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ローマ神話との関連を中心に追記。
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:*[[ヒーロー戦記]]では[[ギリアム・イェーガー]]が仮面を被っていた姿の「アポロン総統」の名の由来として使われている。
 
:*[[ヒーロー戦記]]では[[ギリアム・イェーガー]]が仮面を被っていた姿の「アポロン総統」の名の由来として使われている。
 
:*[[OGシリーズ]]では空間転移装置「アギュイエウス」と次元装置「リュケイオス」の名の由来として使われている。
 
:*[[OGシリーズ]]では空間転移装置「アギュイエウス」と次元装置「リュケイオス」の名の由来として使われている。
;アルテミス(Artemis)
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;アルテミス(Artemis)
:狩猟の神。アポロンの妹。よくアルテミスを月の女神とイメージされがちであるが、それはセレネと混同したのが原因である。処女神としてアテナとともに夙に有名。ローマ神話における[[ダイアナンA|ディ]][[ディアナ・ソレル|アナ]]に相当。
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:狩猟の神。アポロンの妹。よくアルテミスを「月の女神」とイメージされがちであるが、それは[[セレーネ・マクグリフ|セレネ]]と混同したのが原因である。処女神としてアテナとともに夙に有名。ローマ神話における[[ダイアナンA|ディ]][[ディアナ・ソレル|アナ]]に相当。
 
:*[[機動戦士ガンダムSEED]]では宇宙要塞アルテミスの名の由来として使われている。
 
:*[[機動戦士ガンダムSEED]]では宇宙要塞アルテミスの名の由来として使われている。
 
:*[[バンプレストオリジナル]]では[[アルテミス]]及び[[アルテミス改]]の名の由来として使われている。
 
:*[[バンプレストオリジナル]]では[[アルテミス]]及び[[アルテミス改]]の名の由来として使われている。
;アフロディーテ(Aphrodite)
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;アフロディーテ(Aphrodite)
 
:愛と美を司る女神。アフロディテとも呼ばれる。クロノスに切り落とされたウラノスの男性器から生まれたと言われる。
 
:愛と美を司る女神。アフロディテとも呼ばれる。クロノスに切り落とされたウラノスの男性器から生まれたと言われる。
:ヘパイトスと結婚するがアレスとは愛人関係にある。後に金星を司る。ローマ神話における[[ビューナスA|ヴィーナス]]に相当する。
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:鍛冶の神ヘパイトスと結婚するが、戦争の神アレス(ローマ神話における[[マーズ|マルス]]に相当)とは愛人関係にある。後に金星を司る。ローマ神話における[[ビューナスA|ヴィーナス]]に相当する。
:*[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]では[[アフロダイA]]が登場。
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:*[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]では[[アフロダイA]]の名の元ネタ。
;アテナ(Athena)
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;アテナ(Athena)
 
:知恵、工芸、戦争の女神。ゼウスの頭部から武装して鎧を纏った姿で生まれた。戦争の神アレスと比べると肯定的な意味合いが強い。
 
:知恵、工芸、戦争の女神。ゼウスの頭部から武装して鎧を纏った姿で生まれた。戦争の神アレスと比べると肯定的な意味合いが強い。
:ローマ神話におけるに[[ミネルバX|ミネルヴァ]]相当。
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:ローマ神話における[[ミネルバX|ミネル]][[ミネルバ|ヴァ]]に相当する。
 
:*[[機動戦士Ζガンダム]]では[[パラス・アテネ]]の元ネタ。
 
:*[[機動戦士Ζガンダム]]では[[パラス・アテネ]]の元ネタ。
 
=== その他の神々 ===
 
=== その他の神々 ===
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;ウラノス(Ouranos)
 
;ウラノス(Ouranos)
 
:ガイアの子にして夫である天空神。ウラヌスとも呼ばれる。ガイアが産んだテュポーンなどの異形神を冥界タルタロスに封じたことでガイアの怒りを買い、去勢されてしまう。
 
:ガイアの子にして夫である天空神。ウラヌスとも呼ばれる。ガイアが産んだテュポーンなどの異形神を冥界タルタロスに封じたことでガイアの怒りを買い、去勢されてしまう。
:その後は、己の愚かさを悟り、息子であり去勢の実行者である時空神クロノスに王位に譲るとともに、クロノスに「お前も自分の息子に王位を奪われるだろう」と予言を告げて去った。かくして、その予言は実現することになる。
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:その後は己の愚かさを悟り、息子であり去勢の実行者である時空神クロノスに王位に譲るとともに、クロノスに「お前も自分の息子に王位を奪われるだろう」と予言を告げて去った。かくして、その予言は実現することになる。
 
:*[[バンプレストオリジナル]]では「ウラヌス・システム」の名の由来として使われている。
 
:*[[バンプレストオリジナル]]では「ウラヌス・システム」の名の由来として使われている。
 
;ヒュペリオン(Hyperion)
 
;ヒュペリオン(Hyperion)
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:地下の王にして、死者を管理する冥界神。クロノスとレアの子であり、ゼウスとポセイドンの兄弟。オリュンポス十二神に数えられたり数えられなかったり、フィクションで悪役にされがちと立場が安定しない。また、金属などの地下鉱脈の主ともいわれる。
 
:地下の王にして、死者を管理する冥界神。クロノスとレアの子であり、ゼウスとポセイドンの兄弟。オリュンポス十二神に数えられたり数えられなかったり、フィクションで悪役にされがちと立場が安定しない。また、金属などの地下鉱脈の主ともいわれる。
 
:ちなみに、ローマ神話では繁栄の神プルートーと同一視される。これは、生死は表裏一体であるという観点から。
 
:ちなみに、ローマ神話では繁栄の神プルートーと同一視される。これは、生死は表裏一体であるという観点から。
:妻はペルセポネーだが、一目惚れの果ての誘拐婚(当時のギリシアでは特に問題のない行為だが)。元々優しく女性に不慣れな性格であったためにうまくアプローチできず、ゼウスの言葉を間に受けてかなり豪快な攫い方を敢行している。誘拐前後にペルセポネーの扱いについてあれこれ悩んだりするなど、[[性格]]も含めて一般的な意味で冥界神とは思えない姿で描かれている。
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:妻はペルセポネーだが、一目惚れの果ての誘拐婚(当時のギリシアでは特に問題のない行為だが)。'''元々優しく女性に不慣れな性格'''であったためにうまくアプローチできず、ゼウスの言葉を間に受けてかなり豪快な攫い方を敢行している。誘拐前後にペルセポネーの扱いについてあれこれ悩んだりするなど、[[性格]]も含めて一般的な意味で冥界神とは思えない姿で描かれている。
 
:十二神に数えられないのはあまりに多忙なために冥府を空けることができなかったため、悪役扱いはキリスト教による地獄との同一視の影響との説がある。
 
:十二神に数えられないのはあまりに多忙なために冥府を空けることができなかったため、悪役扱いはキリスト教による地獄との同一視の影響との説がある。
 
:*[[真マジンガー 衝撃! Z編]]では[[ハーデス神]]の名の由来として使われている。
 
:*[[真マジンガー 衝撃! Z編]]では[[ハーデス神]]の名の由来として使われている。
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;オデュッセウス(Odysseus)
 
;オデュッセウス(Odysseus)
 
:ギリシア神話の英雄であり、ホメーロスの叙事詩『オデュッセイア』の主人公。トロイ侵攻に参加した他の英雄たちが腕自慢の豪傑揃いの中で、彼の場合は知能戦を得意とする知将と一線を画している。
 
:ギリシア神話の英雄であり、ホメーロスの叙事詩『オデュッセイア』の主人公。トロイ侵攻に参加した他の英雄たちが腕自慢の豪傑揃いの中で、彼の場合は知能戦を得意とする知将と一線を画している。
:*グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]に登場する[[超人将軍ユリシーザー]]の名前の由来となっている。但し、ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)とのダブルミーニングとも言われている。
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:[[英語]]読みではユリシーズ(Ulysses)と言う。
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:*[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]に登場する[[超人将軍ユリシーザー]]の名前の由来となっている。ただし、ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)とのダブルミーニングであるとも言われている。
 
:*[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]([[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]])に登場する[[オデュッセウス・ウ・ブリタニア]]の名前の由来となっている。
 
:*[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]([[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]])に登場する[[オデュッセウス・ウ・ブリタニア]]の名前の由来となっている。
 
:*バンプレストオリジナルでは[[スーパーロボット大戦UX]]の主人公機の合体形態として[[オデュッセア]]の名前の由来となっている。
 
:*バンプレストオリジナルでは[[スーパーロボット大戦UX]]の主人公機の合体形態として[[オデュッセア]]の名前の由来となっている。
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:*[[バンプレストオリジナル]]では[[アイム・ライアード]]の本名「ハーマル・アルゴー」の名前の由来となっている。
 
:*[[バンプレストオリジナル]]では[[アイム・ライアード]]の本名「ハーマル・アルゴー」の名前の由来となっている。
 
;アイギス(Aigis)
 
;アイギス(Aigis)
:「イージス」とも。
   
:主神ゼウスが娘の女神アテナに与えた防具(盾とも胸当てとも言われている)。邪悪・災厄を払う魔除けの能力を持ち、後に退治された怪物メドゥーサの首をはめ込んだ。フィクションでは、主に盾あるいは守護を司る存在に使われることが多い。
 
:主神ゼウスが娘の女神アテナに与えた防具(盾とも胸当てとも言われている)。邪悪・災厄を払う魔除けの能力を持ち、後に退治された怪物メドゥーサの首をはめ込んだ。フィクションでは、主に盾あるいは守護を司る存在に使われることが多い。
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:[[英語]]読みではイージス(Aegis)と言う。
 
:*[[機動戦士ガンダムSEED]]では[[イージスガンダム]]が登場する。
 
:*[[機動戦士ガンダムSEED]]では[[イージスガンダム]]が登場する。
 
:*[[蒼穹のファフナー]]では[[マークフュンフ]]の防御兵装イージスの名前の由来となっている。
 
:*[[蒼穹のファフナー]]では[[マークフュンフ]]の防御兵装イージスの名前の由来となっている。
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