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| :彼の手により作られた(と思われる)。 | | :彼の手により作られた(と思われる)。 |
| ;[[ユーゼス・ゴッツォ]] | | ;[[ユーゼス・ゴッツォ]] |
− | :副官であるが、逆に彼に謀殺される。αDC版での追加ルートではオリジナルのラオデキヤが目覚め、ユーゼスを粛清した。SH作戦では彼に接触し、ジュデッカの機体フレームを渡している。 | + | :副官であるが、逆に彼に謀殺される。αDC版での追加ルートではオリジナルのラオデキヤが目覚め、ユーゼスを粛清した。SH作戦では「別世界において彼に作り出された」存在であると同時に、「SH作戦において彼を作り出す存在」である。彼に接触し、ジュデッカの機体フレームを渡している。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| === [[スーパーヒーロー作戦]] === | | === [[スーパーヒーロー作戦]] === |
| ;「余は……ラオデキヤ=ジュデッカ=ゴッツォ」<br />「……次元を越え、平行宇宙を越え、お前と因果律で結ばれた者」<br />「余は別の宇宙でお前に造り出された者……そしてお前はこの宇宙で余に造り出される者……」<br />「余とお前は平行宇宙を超えた因果の鎖で結ばれている。我々は運命共同体なのだ」<br />「お前へ啓示を与えに」<br />「別次元で余という存在を確立させるために…お前のシステムをより完全なものに近づけてやる」<br />「そうだ。このズフィルード…ジュデッカの機体フレームを…使えば時空を超えることが出来る」<br />「そしてお前の目的を、野望を達成するがいい」<br />「その行為は別の宇宙に存在するお前と余の存在を…確立することになる…」 | | ;「余は……ラオデキヤ=ジュデッカ=ゴッツォ」<br />「……次元を越え、平行宇宙を越え、お前と因果律で結ばれた者」<br />「余は別の宇宙でお前に造り出された者……そしてお前はこの宇宙で余に造り出される者……」<br />「余とお前は平行宇宙を超えた因果の鎖で結ばれている。我々は運命共同体なのだ」<br />「お前へ啓示を与えに」<br />「別次元で余という存在を確立させるために…お前のシステムをより完全なものに近づけてやる」<br />「そうだ。このズフィルード…ジュデッカの機体フレームを…使えば時空を超えることが出来る」<br />「そしてお前の目的を、野望を達成するがいい」<br />「その行為は別の宇宙に存在するお前と余の存在を…確立することになる…」 |
− | :SH作戦終盤のイングラムの夢の中で、ユーゼスとラオデキヤの対話。ラオデキヤの助力によって、ユーゼスは過去に干渉してする術を得てシステム完成は確実な運命となる。<br />このやりとりの直前にCPSを作ったユーゼスが時空間のゲートの検出方法だけが分からず悩んでいるため、その機能を搭載したジュデッカ入手によってユーゼスは検出方法を得られたと思われる。<br />「別次元における自分の存在を確立させる」ためにユーゼスに手を貸したこと、αでのユーゼスの死に際の言葉などを鑑みると、「別次元(分離後のα世界と思われる)においてユーゼスに『二人目』として自分を創造させるためにCPSの機能を渡した」と言う説が有力。これが正しい場合SH作戦のユーゼス≒αのユーゼスという公式が成り立つが、真相は不明。しかし、少なくともこの対話とその後の展開が、「α」世界、あるいはOG世界に何らかの影響を与えている事は確かであろう。<br/>αのラオデキヤは完全な操り人形であり、DC版のオリジナルならこんなことをする必要はない。ではこのラオデキヤは何者なのか、という謎が残るが、最近の説で有力なのは「スーパーロボットスピリッツ」の黒幕であるというもの。彼がかの世界のレビに与えたジュデッカもまた、時間と空間を超える力を持っているため、そのデータによる基礎フレームを持ってきたと考えれば説明がつく。この作品はαの前日談であり、αのオリジナル展開は「スピリッツ」の続編的な意味合いを持つため、この説にもそれなりの信ぴょう性はある。 | + | :SH作戦終盤のイングラムの夢の中で、ユーゼスとラオデキヤの対話。ラオデキヤの助力によって、ユーゼスは過去に干渉してする術を得てシステム完成は確実な運命となる。 |
| + | :このやりとりの直前にCPSを作ったユーゼスが時空間のゲートの検出方法だけが分からず悩んでいるため、その機能を搭載したジュデッカ入手によってユーゼスは検出方法を得られたと思われる。「別次元における自分の存在を確立させる」ためにユーゼスに手を貸したこと、αでのユーゼスの死に際の言葉などを鑑みると、「別次元(分離後のα世界と思われる)においてユーゼスに『二人目』として自分を創造させるためにCPSの機能を渡した」と言う説が有力。これが正しい場合SH作戦のユーゼス≒αのユーゼスという公式が成り立つが、真相は不明。しかし、少なくともこの対話とその後の展開が、「α」世界、あるいはOG世界に何らかの影響を与えている事は確かであろう。 |
| + | :αのラオデキヤは完全な操り人形であり、DC版のオリジナルならこんなことをする必要はない。ではこのラオデキヤは何者なのか、という謎が残るが、最近の説で有力なのは「スーパーロボットスピリッツ」の黒幕であるというもの。彼がかの世界のレビに与えたジュデッカもまた、時間と空間を超える力を持っているため、そのデータによる基礎フレームを持ってきたと考えれば説明がつく。この作品はαの前日談であり、αのオリジナル展開は「スピリッツ」の続編的な意味合いを持つため、この説にもそれなりの信ぴょう性はある。 |
| + | :ただ、途中にある、ユーゼスに対する「お前はこの宇宙で余に造り出される者」という表現が謎となる。SH作戦の「虚構の世界」は、もしかすると別世界のラオデキヤが糸を引いていたのだろうか。 |
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| === [[スーパーロボット大戦α]] === | | === [[スーパーロボット大戦α]] === |
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| ;「余はお前が作り出したラオデキヤの予備体ではない」<br />「当初からズフィルードクリスタルのコアとして存在していたオリジナルのジュデッカ=ゴッツォ…」<br />「我が艦隊の全てを把握し、全てを思いのままに操ってきたつもりだろうが…それは浅はかな思いこみに過ぎぬ」<br />「ラオデキヤは監察軍艦隊司令の任務を果たすために作り出された人造人間であることに間違いはない」<br />「そうだ。余は霊帝自らの手によって生み出された人造人間…お前が操っていたラオデキヤは名実ともにコピーであったと言える」 | | ;「余はお前が作り出したラオデキヤの予備体ではない」<br />「当初からズフィルードクリスタルのコアとして存在していたオリジナルのジュデッカ=ゴッツォ…」<br />「我が艦隊の全てを把握し、全てを思いのままに操ってきたつもりだろうが…それは浅はかな思いこみに過ぎぬ」<br />「ラオデキヤは監察軍艦隊司令の任務を果たすために作り出された人造人間であることに間違いはない」<br />「そうだ。余は霊帝自らの手によって生み出された人造人間…お前が操っていたラオデキヤは名実ともにコピーであったと言える」 |
| :予備体もすべて処分してラキデキヤが残っているはずがないと困惑するユーゼスに正体を明かす。 | | :予備体もすべて処分してラキデキヤが残っているはずがないと困惑するユーゼスに正体を明かす。 |
− | :ユーゼスは10年前に消したのがオリジナルと思っていたためオリジナルと説明されてもラオデキヤの創造主である自分はそんなものは作っていないし存在するはずがないと最初は否定したが、この説明だけで7つの艦隊のヘルモーズ全てに霊帝が作ったオリジナルが組み込まれているであろうという所までただちに思い至った。 | + | :ユーゼスは10年前に消したのがオリジナルと思っていたため、ラオデキヤの創造主である自分はそんなものは作っていないし存在するはずがないと最初は否定したが、この説明だけで7つの艦隊のヘルモーズ全てに霊帝が作ったオリジナルが組み込まれているであろうという所までただちに思い至った。 |
| ;「汝も様々な策を講じて計画を進めていたが、所詮は霊帝の操り人形に過ぎぬのだ…そう、余のようにな」 | | ;「汝も様々な策を講じて計画を進めていたが、所詮は霊帝の操り人形に過ぎぬのだ…そう、余のようにな」 |
− | :自身をも操り人形と公言するオリジナル。霊帝の忠実な僕である。しかし高い知性を持つハイブリット・ヒューマンであることに間違いなく、ユーゼスを粛清後、既存ルートのラオデキヤと同様にSDFに対して宇宙の秩序に対する考えを問いかけてくる。 | + | :自身をも操り人形と公言するオリジナル。霊帝の忠実な僕である。しかし高い知性を持つハイブリット・ヒューマンであることには間違いなく、ユーゼスを粛清後、既存ルートのラオデキヤと同様にSDFに対して宇宙の秩序に対する考えを問いかけてくる。 |
| ;「…強者が弱者を支配する…それは宇宙の不変律であり、真理だ」<br/>「この世に無統制な力など存在してはならぬ」<br/>「それを放置しておけば、第二、第三のユーゼスを生み出す源となる…」 | | ;「…強者が弱者を支配する…それは宇宙の不変律であり、真理だ」<br/>「この世に無統制な力など存在してはならぬ」<br/>「それを放置しておけば、第二、第三のユーゼスを生み出す源となる…」 |
| :[[ユーゼス・ゴッツォ]]が転生したり魂がバルシェムに憑依したりするかもしれない、というような話ではなく秩序を破壊しようとする反逆者的な意味合い。第3次αでは、第7艦隊の敗北が呼び水になったのか各艦隊の指揮下にあった勢力がいくつも反乱を起こして帝国が劣勢になっている。 | | :[[ユーゼス・ゴッツォ]]が転生したり魂がバルシェムに憑依したりするかもしれない、というような話ではなく秩序を破壊しようとする反逆者的な意味合い。第3次αでは、第7艦隊の敗北が呼び水になったのか各艦隊の指揮下にあった勢力がいくつも反乱を起こして帝国が劣勢になっている。 |