差分
→余談
== 余談 ==
== 余談 ==
*ジェニオン・ガイの最強技「ニーベルング・アナイレーション」のモチーフは上記の通り[[北欧神話]]と[[クラシック音楽 #ワーグナーの主要作品|歌劇]]「ニーベルングの指輪」であるが、歌劇の方は簡単に言うとこんな話である。
*ジェニオン・ガイの最強技「ニーベルング・アナイレーション」のモチーフは上記の通り[[北欧神話]]と[[クラシック音楽 #ワーグナーの主要作品|歌劇]]「ニーベルングの指輪」であるが、歌劇の方は簡単に言うとこんな話である。
**第1幕。ライン河には黄金が眠っている。[[愛]]のよろこび(精神的な快楽)を捨てたものだけがこれから指輪を作り上げ、世界を手に入れることが出来る。ニブルヘイムからやって来た小人のアルベリヒは、この黄金をラインの乙女から奪い取り、指輪を作り上げた。
**序夜第1幕。ライン河には黄金が眠っている。[[愛]]のよろこび(精神的な快楽)を捨てたものだけがこれから指輪を作り上げ、世界を手に入れることが出来る。ニブルヘイムからやって来た小人のアルベリヒは、この黄金をラインの乙女から奪い取り、指輪を作り上げた。
**第2幕。神々の王オーディンは巨人達に城を作らせた。だが、報酬として男神達はオーディンの妻の妹であるフリッカを担保としていた。そこに、火の神ローゲがラインの黄金から作られた指輪をフリッカの代償として提示する。
**序夜第2幕~第4幕。神々の王オーディンは巨人達に城を作らせた。だが報酬として男神達はオーディンの妻の妹であるフリッカを担保としてしまい、火の神ローゲがラインの黄金から作られた指輪をフリッカの代償として提示し、アルベリヒから指輪を強奪する。財宝と指輪を奪われたアルベリヒは、指輪に「所持者は不幸の末に死ぬ」という呪いをかけ、神々は呪いにおののくも事が済んだと喜んだ。
**第3幕。ニブルヘイムの王となっていたアルベリヒだが、ローゲに引っ掛けられて捕まってしまう。
**第1日。偶然から禁断の恋に落ちた兄妹ジークムントとジークリンデ。オーディンの娘でヴァルキリーのブリュンヒルデは、フリッカにジークムントがジークリンデの夫に殺されるのを見殺しにしろと命じられる。しかしジークリンデへの同情から兄を失い兄の子を身ごもったジークリンデを匿う。彼女はその罪で常人に落とされ「自身を最初に目覚めさせた男と結婚する」刑を受けるが、オーディンに「恐れを知らぬ英雄と結婚したい」と願い英雄しか通れない山に封じられる。
**第4幕。財宝と指輪を奪われたアルベリヒは、指輪に「所持者は不幸の末に死ぬ」という呪いをかける。巨人の双子の兄ファゾルドはあくまでフリッカに拘るが、弟ファフナーは財宝を優先。そして、指輪を得た巨人達は突然争い、ファフナーはファゾルドを殴り殺す。神々は事が済んだと喜んだが、オーディンはただ一人、呪いの凄まじさに恐怖していた。
**第2日。ジークリンデの子ジークフリートは立派な勇士に成長し父の剣「ノートゥング」を鍛えなおした。彼は養父であるアルベリヒの弟ミーメの「指輪がほしい」という思惑に半ばのせられ、指輪の守護者ファフニールを倒し指輪を手に入れる。その後ファフニールの血で小鳥語を理解できるようになり、自分を利用したミーメを討ちブリュンヒルデの元へ向かう。その道中で彼の父や彼によって指輪を得ようとしていたオーディンを知らずに倒し、炎の中に分け入ってブリュンヒルデと結ばれる。
**第3日。ある日遠出をしていたジークフリートは、アルベリヒの息子ハーゲンと彼の異父兄で領主であるグンターの陰謀でブリュンヒルデの記憶を失い、グンターの妹グートルーネと結婚するためにブリュンヒルデをグンターに献上してしまう。記憶喪失を知らぬブリュンヒルデは夫への復讐のためハーゲンに夫の弱点を教えてしまい、ジークフリートは皮肉にも記憶が戻った瞬間ハーゲンに殺される。陰謀の全てを知ったブリュンヒルデは指輪をラインの乙女に返し、自らは夫の亡きがらと共に燃えることを選び、その炎と合わせる様に神々の城も燃えていった。
*ジェニオン・ガイの武装名は全て北欧神話縛りだが、実はどれも「神を害する」存在の名前がつけられている。
*ジェニオン・ガイの武装名は全て北欧神話縛りだが、実はどれも「神を害する」存在の名前がつけられている。
*[[スフィア]]および[[太極]]の設定は『ゼノギアス』(SRW未参戦)に登場する「アニマの器」と「ゾハル」がモチーフだと推察されているが、このジェニオン&ジェニオン・ガイは同作の主役機・ヴェルトール&ヴェルトール・イドと至るところが酷似している。具体的には、以下の通り。
*[[スフィア]]および[[太極]]の設定は『ゼノギアス』(SRW未参戦)に登場する「アニマの器」と「ゾハル」がモチーフだと推察されているが、このジェニオン&ジェニオン・ガイは同作の主役機・ヴェルトール&ヴェルトール・イドと至るところが酷似している。具体的には、以下の通り。