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[[アサキム・ドーウィン]]が駆る漆黒の人型機動兵器。驚異的なスピードや高速形態への変形機構、武装の構成、そして魔術的な必殺技のグラフィックなど、多くの点で[[魔装機神|風の魔装機神]][[サイバスター]]との類似性が指摘されており、搭乗者であるアサキムの人物像(同じく[[マサキ・アンドー|マサキ]]との類似性が指摘されている。詳細は同記事参照)とも併せて何らかの関連があるものと推測されている。但し、シュロウガは[[平行世界]]を渡り歩くことができるという設定であり、この機体の技術がいずれの世界で培われたのかは現段階では不明となっている。
 
[[アサキム・ドーウィン]]が駆る漆黒の人型機動兵器。驚異的なスピードや高速形態への変形機構、武装の構成、そして魔術的な必殺技のグラフィックなど、多くの点で[[魔装機神|風の魔装機神]][[サイバスター]]との類似性が指摘されており、搭乗者であるアサキムの人物像(同じく[[マサキ・アンドー|マサキ]]との類似性が指摘されている。詳細は同記事参照)とも併せて何らかの関連があるものと推測されている。但し、シュロウガは[[平行世界]]を渡り歩くことができるという設定であり、この機体の技術がいずれの世界で培われたのかは現段階では不明となっている。
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大張氏曰く「シュロウガは変形するので、立体化を意識してデザインした」とのこと。顔面部はマスクに覆われており、下には人型の顔がある。背後から見ると機体のフレームの部分は[[グランカイザー]]と同じ紫に近い青で、また脚部や胴体部、腕部のフレームはいわゆる「バリメカ」の特徴を多く持っている。そのため、素の状態だと、基本的には勇者シリーズの機体に近い人間型の外見をしており、その上から黒い外装を被せたような状態だと思われる。
      
巡航形態への変形プロセスはサイバスターと全く同じであるが、基本的に移動時にこの形態をとることはなく、「レイ・バスター」使用時に一時変形するのみ。ちなみに通常時は「黒神形態」、巡航時は「黒鳥形態」と呼称される。
 
巡航形態への変形プロセスはサイバスターと全く同じであるが、基本的に移動時にこの形態をとることはなく、「レイ・バスター」使用時に一時変形するのみ。ちなみに通常時は「黒神形態」、巡航時は「黒鳥形態」と呼称される。
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撃墜時は他と異なり「崩れ落ちかけたシュロウガがエネルギー場に呑まれ、そこから鴉が羽ばたくように少し動いた後収束して消える」という特殊な演出が組まれている。
 
撃墜時は他と異なり「崩れ落ちかけたシュロウガがエネルギー場に呑まれ、そこから鴉が羽ばたくように少し動いた後収束して消える」という特殊な演出が組まれている。
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数々の謎を孕みつつ[[多元世界]]を駆け抜けたが、最後は[[クロウ・ブルースト|クロウ]]達の活躍によってアサキム諸共火星の[[ZONE]]に封印された。しかし、時獄戦役終結後、[[サイデリアル]]の侵攻にあわせるような形で復活。かつてよりもより有機的な、より悪魔に近い姿となって多元世界に再び現れた。この状態のシュロウガは頭部の金色の角がなくなり、代わりに額の部分に赤い角が生えている。さらに顔面を覆っていたマスクがなくなり、より「バリメカ」的な、勇者ロボに近いフェイスを露にしている。
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アサキム曰く「太極へと先んじ、現世と幻世の狭間に居る」存在だという。これを噛み砕いて見ると、まずアサキム共々呪縛を受けた事により、太極に近しい存在となっていることが伺える。さらに、撃墜されてもその場で復活する、まともに破壊された描写が一度もないことを鑑みると、機体そのものが生と死の中間に位置する存在であるらしい(「生」であるがゆえに実在し、攻撃も通じるが、「死」であるがゆえにいくら攻撃しても滅びることがない)。これは図らずも、ラ・ギアスにおけるアストラルシフト(機体の存在の半分をアストラル界に移すことで攻撃を無効化する)によく似ている。
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アサキム曰く「太極へと先んじ、現世と幻世の狭間に居る」存在だという。これを噛み砕いて見ると、まずアサキム共々呪縛を受けた事により、太極に近しい存在となっていることが伺える。さらに、撃墜されてもその場で復活する、まともに破壊された描写が一度もないことを鑑みると、機体そのものが生と死の中間に位置する存在であるらしい(「生」であるがゆえに実在し、攻撃も通じるが、「死」であるがゆえにいくら攻撃しても滅びることがない)。これは図らずも、ラ・ギアスにおけるアストラルシフト(機体の存在の半分をアストラル界に移すことで攻撃を無効化する)によく似ている。
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数々の謎を孕みつつ[[多元世界]]を駆け抜けたが、最後は[[クロウ・ブルースト|クロウ]]達の活躍によってアサキム諸共火星の[[ZONE]]に封印された。しかし、時獄戦役終結後、[[サイデリアル]]の侵攻にあわせるような形で復活。かつてよりもより有機的な、より悪魔に近い姿となって多元世界に再び現れた。
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=== シュロウガ・シン ===
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天獄篇で登場したシュロウガの新たなる姿。ZONEの次元力の影響か、スフィアが覚醒したのか、全身にクリスタルが散りばめられ、より人間に近い姿となっている。また、主力武器ディスキャリバーも以前のショートソードから大振りなバスタードソードへと変貌している。
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変貌前に比べると角の配置が変わって額になっており、ウイングにもクリスタル状のスラスターが追加され、さらにフェイスカバーがなくなって素顔を露出しているなど、より悪魔じみた姿をしている。
    
=== サイバスターとシュロウガ ===
 
=== サイバスターとシュロウガ ===
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:第16話「次元の心央」で顔見せした後、第35話「昨日への決別」/「明日へのあがき」でスポット参戦。今回は必殺技が解禁されるが、スポット参戦時はレイ・バスターのみ使用不能。敵としては終盤にゼロレクイエムルートなら1度、黒の騎士団ルートなら2度登場する。<br />初登場作の[[スーパーロボット大戦Z|Z]]から見違えるほどパワーアップしており、ランブリング・ディスキャリバーの射程が5になり、トラジック・ジェノサイダーは射程が1伸び、さらに必殺技にバリア貫通が追加された。その代り、トラジック・ジェノサイダーとエンブラス・ジ・インフェルノからP属性が消滅し、移動攻撃能力は下がっている。
 
:第16話「次元の心央」で顔見せした後、第35話「昨日への決別」/「明日へのあがき」でスポット参戦。今回は必殺技が解禁されるが、スポット参戦時はレイ・バスターのみ使用不能。敵としては終盤にゼロレクイエムルートなら1度、黒の騎士団ルートなら2度登場する。<br />初登場作の[[スーパーロボット大戦Z|Z]]から見違えるほどパワーアップしており、ランブリング・ディスキャリバーの射程が5になり、トラジック・ジェノサイダーは射程が1伸び、さらに必殺技にバリア貫通が追加された。その代り、トラジック・ジェノサイダーとエンブラス・ジ・インフェルノからP属性が消滅し、移動攻撃能力は下がっている。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
:クィーンに呼び起こされたのかアサキム共々復活参戦。4つのスフィアの影響なのか、かつてとはかけ離れた異形の姿に変貌している。
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:クィーンに呼び起こされたのかアサキム共々復活、「'''シュロウガ・シン'''」名義で参戦。4つのスフィアの影響なのか、かつてとはかけ離れた異形の姿に変貌している。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;ディスキャリバー
 
;ディスキャリバー
 
:正確には「魔王剣・ディスキャリバー」。相手を両断する。腕を媒体に魔力を解放し、ランブリング・ディスキャリバーやレイ・バスターなど強力な技を発動させる役目も補っている。語感も含めて、サイバスターの「魔法剣・ディスカッター」に似ている。ちなみに戦闘デモは、旧「LOE」の[[ギオラスト]]の技「だるま落とし」とほとんど同じ。
 
:正確には「魔王剣・ディスキャリバー」。相手を両断する。腕を媒体に魔力を解放し、ランブリング・ディスキャリバーやレイ・バスターなど強力な技を発動させる役目も補っている。語感も含めて、サイバスターの「魔法剣・ディスカッター」に似ている。ちなみに戦闘デモは、旧「LOE」の[[ギオラスト]]の技「だるま落とし」とほとんど同じ。
:天獄篇では機体の変貌にあわせ、バニティリッパーよろしい大剣に変化している。ちなみに切り抜けに入るリアルカットインは[[ダンガイオー]]の「サイキック・斬」と似ている。
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:天獄篇では機体のシン化にあわせ、バニティリッパーよろしい大剣に変化している。ちなみに切り抜けに入るリアルカットインは[[ダンガイオー]]の「サイキック・斬」と似ている。
 
;エンブラス・ジ・インフェルノ
 
;エンブラス・ジ・インフェルノ
 
:「獄炎の抱擁」。機体から黒い炎を広範囲に放射する。自機中心型・移動後攻撃可能な[[マップ兵器]]。<br />サイバスターのMAPW「サイフラッシュ」に似ているが、敵専用武装のお約束として燃費・威力はサイバスターのものより大幅に良くなっている。ちなみにZ最終話「俺の未来、お前の未来」で参戦した際はレイ・バスターとこれが追加されるが、一番の標的になるだろう[[抗体コーラリアン]]はジ・エーデルに潰されている。正直味方時は無駄な武装で、続編でその真価を発揮。その第2次Zでは射程が拡張されたが、隣接1マス目が死角になった。囲まれると逃げられないので、位置取りに注意。さらに再世篇ではP属性が消滅。見た目の感じは[[イズラフェール]]の「デスフォッグプリズム」に似る。
 
:「獄炎の抱擁」。機体から黒い炎を広範囲に放射する。自機中心型・移動後攻撃可能な[[マップ兵器]]。<br />サイバスターのMAPW「サイフラッシュ」に似ているが、敵専用武装のお約束として燃費・威力はサイバスターのものより大幅に良くなっている。ちなみにZ最終話「俺の未来、お前の未来」で参戦した際はレイ・バスターとこれが追加されるが、一番の標的になるだろう[[抗体コーラリアン]]はジ・エーデルに潰されている。正直味方時は無駄な武装で、続編でその真価を発揮。その第2次Zでは射程が拡張されたが、隣接1マス目が死角になった。囲まれると逃げられないので、位置取りに注意。さらに再世篇ではP属性が消滅。見た目の感じは[[イズラフェール]]の「デスフォッグプリズム」に似る。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*大張氏曰く「シュロウガは変形するので、立体化を意識してデザインした」とのこと。顔面部はマスクに覆われており、下には人型の顔がある。背後から見ると機体のフレームの部分は[[グランカイザー]]と同じ紫に近い青で、また脚部や胴体部、腕部のフレームはいわゆる「バリメカ」の特徴を多く持っている。そのため、素の状態だと、基本的には勇者シリーズの機体に近い人間型の外見をしており、その上から黒い外装を被せたような状態だと思われる。
 
*「サイバスターが変化したものではないか」という予測が随所で立てられているが、「レイ・バスター」の戦闘デモからして『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』ではなく『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE]]』の方に関係しているのではないか、という見方もある。
 
*「サイバスターが変化したものではないか」という予測が随所で立てられているが、「レイ・バスター」の戦闘デモからして『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』ではなく『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE]]』の方に関係しているのではないか、という見方もある。
 
**もし前身がサイバスターであったとして、その場合「守護精霊の[[サイフィス]]はどうなったのか」という疑問もあったが、[[魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神シリーズ最終章]]にて「アストラル界の消滅に伴い、全ての[[魔装機]]は精霊契約のない機械兵器になった」ため、この疑問は一応解決したことになる。
 
**もし前身がサイバスターであったとして、その場合「守護精霊の[[サイフィス]]はどうなったのか」という疑問もあったが、[[魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神シリーズ最終章]]にて「アストラル界の消滅に伴い、全ての[[魔装機]]は精霊契約のない機械兵器になった」ため、この疑問は一応解決したことになる。
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