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[[Zシリーズ]]に登場する、[[ミドリの星]]を橋頭堡とする星間連合組織。[[ジェミニス]]など制圧した他惑星の残存勢力を隷下に収めている。[[スフィア]]に関する研究は[[アオの星]]よりも遥かに進んでおり、[[次元力]]による事象制御をも可能としている。
 
[[Zシリーズ]]に登場する、[[ミドリの星]]を橋頭堡とする星間連合組織。[[ジェミニス]]など制圧した他惑星の残存勢力を隷下に収めている。[[スフィア]]に関する研究は[[アオの星]]よりも遥かに進んでおり、[[次元力]]による事象制御をも可能としている。
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=== 考察 ===
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時獄篇の時点ではっきりと確定しているのは、以下のことである。
現在のところこの組織に関してわかっていることはあまりないのだが、推察の材料はある。
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まず、[[アイム・ライアード|アイム]]は[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]における最終決戦に際し、「[[スパイラルネメシス]]とともに彼らが私を迎えに来る!」と口にしている。ポイントは、彼が執拗に[[クロウ・ブルースト|クロウ]]の「揺れる天秤」や[[ユーサー・インサラウム|ユーサー]]の「尽きぬ水瓶」、つまり他の[[スフィア]]を狙っていた、ということである。特に後者の場合、「尽きぬ水瓶」を覚醒させるために[[聖インサラウム王国]]を滅ぼすという暴挙に出ているが、これは「いがみ合う双子」の覚醒を加速させるために[[惑星ジェミナイ]]を滅ぼした尸空の行動と重なる。
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その尸空は[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]エピローグにて、「いがみ合う双子」のリアクターとなった[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]を見て「俺達に迎えるにはまだ足りない」と評している。一方で同じスフィアのリアクターであった[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]は曲がりなりにも「同じ組織の一員」と評していることから、属する資格は「サード・ステージのスフィア・リアクターである」ことであろうと考えられる。
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アイムは最終戦に際し、「偽りの黒羊」のスフィア・アクトである「真偽の境界の歪曲」を発現させており、サード・ステージに移行したことが伺える。また、彼は現れた[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]に対して、その魂がかつて「彼ら=サイデリアルに囚われ、結果として[[呪われし放浪者]]と化した」ことを示唆している。
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これらの情報や、[[キャラクター事典]]、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]予告の内容を総合すると、サイデリアルという組織について以下の事項が見えてくる。
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*かつて何らかの手段でアサキムを呪縛している。
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*星宿に由来する部隊分けが存在する。
   
*[[クロノ]]は下位組織。
 
*[[クロノ]]は下位組織。
 
*新たなスフィア・リアクターを組織に吸収しようとしている。
 
*新たなスフィア・リアクターを組織に吸収しようとしている。
*本来なら[[スパイラルネメシス]]が起こると共に動き出す。
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*負の[[無限力]]と何らかの関わりがある。
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*[[アオの星]]と[[ミドリの星]]、いずれかの地球人を抹消しようとしている。
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*シンカを遂げた面々の共通の敵である。
   
*「神」「テンシ」「根源的な災厄」と関係があると思われる。
 
*「神」「テンシ」「根源的な災厄」と関係があると思われる。
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;[[アウストラリス]]
 
;[[アウストラリス]]
 
:新地球皇国の皇帝。
 
:新地球皇国の皇帝。
;[[ストラウス]]
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:サイデリアルの別部隊の隊長にして、新地球皇国攻撃部隊司令官。
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;[[ダバラーン・タウ]]
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:ストラウスの片腕。
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;[[ギルター・ベローネ]]
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:
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;[[クラヴィア・アーゴ]]
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;[[サルディアス・アクス]]
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:
   
=== 鬼宿 ===
 
=== 鬼宿 ===
 
;[[尸空]](しくう)
 
;[[尸空]](しくう)
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=== ジェミニス ===
 
=== ジェミニス ===
 
;[[ガドライト・メオンサム]]
 
;[[ガドライト・メオンサム]]
:「いがみ合う双子」のリアクターであり、「鬼宿」の実行部隊となっていた[[ジェミニス]]の[[指揮官]]
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:[[ジェミニス]]の[[指揮官]]。「いがみ合う双子」のリアクター。
 
;[[アンナロッタ・ストールス]]
 
;[[アンナロッタ・ストールス]]
:ガドライトの副官。
+
:ジェミニス副長。
 
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=== ハイアデス ===
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;[[ストラウス]]
 +
:ハイアデスの隊長にして、新地球皇国攻撃部隊司令官。金色の鎧兜に身を包んでいる。
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;[[ダバラーン・タウ]]
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:ハイアデス副長。ストラウスの片腕を努める男。結構な戦闘狂。
 +
=== アンタレス ===
 +
;[[サルディアス・アクス]]
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:アンタレス副長。
 +
;[[ギルター・ベローネ]]
 +
:
 +
;[[クラヴィア・アーゴ]]
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:
 
== 兵器 ==
 
== 兵器 ==
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=== 共通 ===
 
;[[アンゲロイ]]、[[デイモーン]]
 
;[[アンゲロイ]]、[[デイモーン]]
 
:[[量産型]]機動兵器。
 
:[[量産型]]機動兵器。
 
;[[ティアマート]]
 
;[[ティアマート]]
 
:サイデリアルが保有する機動兵器。無人機。
 
:サイデリアルが保有する機動兵器。無人機。
 +
;[[エイクロス]]、[[ランボルト]]
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:
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;[[クラーディア]]
 +
:アクシオン財団建造の汎用輸送艦。基本的にはこの戦艦が配備されている。
 +
;[[アドラティオ]]
 +
:汎用戦艦。主に艦隊であるハイアデスに配備されている。
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=== ジェミニス ===
 +
;[[ジェミニア]]
 +
:隊長機。「いがみ合う双子」のスフィアを搭載。
 
;[[ディオスク]]
 
;[[ディオスク]]
 
:ジェミニス構成員が搭乗する機動兵器。
 
:ジェミニス構成員が搭乗する機動兵器。
;[[ジェミニア]]
+
=== 鬼宿 ===
:ガドライト・メオンサムが搭乗する機動兵器。「いがみ合う双子」のスフィアを搭載。
   
;[[尸逝天]]
 
;[[尸逝天]]
 
:尸空が搭乗する機動兵器。「沈黙の巨蟹」のスフィアを搭載。
 
:尸空が搭乗する機動兵器。「沈黙の巨蟹」のスフィアを搭載。
 
+
=== アンタレス ===
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;[[シャウラス]]
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:
 
== 関連する用語 ==
 
== 関連する用語 ==
 
;[[イドム]]
 
;[[イドム]]
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*サイデリアルとはバビロニア・インド占星術で使われる方式の一つで、[[黄道十二星座]]の属する天球上の領域(十二宮)の二つある分け方の片方のことであり、通常の星占いなどに使われているのは「トロピカル方式」と呼ばれる方法。サイデリアル方式での分け方はトロピカル方式とは異なり、[[太陽]]を基準点に、十二星座にそれぞれ30度ずつの角度を割り当てる形が取られる。このため、トロピカル方式に比べると太陽が宮に存在する期間とのずれはかなり小さい。
 
*サイデリアルとはバビロニア・インド占星術で使われる方式の一つで、[[黄道十二星座]]の属する天球上の領域(十二宮)の二つある分け方の片方のことであり、通常の星占いなどに使われているのは「トロピカル方式」と呼ばれる方法。サイデリアル方式での分け方はトロピカル方式とは異なり、[[太陽]]を基準点に、十二星座にそれぞれ30度ずつの角度を割り当てる形が取られる。このため、トロピカル方式に比べると太陽が宮に存在する期間とのずれはかなり小さい。
 
**占星術ではその人の生まれを「○○座生まれ」というが、原義ではその人が生まれたとき、太陽がどの宮にあったかを示している。たとえば4/14~5/14の間に生まれた人は、その期間は太陽が白羊宮にあるため白羊宮生まれ、となる。[[日本]]では分かりやすくするために宮に対応する星座を用い「おひつじ座生まれ」としているが、十二星座と十二宮は元来異なるものであり、歳差によりどんどんずれていくため正確ではない。たとえば現在だと、処女宮の期間はトロピカル方式では8/23~9/22であるが、太陽は9/17頃まで獅子宮にある。
 
**占星術ではその人の生まれを「○○座生まれ」というが、原義ではその人が生まれたとき、太陽がどの宮にあったかを示している。たとえば4/14~5/14の間に生まれた人は、その期間は太陽が白羊宮にあるため白羊宮生まれ、となる。[[日本]]では分かりやすくするために宮に対応する星座を用い「おひつじ座生まれ」としているが、十二星座と十二宮は元来異なるものであり、歳差によりどんどんずれていくため正確ではない。たとえば現在だと、処女宮の期間はトロピカル方式では8/23~9/22であるが、太陽は9/17頃まで獅子宮にある。
*尸空の属する「鬼宿」は天の赤道を28に分類した天文学の単語「二十八宿」の一つ。一つの宿は西端の明るい星を「距星」とし、隣の宿の東端の距星までの距離が広さとなる。
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**ちなみに、尸空の属する「鬼宿」は天の赤道を28に分類した天文学の単語「二十八宿」の一つ。一つの宿は西端の明るい星を「距星」とし、隣の宿の東端の距星までの距離が広さとなる。
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references/>
 
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