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72 バイト追加 、 2015年9月30日 (水) 12:00
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フロンタルの存在を一言で表現するなら「スペースノイドが理想として持つ『赤い彗星』像の体現」であり、本人もその理想に自らを合わせる形で振舞っている。
 
フロンタルの存在を一言で表現するなら「スペースノイドが理想として持つ『赤い彗星』像の体現」であり、本人もその理想に自らを合わせる形で振舞っている。
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===その素性===
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=== その素性 ===
 
原作小説版では、ジオン残党軍をひそかに支援していたジオン共和国のモナハン・バハロ国防大臣らが用意した'''(一年戦争時の)シャアを模して作り上げられた[[強化人間]]'''である。
 
原作小説版では、ジオン残党軍をひそかに支援していたジオン共和国のモナハン・バハロ国防大臣らが用意した'''(一年戦争時の)シャアを模して作り上げられた[[強化人間]]'''である。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== 能力値 ===
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=== [[能力|能力値]] ===
 
影とはいえ「赤い彗星」と呼ばれるだけあり、すべての能力が高水準の強敵。特に射撃・回避・命中に優れる。
 
影とはいえ「赤い彗星」と呼ばれるだけあり、すべての能力が高水準の強敵。特に射撃・回避・命中に優れる。
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=== 精神コマンド ===
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=== [[精神コマンド]] ===
; [[第3次Z時獄篇]]
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;[[第3次Z時獄篇]]
: [[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]
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:[[直感]]、[[集中]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[魂]]
: シャアと全く同じ構成だが、集中に+が付いていない辺り、シャアとの違いを意識させられる。
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:シャアと全く同じ構成だが、集中に+が付いていない辺り、シャアとの違いを意識させられる。
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=== 特殊技能 ===
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
; [[第3次Z時獄篇]]
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;[[第3次Z時獄篇]]
: [[強化人間]]L9、[[底力]]L5、[[指揮官]]L4、[[サイズ差補正無視]]L3、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[気力+ボーナス|気力+ボーナス]]、[[ガード]]、[[2回行動]]
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:[[強化人間]]L9、[[底力]]L5、[[指揮官]]L4、[[サイズ差補正無視]]L3、[[集束攻撃|マルチターゲット]]、[[気力+ボーナス|気力+ボーナス]]、[[ガード]]、[[2回行動]]
 
: '''先頭に「強化人間」'''。確かに設定上「ニュータイプ」をつけるわけにはいかず、強敵ぶりを能力補正で再現するにはこうするしかないのだが、ある意味正体がバレバレである([[ラウ・ル・クルーゼ|似たような前例はあるにはあったが]])。
 
: '''先頭に「強化人間」'''。確かに設定上「ニュータイプ」をつけるわけにはいかず、強敵ぶりを能力補正で再現するにはこうするしかないのだが、ある意味正体がバレバレである([[ラウ・ル・クルーゼ|似たような前例はあるにはあったが]])。
: データ的に見ると長所を十全に生かすラインナップであり、こちらのタッグをビームライフルでバタバタ打ち落としに来る上、こちらが何かするたびにどんどん気力が上がっていく。
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:データ的に見ると長所を十全に生かすラインナップであり、こちらのタッグをビームライフルでバタバタ打ち落としに来る上、こちらが何かするたびにどんどん気力が上がっていく。
: ただし、精神耐性を保有していないという弱点があり、序盤の突出してくるマップなどでは簡単にALL攻撃を封じることができる。
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:ただし、精神耐性を保有していないという弱点があり、序盤の突出してくるマップなどでは簡単にALL攻撃を封じることができる。
 
:ガードと2回行動は当初「???」扱いで未修得だが、最終決戦で解禁される。
 
:ガードと2回行動は当初「???」扱いで未修得だが、最終決戦で解禁される。
 
:スキルも強化人間を除いて全てシャアと同じだが、'''なんと強化人間がL9まで成長する'''。何気に本流シリーズで強化人間L9到達者は久々でもある。尤も、シャアもエースボーナス込みでニュータイプL9まで行くが。
 
:スキルも強化人間を除いて全てシャアと同じだが、'''なんと強化人間がL9まで成長する'''。何気に本流シリーズで強化人間L9到達者は久々でもある。尤も、シャアもエースボーナス込みでニュータイプL9まで行くが。
; [[BX]]
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;[[BX]]
: [[強化人間]]、[[プレッシャー]]、[[援護攻撃]]、[[気力限界突破]]、[[カウンター]]、[[見切り]]、[[ガード]]、[[全体攻撃]]、[[指揮]]
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:[[強化人間]]、[[プレッシャー]]、[[援護攻撃]]、[[気力限界突破]]、[[カウンター]]、[[見切り]]、[[ガード]]、[[全体攻撃]]、[[指揮]]
: 第3次Zより更に強化されている。底力こそ無くなったものの、プレッシャーとガードでダメージを軽減し見切りと強化人間で命中率と回避率の上昇、気力限界突破で気力の上限も上がった。
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:第3次Zより更に強化されている。底力こそ無くなったものの、プレッシャーとガードでダメージを軽減し見切りと強化人間で命中率と回避率の上昇、気力限界突破で気力の上限も上がった。
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=== エースボーナス ===
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=== [[エースボーナス]] ===
 
;反撃時の与ダメージ1.2倍、命中率+20%
 
;反撃時の与ダメージ1.2倍、命中率+20%
 
:時獄篇・天獄篇とも、表記は違うがこのボーナス。天獄篇では全体的に難易度が上げられているため、ネオ・ジオング搭乗時にしっかり習得して現れる。
 
:時獄篇・天獄篇とも、表記は違うがこのボーナス。天獄篇では全体的に難易度が上げられているため、ネオ・ジオング搭乗時にしっかり習得して現れる。
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;「潮時……か……」<BR/>「君に……託す……成すべきと、思ったことを……」
 
;「潮時……か……」<BR/>「君に……託す……成すべきと、思ったことを……」
 
:最期。絶望を払われた男は、次代を担う者に可能性を託して宇宙の闇に去って行った。ほんの一時だけ地球に現れては消える、彗星のように。
 
:最期。絶望を払われた男は、次代を担う者に可能性を託して宇宙の闇に去って行った。ほんの一時だけ地球に現れては消える、彗星のように。
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=== 原作小説版 ===
 
=== 原作小説版 ===
 
;「…………人の想いが、光になって地球を包むのを見た。光に巻かれて、地球圏の外に押し出された。この目で、宇宙の深遠を覗きもした。そのような奇跡を目の当たりにしても、人は変わらなかった。変わっても意味がないと識った。ここより先には何もない。どこまで行っても同じ暗黒が続くだけだ。たとえ銀河の外に漕ぎ出す術を得ようと、いつかすべては暗黒に帰る…」
 
;「…………人の想いが、光になって地球を包むのを見た。光に巻かれて、地球圏の外に押し出された。この目で、宇宙の深遠を覗きもした。そのような奇跡を目の当たりにしても、人は変わらなかった。変わっても意味がないと識った。ここより先には何もない。どこまで行っても同じ暗黒が続くだけだ。たとえ銀河の外に漕ぎ出す術を得ようと、いつかすべては暗黒に帰る…」
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;「仮面の私と着ぐるみの君…。まさか、こんな形で巡り会うとはな」<BR/>「なるほど…。いわゆる中の人…つまり、意思がある自分は私と違うと言いたいか…」<BR/>「だが君は、誰かに望まれたから、そんなもので出撃している…。つまり、スペースノイドの願いを集めた私と同じだよ」<BR/>「いいだろう! 私を否定するのなら、君の意志というものを見せてもらおう!」
 
;「仮面の私と着ぐるみの君…。まさか、こんな形で巡り会うとはな」<BR/>「なるほど…。いわゆる中の人…つまり、意思がある自分は私と違うと言いたいか…」<BR/>「だが君は、誰かに望まれたから、そんなもので出撃している…。つまり、スペースノイドの願いを集めた私と同じだよ」<BR/>「いいだろう! 私を否定するのなら、君の意志というものを見せてもらおう!」
 
:第3次Z時獄篇57話、ボン太くんとの戦闘前会話。'''言っていることを大体把握した上で'''大真面目に対話している。しかもある意味メタ発言に走っている。可愛さに全力で揺らいでいる[[シャア・アズナブル|片割れ]]とは大違いである。
 
:第3次Z時獄篇57話、ボン太くんとの戦闘前会話。'''言っていることを大体把握した上で'''大真面目に対話している。しかもある意味メタ発言に走っている。可愛さに全力で揺らいでいる[[シャア・アズナブル|片割れ]]とは大違いである。
== 搭乗機体 ==
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== 搭乗機体・関連機体 ==
 
;リバウ
 
;リバウ
:[[バウ]]を大幅に改修した機体。原型機の分離機能を活かし、[[サイコフレーム]]でサイコミュ操作する。総帥専用機となる予定だったが、[[シナンジュ]]の強奪に成功したため、他のパイロットが運用する。
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:[[バウ]]を大幅に改修した機体。原型機の分離機能を活かし、[[サイコフレーム]]でサイコミュ操作する。総帥専用機となる予定だったが、[[シナンジュ]]の強奪に成功したため、他のパイロットが運用する。SRW未登場。
 
;[[ギラ・ドーガ]]
 
;[[ギラ・ドーガ]]
 
:シナンジュに乗る前の搭乗機。ちなみに、機体の色は赤である。
 
:シナンジュに乗る前の搭乗機。ちなみに、機体の色は赤である。
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*「シャアの後継者として赤い彗星となることを望まれ造られた存在」という立ち位置は、富野由悠季氏の小説作品『ガイア・ギア』の主人公である「アフランシ・シャア」によく似ている。<br />彼もジオン残党の末裔にあたる組織に象徴として迎えられるが、フロンタルとは反対に「(組織が望む)シャア」でも「赤い彗星」でもなく「アフランシ」として生きる道を選んでいる。
 
*「シャアの後継者として赤い彗星となることを望まれ造られた存在」という立ち位置は、富野由悠季氏の小説作品『ガイア・ギア』の主人公である「アフランシ・シャア」によく似ている。<br />彼もジオン残党の末裔にあたる組織に象徴として迎えられるが、フロンタルとは反対に「(組織が望む)シャア」でも「赤い彗星」でもなく「アフランシ」として生きる道を選んでいる。
 
*雑誌「Febri」のインタビューで池田秀一が語ったことによると、フロンタル役に決まった時点で役作りのためにあえて原作を読まないようにしており、途中までは自身もフロンタルの正体をよく知らないまま演じていたという。ただEP5の頃には小説を最後まで読んでしまっており、描写について酒の席で原作者の福井晴敏に不満を言ってしまい、それがEP7の描写変更の遠因となったのではないかとしている。EP7は自らの希望でアフレコも一人だけで行っており、フロンタル役への思い入れは相当に強いことが伺える。
 
*雑誌「Febri」のインタビューで池田秀一が語ったことによると、フロンタル役に決まった時点で役作りのためにあえて原作を読まないようにしており、途中までは自身もフロンタルの正体をよく知らないまま演じていたという。ただEP5の頃には小説を最後まで読んでしまっており、描写について酒の席で原作者の福井晴敏に不満を言ってしまい、それがEP7の描写変更の遠因となったのではないかとしている。EP7は自らの希望でアフレコも一人だけで行っており、フロンタル役への思い入れは相当に強いことが伺える。
==脚注==
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== 脚注 ==
 
<references/>
 
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 
*[[GUNDAM:フル・フロンタル]]
 
*[[GUNDAM:フル・フロンタル]]
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