリバー]]
 
:次期主力機。
 
:次期主力機。