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そんなある日、一本角を持つ白い[[モビルスーツ|MS]]を目撃し、さらにその後謎の少女[[オードリー・バーン]]を助けたことから運命が急変。さらにビスト財団当主カーディアス・ビストと出会ったことにより自分の出生の秘密を思い出し、戦火に包まれるコロニーからカーディアスにより「[[ユニコーンガンダム]]」を託され、争いを終わらせるべく身を投じていくこととなる。
 
そんなある日、一本角を持つ白い[[モビルスーツ|MS]]を目撃し、さらにその後謎の少女[[オードリー・バーン]]を助けたことから運命が急変。さらにビスト財団当主カーディアス・ビストと出会ったことにより自分の出生の秘密を思い出し、戦火に包まれるコロニーからカーディアスにより「[[ユニコーンガンダム]]」を託され、争いを終わらせるべく身を投じていくこととなる。
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ニュータイプとしての能力は未知数だが、その能力はユニコーンに搭乗している時に発揮されることが多い。
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優れた感受性という面では[[カミーユ・ビダン]]が挙げられるが、抱え込みすぎたゆえに精神崩壊したアニメ版や、受け流すことを覚えた劇場版の彼とも異なり、アムロ同様「分かち合う」ことを試みているのが大きな違い。
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その姿勢は原作最終局面において、ユニコーンガンダムを通じて全く意外な形で、「分かり合う」ことの究極の形の一つを体現することになった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:元が民間人である為か、他の宇宙世紀ガンダムの主人公である[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と比べると([[ニュータイプ]]LVも含めて)能力は控えめ。搭乗機がユニコーンガンダム固定となる為、しっかりとフォローしていきたいところ。
 
:元が民間人である為か、他の宇宙世紀ガンダムの主人公である[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と比べると([[ニュータイプ]]LVも含めて)能力は控えめ。搭乗機がユニコーンガンダム固定となる為、しっかりとフォローしていきたいところ。
 
:話の都合上強敵によく狙われるため、[[底力]]を強化しておきたい。1発喰らえば適度に補正が係って安定するだろう。
 
:話の都合上強敵によく狙われるため、[[底力]]を強化しておきたい。1発喰らえば適度に補正が係って安定するだろう。
:なお、顔グラフィックは今作トップクラスの42枚。しかもキリコなどと異なり、全て1回以上使用される場面があるという優遇っぷりである。
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:なお、顔グラフィックは今作トップクラスの42枚。しかもキリコなどと異なり没が1枚もなく、全て1回以上使用される場面があるという優遇っぷりである。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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:[[ニュータイプ]]L9、[[底力]]L4、[[戦意高揚]]
 
:[[ニュータイプ]]L9、[[底力]]L4、[[戦意高揚]]
 
:時獄篇ではEP4までの再現に留まるせいか、特殊技能であるニュータイプのレベルの伸びは非常に悪い。そのかわり底力を持つので、そちらを補強すると安定するか。
 
:時獄篇ではEP4までの再現に留まるせいか、特殊技能であるニュータイプのレベルの伸びは非常に悪い。そのかわり底力を持つので、そちらを補強すると安定するか。
:一応「ニュータイプ」の最大レベルは9だが、'''カンストはレベル99'''。特殊[[強化パーツ]]を装備して修理・補給で稼げば達成不可能ではないが、その頃には素の能力で無双できるので意味がない。
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:一応「ニュータイプ」の最大レベルは9だが、'''カンストはレベル99'''。普通に進めればレベル5が精々。特殊[[強化パーツ]]を装備して修理・補給で稼げば達成不可能ではないが、その頃には素の能力で無双できるので意味がない。
    
=== 固有エースボーナス ===
 
=== 固有エースボーナス ===
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:[[第3次Z時獄篇]]。戦闘能力への貢献が一切無く、その上デストロイモードを発動させるまで時間がかかる(発動させてもこのボーナスの効果も5ターンしか持たない)ため微妙なボーナス。'''というか機体にシルバーエンブレムを付けてしまえば事足りてしまう。'''……というのはバナージ単独で見た場合の話である。
 
:[[第3次Z時獄篇]]。戦闘能力への貢献が一切無く、その上デストロイモードを発動させるまで時間がかかる(発動させてもこのボーナスの効果も5ターンしか持たない)ため微妙なボーナス。'''というか機体にシルバーエンブレムを付けてしまえば事足りてしまう。'''……というのはバナージ単独で見た場合の話である。
 
:デストロイモードが正式に追加される25話をクリアして程なく、26話(ネオ・ジオン調査ルート)「魔獣王子、目覚める」 or 27話(ネオ・ジオン静観ルート)「堕ちた巨人」で[[熱気バサラ|バサラ]]が加入するので、実は[[気力]]の問題はそこまで大きくない。ターン制限についても、5ターンもあれば大抵のマップは1周目でもクリアできる。
 
:デストロイモードが正式に追加される25話をクリアして程なく、26話(ネオ・ジオン調査ルート)「魔獣王子、目覚める」 or 27話(ネオ・ジオン静観ルート)「堕ちた巨人」で[[熱気バサラ|バサラ]]が加入するので、実は[[気力]]の問題はそこまで大きくない。ターン制限についても、5ターンもあれば大抵のマップは1周目でもクリアできる。
:最も大きいのはこの効果が、強化パーツ(シルバーエンブレムorプラーナコンバーター)やタッグコマンドによるPP増加効果と重複するという一点にある。つまり1.2×2×2で、'''入手PPが最大で4.8倍になる。'''手を掛けた分だけ見返りが大きくなるという意味では、まさに可能性の獣の乗り手に相応しいエースボーナスだろう。同じくエースボーナスによって入手PP1.2倍を得る[[シモン|対抗馬]]もいるのだが…。
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:最も大きいのはこの効果が、強化パーツ(シルバーエンブレムorプラーナコンバーター)やタッグコマンドによるPP増加効果と重複するという一点にある。つまり1.2×2×2で、'''入手PPが最大で4.8倍になる。'''手を掛けた分だけ見返りが大きくなるという意味では、まさに可能性の獣の乗り手に相応しいエースボーナスだろう。同じくエースボーナスによって入手PP1.2倍を得る[[シモン|対抗馬]]もいるが、自分自身にのみ効果を表すボーナスであるため比較は意味がない。
    
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
 
;「UNICORN」
 
;「UNICORN」
:ユニコーンモードではこちら。曲のループ時に数秒空白があるので、他の作品で聞き慣れていると違和感を覚えるかも。
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:ユニコーンモードではこちら。本来はもっと長いのだが、スパロボでは後半部分が採用されている。曲のループ時に数秒空白があるので、他の作品で聞き慣れていると違和感を覚えるかも。
 
;「RX-0」
 
;「RX-0」
 
:デストロイモードではこちらに切り替わる。
 
:デストロイモードではこちらに切り替わる。
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;「君が誰だって構わない! 俺の事、必要だって言ってくれ! そうしたら、俺は……!」
 
;「君が誰だって構わない! 俺の事、必要だって言ってくれ! そうしたら、俺は……!」
 
:[[オードリー・バーン|オードリー]]に対して発言した、彼の戦う動機と言っていい台詞。この後、一度は拒絶されるが、この思いを胸に彼は[[ユニコーンガンダム]]に乗り、戦いに身を投じる。
 
:[[オードリー・バーン|オードリー]]に対して発言した、彼の戦う動機と言っていい台詞。この後、一度は拒絶されるが、この思いを胸に彼は[[ユニコーンガンダム]]に乗り、戦いに身を投じる。
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;「なんとかする!」
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:エネルギーの尽きたプチモビでの不時着を試みる際に。終盤でもう一度同じことを言った際も絶体絶命の状況だったが、両方とも本当に「なんとかしている」のが凄い。
 
;「みんな、明日の予定だって、来週の予定だってあったんだ! あんなの…人の死に方じゃありませんよ!」
 
;「みんな、明日の予定だって、来週の予定だってあったんだ! あんなの…人の死に方じゃありませんよ!」
 
:カーディアスがMSで単身逃亡を図ろうとしていると勘違いし、事態を止められなかった事への苦言から続く発言。戦闘に巻き込まれたからではない、静かな死を母親で経験しているからこその台詞である。
 
:カーディアスがMSで単身逃亡を図ろうとしていると勘違いし、事態を止められなかった事への苦言から続く発言。戦闘に巻き込まれたからではない、静かな死を母親で経験しているからこその台詞である。
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;「俺は箱の鍵じゃない……人間だ。そしてお前は、人の力を増幅するマシーンなんだ。お前はそのために作られた。人の心を、悲しさを感じる心を知る人間のために……だから、怒りにのまれるな……!」
 
;「俺は箱の鍵じゃない……人間だ。そしてお前は、人の力を増幅するマシーンなんだ。お前はそのために作られた。人の心を、悲しさを感じる心を知る人間のために……だから、怒りにのまれるな……!」
 
:[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]の暴走を止めるためにガランシェールから出撃したバナージ。
 
:[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]の暴走を止めるためにガランシェールから出撃したバナージ。
;「撃てません!!」
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;リディ「このまま撃て! 可能性に殺されるぞ!! そんな物、捨てちまえ!!」<br/>バナージ「撃てません!!」
 
:『重力の井戸の底で』にて。自身の[[説得]]で収まったものの、[[ヨンム・カークス|カークス]]の死を感じ取り再び暴走を始めたロニの乗る[[シャンブロ]]。それを止めるため、[[リディ・マーセナス|リディ]]の[[デルタプラス]]と共に急行するバナージ。
 
:『重力の井戸の底で』にて。自身の[[説得]]で収まったものの、[[ヨンム・カークス|カークス]]の死を感じ取り再び暴走を始めたロニの乗る[[シャンブロ]]。それを止めるため、[[リディ・マーセナス|リディ]]の[[デルタプラス]]と共に急行するバナージ。
:'''「このまま撃て! 可能性に殺されるぞ!! そんな物、捨てちまえ!!」'''そうリディが言い放ち、バナージはビームマグナムを向けるが、サイコミュの呪縛から解き放たれ正気に戻ったロニと「分かり合ってしまった」彼は撃つことが出来なかった。結局、バナージを見かねたリディの手により奪われたビームマグナムでロニは撃たれ、彼女は散っていった…。
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:シャンブロにビームマグナムを向けるが、サイコミュの呪縛から解き放たれ正気に戻ったロニと「分かり合ってしまった」彼は撃つことが出来なかった。結局、バナージを見かねたリディの手により奪われたビームマグナムでロニは撃たれ、彼女は散っていった…。
 
:第3次Z時獄篇ではDVEで再現された。この台詞の後、アムロは「甘ったれるな!」とバナージに𠮟責。
 
:第3次Z時獄篇ではDVEで再現された。この台詞の後、アムロは「甘ったれるな!」とバナージに𠮟責。
 
;「ユニコーンガンダムは…伊達じゃない……!」
 
;「ユニコーンガンダムは…伊達じゃない……!」
 
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;フロンタル「ニュータイプは若さが生む一過性の力だ。永続はせず、大局を覆すことも出来ない。即ち若気の至り!」<BR/>バナージ「中年の絶望を押し付けてもらっては困る!」
 
;フロンタル「ニュータイプは若さが生む一過性の力だ。永続はせず、大局を覆すことも出来ない。即ち若気の至り!」<BR/>バナージ「中年の絶望を押し付けてもらっては困る!」
:インダストリアル7宙域でのフロンタルとの激突にて。ガンダム世界にはままある子供VS大人の構図である。
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:インダストリアル7宙域でのフロンタルとの激突にて。Z以後のガンダム世界にはままある子供VS大人の構図である。
 
;「人が器になれるものかよ! 何があなたをそうさせた!? その絶望の根源はなんだ!? その仮面を脱げ、フル・フロンタル!!」
 
;「人が器になれるものかよ! 何があなたをそうさせた!? その絶望の根源はなんだ!? その仮面を脱げ、フル・フロンタル!!」
 
:あくまでも現状の維持とわかりやすい結論に終始するフロンタルに対して叫ぶ。瞬間、バナージが垣間見たフロンタルの心象世界は、完全なる虚無の暗闇。全ては無駄なのだ、という絶望だった……。
 
:あくまでも現状の維持とわかりやすい結論に終始するフロンタルに対して叫ぶ。瞬間、バナージが垣間見たフロンタルの心象世界は、完全なる虚無の暗闇。全ては無駄なのだ、という絶望だった……。
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:汎用の開始台詞の一つ。なのだが、PV第2弾ではこの後ビームマグナム使用時の「ビーム・マグナムで…!」に続く事から'''ビーム・マグナムで可能性を示すのか'''とネタにされる事に。<br/>なお、このビームマグナムは戦闘相手の[[シナンジュ]]に当たっており、フロンタルから「バナージ君! 君は期待した以上かも知れんな!」と返されている。つまり'''実際に示された'''。
 
:汎用の開始台詞の一つ。なのだが、PV第2弾ではこの後ビームマグナム使用時の「ビーム・マグナムで…!」に続く事から'''ビーム・マグナムで可能性を示すのか'''とネタにされる事に。<br/>なお、このビームマグナムは戦闘相手の[[シナンジュ]]に当たっており、フロンタルから「バナージ君! 君は期待した以上かも知れんな!」と返されている。つまり'''実際に示された'''。
 
;「やりました…。やったんですよ! 必死に! その結果がこれなんですよ!!レベルを上げて、撃墜数を増やして、資金も、Zチップも稼いで!!これ以上何をどうしろって言うんです!? 何と戦えって言うんですか!?」
 
;「やりました…。やったんですよ! 必死に! その結果がこれなんですよ!!レベルを上げて、撃墜数を増やして、資金も、Zチップも稼いで!!これ以上何をどうしろって言うんです!? 何と戦えって言うんですか!?」
:中断メッセージ。上記の名台詞のパロディでまさに台無しである。だが、稼いだだけで強化に回していなかった可能性も…
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:中断メッセージ。上記の名台詞のパロディでまさに台無しである。だが、稼いだだけで強化に回していなかった可能性も…? 戦うというなら、とりあえず確率の壁と戦ってみてはどうだろうか。
 
:余談だが、「SDガンダム GGENERATION OVER WORLD」の隠しスタッフロールでも類似の台詞を使用する。
 
:余談だが、「SDガンダム GGENERATION OVER WORLD」の隠しスタッフロールでも類似の台詞を使用する。
 
;「うおおおおおおおっ!!」
 
;「うおおおおおおおっ!!」
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