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| === 大いなる意思 === | | === 大いなる意思 === |
− | ;「ビッグバンは成功だ!時天空は崩壊している、ビッグバンは時天空を破壊しながら拡大していく」<br />「しかし時天空は無限だ、いずれビッグバンの爆発力も弱まる」<br />「原始的だが分子構造体を組み合わせ、時天空を攻撃する生物体を作り出す!」<br />「遺伝子を次々と組み合わせ、進化する戦闘的な種がいい!! 我々のような意識体ではなく、おのれら同士が喰い合う種がいい!」<br />「喰い合う事によって強くなる、破壊せよ、同胞を殺せ!武器を作り上げろ!」<br />「その中で生き残った種が進化を繰り返し、星々を喰う魔物が生まれてもいい!!」<br />「兵器を使い…宇宙を消滅させる機械の化物でもいい!!」 | + | ;「ビッグバンは成功だ!時天空は崩壊している、ビッグバンは時天空を破壊しながら拡大していく」<br />「しかし時天空は無限だ、いずれビッグバンの爆発力も弱まる」<br />「原始的だが分子構造体を組み合わせ、時天空を攻撃する生物体を作り出す!」<br />「遺伝子を次々と組み合わせ、進化する戦闘的な種がいい!! 我々のような意識体ではなく、おのれら同士が喰い合う種がいい!」<br />「喰い合う事によって強くなる、破壊せよ、同胞を殺せ、武器を作り上げろ!」<br />「その中で生き残った種が進化を繰り返し、星々を喰う魔物が生まれてもいい!!」<br />「兵器を使い…宇宙を消滅させる機械の化物でもいい!!」 |
| :『真説・魔獣戦線』より、大いなる意思の意識体の言葉。 | | :『真説・魔獣戦線』より、大いなる意思の意識体の言葉。 |
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| :『真説・魔獣戦線』に出てくるこの「大いなる意思」とは、人の言葉と概念を用いると「神」が最も近い意識体である。先述のように、ゲッター線を生み出した存在であると読者に推察されているが、真相は不明。同時に、[[宇宙]]を作り上げた存在でもある。 | | :『真説・魔獣戦線』に出てくるこの「大いなる意思」とは、人の言葉と概念を用いると「神」が最も近い意識体である。先述のように、ゲッター線を生み出した存在であると読者に推察されているが、真相は不明。同時に、[[宇宙]]を作り上げた存在でもある。 |
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− | 謎の無限存在である時天空に対し、大いなる意思は最終攻撃「ビッグバン」を起こし、時天空の体の一部(実際には宇宙全体を俯瞰で眺めても、その一部が映る程度なので、“体”と呼称する部分なのかは不明)を破壊、その侵食を一時的に止める。この稼がれた時の間に対抗手段を探す為、ビッグバンによって副次的に発生した空間(宇宙)にて、分子構造体を素地に、遺伝子の掛け合わせで進化する戦闘種を作り上げる。これらは最終的に時天空を攻撃する生物体となる事が期待された。これが「人類」である。人類は同胞を殺し、武器も作り上げ、更に殺しあって強い種が生き残るようになる。ただし、この種は自滅の可能性も内包しているため、大いなる意思の一部は、「滅べばまたやり直せば良い」として、兵器の誕生には悠久の時をかける様相を見せた。
| + | 謎の無限存在である時天空に対し、大いなる意思は最終攻撃「ビッグバン」を起こし、時天空の体の一部(実際には宇宙全体を俯瞰で眺めても、その一部が映る程度なので、“体”と呼称する部分なのかは不明。一応核はあるようだ)を破壊、その侵食を一時的に止める。この稼がれた時の間に対抗手段を探す為、ビッグバンによって副次的に発生した空間(宇宙)にて、分子構造体を素地に、遺伝子の掛け合わせで進化する戦闘種を作り上げる。これらは最終的に時天空を攻撃する生物体となる事が期待された。これが「人類」である。人類は同胞を殺し、武器も作り上げ、更に殺しあって強い種が生き残るようになる。ただし、この種は自滅の可能性も内包しているため、大いなる意思の一部は、「そしたらまたイチからやりなおせばいい」として、兵器の誕生には悠久の時をかける様相を見せた。 |
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| そして、大いなる意思の眷属達(ゲッターもこのうちの一つと推察)は新たな命(兵器)を作り上げる。その一つの成果がゲッター線、完成形がエンペラーであると思われ、それ以外の時空でも時天空を倒そうとする兵器は生まれつつあり、ビッグバンが終わるまでの時間を目標に、兵器の完成は目指されている。ただし、それらは決して善であるわけではなくほぼ全ての時空において抑止力が存在している。その抑止力は皮肉にもゲッターを扱う側=主人公たちの敵である。 | | そして、大いなる意思の眷属達(ゲッターもこのうちの一つと推察)は新たな命(兵器)を作り上げる。その一つの成果がゲッター線、完成形がエンペラーであると思われ、それ以外の時空でも時天空を倒そうとする兵器は生まれつつあり、ビッグバンが終わるまでの時間を目標に、兵器の完成は目指されている。ただし、それらは決して善であるわけではなくほぼ全ての時空において抑止力が存在している。その抑止力は皮肉にもゲッターを扱う側=主人公たちの敵である。 |
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| 空間を食い破って現れる際の、歪んだ周辺星域の様子を指して、ラ・グースは“'''星々を喰う魔物'''”とも呼ばれており、『真説・魔獣戦線』とのリンクが彷彿とされる。ラ・グースを驚異と考えた別の神々は、既にこの存在に戦いを挑んでおり∞宇宙戦争に突入した為、ゲッター時空の戦争と似た状況に陥っている。あくまでも似ている、という話であって規模はゲッターエンペラー以上の強さを持つ兵器'''80億体'''がラ・グースに挑むという比較すらできない状況になっている。ちなみにそれらは'''眠っている状態のラ・グース'''の攻撃『デストロイ・スペーシー』によって一体を残して一瞬で消滅している。これですら最終的には時天空を倒す為の兵器の一つに過ぎないという。 | | 空間を食い破って現れる際の、歪んだ周辺星域の様子を指して、ラ・グースは“'''星々を喰う魔物'''”とも呼ばれており、『真説・魔獣戦線』とのリンクが彷彿とされる。ラ・グースを驚異と考えた別の神々は、既にこの存在に戦いを挑んでおり∞宇宙戦争に突入した為、ゲッター時空の戦争と似た状況に陥っている。あくまでも似ている、という話であって規模はゲッターエンペラー以上の強さを持つ兵器'''80億体'''がラ・グースに挑むという比較すらできない状況になっている。ちなみにそれらは'''眠っている状態のラ・グース'''の攻撃『デストロイ・スペーシー』によって一体を残して一瞬で消滅している。これですら最終的には時天空を倒す為の兵器の一つに過ぎないという。 |
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− | 因みに石川は「この存在が登場する作品とゲッターが繋がる可能性は?」という質問に対して「ちょっと考えたけどそこまではやらないと思う」としながらも、その後も「登場したら面白いかなぁ、うーん」とどうするか悩む様子を見せていた。ただ、石川氏の構想がどんなものであったにせよ、現実には「ゲッターロボシリーズ」と「真説・魔獣戦線」は類似した設定や共通のテーマを持ちつつも'''公式にリンクしているわけではない'''ことに注意。
| + | 因みに石川は「この存在が登場する作品とゲッターが繋がる可能性は?」という質問に対して「ちょっと考えたけどそこまではやらないと思う」としながらも、その後も「登場したら面白いかなぁ、うーん」とどうするか悩む様子を見せていた。ただ、石川氏の構想がどんなものであったにせよ、現実には「ゲッターロボシリーズ」と「虚無戦記」や「真説・魔獣戦線」は類似した設定や共通のテーマを持ちつつも'''公式にリンクしているわけではない'''ことに注意。 |
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| + | 元々石川氏の代表作は「とんでもない力を持った連中がとんでもないスケールでとんでもない敵を相手にひたすら上を目指して戦い続ける」というテンプレートが存在しているため、それらに依拠する各種作品の方向性が同じになるのは当然の成り行きである(一部例外はあるが、基本的に「行き着くところまで行ってまだ終わらない戦い」である)。 |
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| == スーパーロボット大戦においてのゲッター線 == | | == スーパーロボット大戦においてのゲッター線 == |