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*キャラクターデザイン:Niθ(ゲーム版/アニメ版原案)、橋本秀樹、桜井正明(アニメ版)
*キャラクターデザイン:Niθ(ゲーム版/アニメ版原案)、橋本秀樹、桜井正明(アニメ版)
[[アンチクロス]]の一人にして[[マスターテリオン]]の側近的立ち位置にある、魔導書「金枝篇」を所有する魔術師。
[[アンチクロス]]の一人にして[[マスターテリオン]]の側近的立ち位置にある、魔導書「金枝篇」を所有する魔術師。外見は黒のスーツを着こなす白髪の黒人男性で、右手には葉巻と耳にはハート型のピアスをつけている。
不可解な行動の多いマスターテリオンに対し疑念を募らせていき、C計画の発動に際して他のアンチクロスと共に謀反を起こす。謀反後に九郎と対した際には「地球皇帝」を名乗ったが(『機神咆吼』のみ)、その姿は'''上半身裸で王冠とマントを羽織った姿'''というシュールなものであった。
名前の由来は古代ローマ帝国初代皇帝「アウグストゥス」から。
名前の由来は古代ローマ帝国初代皇帝「アウグストゥス」から。
=== 正体 ===
=== 正体 ===
正体は[[ナイア|ナイアルラトホテップ]]の千の貌の一つ(化身の一体)。ただし、本編時点ではアウグストゥス自身に邪神の化身であるという自覚はなく、前述のマスターテリオンへの謀反も最初からナイアの計画に折込み済みの物であり、ただの駒にすぎなかった。
正体は[[ナイア|ナイアルラトホテップ]]の千の貌の一つ(化身の一体)。ただし、本編時点ではアウグストゥス自身に邪神の化身であるという自覚はなく、前述のマスターテリオンへの謀反も最初からナイアの計画に折込み済みの物であり、ただの駒にすぎなかった。原作のとあるルートでは、「ナイ神父」と名乗るアウグストゥスと同じ姿をしたナイアルラトホテップの化身が現れるが、「中身が違う」らしい。また、続編『機神飛翔デモンベイン』ではナイアルラトホテップ本体は[[あしゅら男爵]]のようにナイアとナイ神父(折笠愛と若本規夫)のダブルボイスになる。
上述の出自は原作ゲーム中では仄めかされる程度で明言されずに終わったが、原作ライターの鋼屋ジン氏が後年になって言及している。[http://togetter.com/li/41991]
上述の出自は原作ゲーム中では仄めかされる程度で明言されずに終わったが、原作ライターの鋼屋ジン氏が後年になって言及している。[http://togetter.com/li/41991]
== 余談 ==
== 余談 ==
*ネタ元はロバート・ブロック著『アーカム計画』の登場人物。邪神崇拝集団「星の智慧派」の中心人物であり、その正体はナイアルラトホテップだった。<br/>ちなみに原作であるクトゥルフ神話においてナイアルラトホテップが人間に擬態する場合、「掌まで黒い黒人」の姿を取ることが多いのだが、『デモンベイン』原作におけるアウグストゥスの立ち絵を見ると、しっかり掌まで浅黒くなっているのが解る。<br/>なお、レガシー・オブ・ゴールドのデザインのモチーフは「無貌のファラオ」で、これもナイアルラトホテップが好んで取る姿の一つである。
*ネタ元はロバート・ブロック著『アーカム計画』の登場人物。邪神崇拝集団「星の智慧派」の中心人物であり、その正体はナイアルラトホテップだった。ちなみに原作であるクトゥルフ神話においてナイアルラトホテップが人間に擬態する場合、「掌まで黒い黒人」の姿を取ることが多いのだが、『デモンベイン』原作におけるアウグストゥスの立ち絵を見ると、しっかり掌まで浅黒くなっているのが解る。なお、レガシー・オブ・ゴールドのデザインのモチーフは「無貌のファラオ」で、これもナイアルラトホテップが好んで取る姿の一つである。
*「アウグストゥス」という名前自体は[[バンプレストオリジナル]]でも[[ガンエデン]]絡みで登場する(こちらはアウグストス名義)。『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』ではシュウが上記の通りローマ皇帝の名前であると解説したうえで、同一人物でないことを[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]が明言している(つまり同じ名前の別の存在ということ)。
*「アウグストゥス」という名前自体は[[バンプレストオリジナル]]でも[[ガンエデン]]絡みで登場する(こちらはアウグストス名義)。『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』ではシュウが上記の通りローマ皇帝の名前であると解説したうえで、同一人物でないことを[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]が明言している(つまり同じ名前の別の存在ということ)。
*本作に登場する魔導書の多くは架空のものだが、アウグストゥスの魔導書「金枝篇」は実在する哲学書である。国書刊行会から完訳版が出版されている他、岩波文庫などから出版されている抄訳版があり、こちらは書店で普通に購入できる。
*本作に登場する魔導書の多くは架空のものだが、アウグストゥスの魔導書『金枝篇』は実在する哲学書である。国書刊行会から完訳版が出版されている他、岩波文庫などから出版されている抄訳版があり、こちらは書店で普通に購入できる。
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[[Category:登場人物あ行]]
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[[Category:機神咆吼デモンベイン]]
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