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両親を[[地球連邦軍]]に殺された復讐のために、父の残したシャンブロを完成させ搭乗している。そのためシャンブロのコックピットが単独操縦機に設定が変更されている。
 
両親を[[地球連邦軍]]に殺された復讐のために、父の残したシャンブロを完成させ搭乗している。そのためシャンブロのコックピットが単独操縦機に設定が変更されている。
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[[トリントン基地]]襲撃の際中にサイコミュが暴走、民間人も見境無く攻撃してしまうが、バナージの必死の[[説得]]により一時は停止する。しかし、その直後に唯一の家族とも言える[[ヨンム・カークス|カークス]]の乗る[[ザクI・スナイパータイプ]]がトライスターによって撃墜され、カークスの死を察知したロニは再び暴走。デストロイモードとなった[[ユニコーンガンダム|ユニコーン]]と対峙し、共にサイコ・フィールドを発生させ激突する。[[デルタプラス]]に乗ったユニコーンが迫り来るが、最後はバナージの呼びかけとカークスの思念によって正気を取り戻し、発射したメガ粒子砲をリフレクター・ビットで拡散させユニコーンへの直撃を避ける。しかし、ロニの悲しみを受け止めて撃つことができなかったバナージを見かねた[[リディ・マーセナス|リディ]]が、ビーム・マグナムを奪いシャンブロのコックピットを撃ち、蒸発した。
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[[トリントン基地]]襲撃の際中に[[サイコミュ]]が暴走、民間人も見境無く攻撃してしまうが、バナージの必死の[[説得]]により一時は停止する。しかし、その直後に唯一の家族とも言える[[ヨンム・カークス|カークス]]の乗る[[ザクI・スナイパータイプ]]がトライスターによって撃墜され、カークスの死を察知したロニは再び暴走。デストロイモードとなった[[ユニコーンガンダム|ユニコーン]]と対峙し、共にサイコ・フィールドを発生させ激突する。[[デルタプラス]]に乗ったユニコーンが迫り来るが、最後はバナージの呼びかけとカークスの思念によって正気を取り戻し、発射したメガ粒子砲をリフレクター・ビットで拡散させユニコーンへの直撃を避ける。しかし、ロニの悲しみを受け止めて撃つことができなかったバナージを見かねた[[リディ・マーセナス|リディ]]が、ビーム・マグナムを奪いシャンブロのコックピットを撃ち、蒸発した。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:初登場作品。伊瀬氏は本作でシリーズ初出演。ガランシェール内部では原作小説を彷彿とさせるバナージとの会話イベントが用意されている。
 
:初登場作品。伊瀬氏は本作でシリーズ初出演。ガランシェール内部では原作小説を彷彿とさせるバナージとの会話イベントが用意されている。
:シナリオマップにて、暴走イベントが発生すると、顔グラフィック及び戦闘台詞が変化。変化後の戦闘では伊瀬女史の熱演が光る。暴走イベント後、'''バナージで撃墜すると生き残る'''。生き残っても味方パイロットにはならないものの、彼女の生存が[[隠し要素/第3次Z|IFルートへのフラグの1つ]]となっている。
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:シナリオマップにて、暴走イベントが発生すると、顔グラフィック及び戦闘台詞が変化。変化後の戦闘では伊瀬女史の熱演が光る。暴走イベント後、'''バナージで撃墜すると生き残る'''。また、生き残っても味方パイロットにはならないものの、彼女の生存が[[隠し要素/第3次Z|IFルートへのフラグの1つ]]となっている。
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]においては言及される機会がなく、生存が正史になっているかどうかは不明。
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:なお、[[続編]]である[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]においては言及される機会が無く、生存が正史になっているかどうかは不明。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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=== 原作小説 ===
 
=== 原作小説 ===
 
;「正気に返ってください。いつものお父様に――」
 
;「正気に返ってください。いつものお父様に――」
:原作6巻での最後の言葉。父マハディに対して銃を向けながら[[説得]]を行うが、恨みと悲しみで憤怒する彼には届かず逆に撃たれる。
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:原作[[小説]]第6巻での最後の言葉。父マハディに対して銃を向けながら[[説得]]を行うが、恨みと悲しみで憤怒する彼には届かず逆に撃たれる。
 
;(せっかくふれあえたのに、私はこんなふうにしかできなかった。ごめんね、バナージ…)
 
;(せっかくふれあえたのに、私はこんなふうにしかできなかった。ごめんね、バナージ…)
 
:薄れゆく意識の中での最後の呟き。それは[[バナージ・リンクス|バナージ]]に届き、彼は[[シャンブロ]]を討つことになった。
 
:薄れゆく意識の中での最後の呟き。それは[[バナージ・リンクス|バナージ]]に届き、彼は[[シャンブロ]]を討つことになった。
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=== OVA版 ===
 
=== OVA版 ===
 
;「子供が親の願いに飲まれるのは世の定めなんだよ、バナージ。私は間違っていない!」
 
;「子供が親の願いに飲まれるのは世の定めなんだよ、バナージ。私は間違っていない!」
:OVA版第4巻より。サイコフィールドの干渉で意識を共有し、非業の死を遂げた両親の思いに囚われたロニに、手を差し伸べるバナージと、それでも手を振り払うロニ。バナージは、その「願い」を「呪い」と断じる。
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:OVA版第4巻より。サイコフィールドの干渉で意識を共有し、非業の死を遂げた両親の思いに囚われたロニに手を差し伸べるバナージと、それでも手を振り払うロニ。バナージは、その「願い」を「呪い」と断じる。
 
;「同じだ! 託された事を為す、それが親に血肉を与えられた子の―――血の役目なんだよ! お前のその力も、親の与えたものだろうに!!」
 
;「同じだ! 託された事を為す、それが親に血肉を与えられた子の―――血の役目なんだよ! お前のその力も、親の与えたものだろうに!!」
 
:同上。[[トリントン基地]]を蹂躙するロニを必死で止めようとするバナージに対してぶつけた言葉。
 
:同上。[[トリントン基地]]を蹂躙するロニを必死で止めようとするバナージに対してぶつけた言葉。
 
:実際[[ガンダムシリーズ]]に限らず、親から残された「力」や「願い」で戦うという例は幾つかあるが、ロニが父から受け継いだ物は「憎しみ」であり、シャンブロもそれを体現するかの如く殺戮兵器となってしまっている。
 
:実際[[ガンダムシリーズ]]に限らず、親から残された「力」や「願い」で戦うという例は幾つかあるが、ロニが父から受け継いだ物は「憎しみ」であり、シャンブロもそれを体現するかの如く殺戮兵器となってしまっている。
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:'''「親から受け継がれるものが、必ずしも(子供にとって)良いものであるとは限らない」'''というロニの場合は、バナージのそれと対極を成していると言えよう。
 
;「ジーク・ジオン…ジーク・ジオン…」
 
;「ジーク・ジオン…ジーク・ジオン…」
:同上。既に称えるべき「[[ジオン公国|ジオン]]」のない、空虚な言葉。しかし、それしかすがるものの無い人達にとっての最後のよりどころ、あるいはそれに縛られる『呪詛』とも言うべきものへと変質してしまっている。全てを失い、それでも「ジオンのために」戦うというロニの悲しい姿を表している。
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:同上。既に称えるべき「[[ジオン公国|ジオン]]」の無い、空虚な言葉。しかし、それしかすがるものの無い人達にとっての最後のよりどころ、あるいはそれに縛られる「呪詛」とも言うべきものへと変質してしまっている。
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:全てを失い、それでも「ジオンのために」戦うというロニの悲しい姿を表している。
 
;「悲しいね…バナージ…」
 
;「悲しいね…バナージ…」
 
:同上。「判りあえるのに判りあおうとしない。判りあいたいのに判りあえない」というガンダムシリーズの人類そのものの悲しみを如実に表した一言。
 
:同上。「判りあえるのに判りあおうとしない。判りあいたいのに判りあえない」というガンダムシリーズの人類そのものの悲しみを如実に表した一言。
 
:最後にこの言葉を残し、ロニは(バナージを見かねた[[リディ・マーセナス|リディ]]によって)ビームマグナムでコクピットを撃ち抜かれる。'''人の姿から焼け焦げていく'''ショッキングな映像は、視聴者に大きな衝撃を与えた。
 
:最後にこの言葉を残し、ロニは(バナージを見かねた[[リディ・マーセナス|リディ]]によって)ビームマグナムでコクピットを撃ち抜かれる。'''人の姿から焼け焦げていく'''ショッキングな映像は、視聴者に大きな衝撃を与えた。
:時獄篇ではバナージに撃墜された時にも存在。
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:なお、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]ではバナージに撃墜された時の台詞である。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;(何だ、この感覚は…。私の中の怒りや憎しみが薄れていく…だが、私は…!もう戻れないんだ!)
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;(何だ、この感覚は…。私の中の怒りや憎しみが薄れていく… だが、私は…! もう戻れないんだ!)
:「重力の井戸の底で」における、ボン太くんとの戦闘前会話。直前のボン太くんの悲しそうな表情が印象に残る。
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:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]第48話[[メリダ島]]ルート「重力の井戸の底で」における[[ボン太くん]]との[[戦闘前会話]]。直前のボン太くんの悲しそうな表情が印象に残る。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*原作小説とOVA版で人物像が大きく違うことは前述したが、OVA版ではさらにバナージと出会うのがダカールでは無いことで問題が生じている。
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*原作小説とOVA版で人物像が大きく違うことは前述したが、OVA版ではさらにバナージとロニが出会う場所がダカールではないことによって、大きな問題が生じている。
**原作ではバナージ(とジンネマン)を観光気味に案内しつつ首都ダカールにある'''宇宙世紀憲章の碑文のレプリカ'''を訪れるというシーンがあるのだがOVAではダカール観光ごとカットされている。カットされたこの何てことないシーンは後のラプラスの箱の中身に対する重大な伏線であり、バナージ達作品内の人間にとっては何てことない誰でも内容を知っている碑文であるが当然ながら'''視聴者は知らない'''ので本来なら此処で内容を見せておく必要があった。当たり前だが、このシーンがカットされたことの影響は大きく、ep7で箱の中身が判明したときOVA版しか知らない視聴者はいきなり出てきた謎の碑文(実際はep1にちらりと映っているが)に対して「私達の知っているものと違う」などと言われても「私達はそれ自体知らないよ」と混乱するしかなかった。
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**原作小説ではロニが[[バナージ・リンクス|バナージ]](と[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]])対して、[[地球連邦政府]]首都・[[ダカール]]を観光気味に案内しながら、そこに所在する'''「宇宙世紀憲章の碑文のレプリカ」'''を見に行くというシーンが存在するのだが、OVA版では(尺の都合で)ダカール観光ごとカットされている。
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***実は、カットされた一見何てことないシーンは、物語の核心に迫る重要な物体「[[ラプラスの箱]]」の中身に対する重大な[[伏線]]であり、バナージ達作品内の人間にとって「宇宙世紀憲章の碑文のレプリカ」とは何てことない誰でも内容を知っている代物であるが、当然ながら'''視聴者は知らない'''。したがって、本来ならばこの場面で内容を見せておく必要があった。
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***当たり前だが、上記のシーンがカットされたことの影響は大きかった。実際、OVA版第7巻で「ラプラスの箱」の中身が判明した際に、[[オードリー・バーン|オードリー]]がいきなり出てきた謎の碑文(実際は、OVA版第1巻にちらりと映っているが)に対して「私達の知っているものと違う」と驚愕されても、OVA版だけしか知らない視聴者にとっては、「私達(視聴者)はそれ自体知らないよ」と話の内容に付いて行きにくかったようだ。
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 
*[[GUNDAM:ロニ・ガーベイ]]
 
*[[GUNDAM:ロニ・ガーベイ]]
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