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| ;「あなたは私たちの計画には不要な存在なのよ」<br/>「アクア…私はあなたのことを何とも思っていなかったわ」<br/>「アクア…あなたは教え甲斐のある生徒だった。でも…それだけよ」 | | ;「あなたは私たちの計画には不要な存在なのよ」<br/>「アクア…私はあなたのことを何とも思っていなかったわ」<br/>「アクア…あなたは教え甲斐のある生徒だった。でも…それだけよ」 |
| :アクアに本性を曝け出し、アクアはショックを受けてしまう。 | | :アクアに本性を曝け出し、アクアはショックを受けてしまう。 |
− | ;エルデ「…ザパト博士、MODEL-Xに私のAI-1は搭載されるのですか?」<br/>ミタール「いや、その予定はない」<br/>エルデ「! 何故です…!?」<br/>ミタール「その理由はお前が最もよく理解していると思うが?」<br/>エルデ「おっしゃっている意味がよくわかりません」<br/>ミタール「ならば、言おう…ここ最近…特にメディウスの形状変化後のAI1の思考パターンから不可解な揺らぎが検出されている」<br/>「例えるなら、それは人の感情…あるいは物欲…AI1は指定対象外の物にまで深い興味を示し、それらを学習…いや、物理的に吸収しようとしている…自らが制御するラズムナニウムによってな」<br/>エルデ「それの何がいけないのです?」<br/>ミタール「正気で言っているのか? このままでは、AI1はデビルガンダムと似たような能力を持つに至るぞ」<br/>エルデ「ですから…それの何がいけないのです?」<br/>ミタール「………」<br/>エルデ「私はあの子が成長・進化していく様を…そして、その行き着く先を見たいのです」 | + | ;エルデ「…ザパト博士、MODEL-Xに私のAI-1は搭載されるのですか?」<br/>ミタール「いや、その予定はない」<br/>エルデ「! 何故です…!?」<br/>ミタール「その理由はお前が最もよく理解していると思うが?」<br/>エルデ「おっしゃっている意味がよくわかりません」<br/>ミタール「ならば、言おう…ここ最近…特にメディウスの形状変化後のAI1の思考パターンから不可解な揺らぎが検出されている」<br/>「例えるなら、それは人の感情…あるいは物欲…AI1は指定対象外の物にまで深い興味を示し、それらを学習…いや、物理的に吸収しようとしている…自らが制御するラズムナニウムによってな」<br/>エルデ「それの何がいけないのです?」<br/>ミタール「正気で言っているのか? このままでは、AI1はデビルガンダムと似たような能力を持つに至るぞ」<br/>エルデ「ですから…それの何がいけないのです?」<br/>「私はあの子が成長・進化していく様を…そして、その行き着く先を見たいのです」 |
| :ミタールとMODEL-XにAI1の搭載に関するやり取りにて。ミタールは「驚異的な学習能力」を持つAI1の危険性を察し、このままではAI1がデビルガンダムのような存在へと化すると懸念を示したが、エルデは彼の忠告に反発、行き着く先を見たいと意に介していない。 | | :ミタールとMODEL-XにAI1の搭載に関するやり取りにて。ミタールは「驚異的な学習能力」を持つAI1の危険性を察し、このままではAI1がデビルガンダムのような存在へと化すると懸念を示したが、エルデは彼の忠告に反発、行き着く先を見たいと意に介していない。 |
| ;「…嫌いなのよ、あなたのそういう押しつけがましい所。…初めて出会った時からずっとね」<br/>「あなたは何の苦労もなく育ち、進む道を用意され、大した挫折もせずに生きてきた…軍に入ったのも周囲からお嬢様扱いされるのを嫌っただけに過ぎない」<br/>「そして、他の人間から守られ、生かされてきたということに気づかず…与えられた境遇や立場を自分の実力で得たと勘違いしている」<br/>アクア「そ、そんなことは…!」<br/>「わかっていたとでも言うつもり?ふふ、本当におめでたい子ね。だから、私を説得しようなどと考える。…自己満足のためにね」 | | ;「…嫌いなのよ、あなたのそういう押しつけがましい所。…初めて出会った時からずっとね」<br/>「あなたは何の苦労もなく育ち、進む道を用意され、大した挫折もせずに生きてきた…軍に入ったのも周囲からお嬢様扱いされるのを嫌っただけに過ぎない」<br/>「そして、他の人間から守られ、生かされてきたということに気づかず…与えられた境遇や立場を自分の実力で得たと勘違いしている」<br/>アクア「そ、そんなことは…!」<br/>「わかっていたとでも言うつもり?ふふ、本当におめでたい子ね。だから、私を説得しようなどと考える。…自己満足のためにね」 |
| :同話にて、アクアへの本心を吐露する。 | | :同話にて、アクアへの本心を吐露する。 |
− | ;「…私は…認めない」<br/>「アクア・ケントルムを…!」<br/>「AI1を排除したMODEL-Xなど認めはしません!」 | + | ;「…私は…認めない」<br/>「アクア・ケントルムを…!AI1を排除したMODEL-Xなど認めはしません!」 |
| :最終盤、こう言いながらアルベロを銃撃するが、失敗。逆に殴打されて'''生かされて'''しまう。 | | :最終盤、こう言いながらアルベロを銃撃するが、失敗。逆に殴打されて'''生かされて'''しまう。 |
− | ;「…私は…」<br/>「AI1を失うわけにはいかない。…それだけよ」 | + | ;「…私は…AI1を失うわけにはいかない。…それだけよ」 |
| :同話でアクアからアルベロと共に調律か補完かの争いに乱入した理由を聞かれて。少なくとも、[[AI1]]については本心ではあったのだろうが、[[ブルー・ジェット|ジェット]]からは裏切るのがオチだと非難される(実際そうなったわけだが)。 | | :同話でアクアからアルベロと共に調律か補完かの争いに乱入した理由を聞かれて。少なくとも、[[AI1]]については本心ではあったのだろうが、[[ブルー・ジェット|ジェット]]からは裏切るのがオチだと非難される(実際そうなったわけだが)。 |
| ;(…こんなものは…私が見たかった結果ではない…) | | ;(…こんなものは…私が見たかった結果ではない…) |
| :共闘を決意し気炎を上げるヒューゴとアルベロの陰で。世界を滅ぼしてでも、行きつく先を見たいと言っておきながらこのいいようである。奇しくもヘレナ(バーベム)と同じシナリオで同じようなことを言ってる。 | | :共闘を決意し気炎を上げるヒューゴとアルベロの陰で。世界を滅ぼしてでも、行きつく先を見たいと言っておきながらこのいいようである。奇しくもヘレナ(バーベム)と同じシナリオで同じようなことを言ってる。 |
− | ;「死中に活を見出す? 倒すべき敵を倒す? 必ず生きて還る?」<br/>「復讐? 過去の清算? アハハハ、そんなものお笑いだわ!」<br/>「そういう下らない感情に縛られているから、あの男はAI1から排除されたのよ!」 | + | ;「死中に活を見出す? 倒すべき敵を倒す? 必ず生きて還る?復讐? 過去の清算? アハハハ、そんなものお笑いだわ!そういう下らない感情に縛られているから、あの男はAI1から排除されたのよ!」 |
| :最終話で自分だけがAI1に必要と見做され、再生を果たしたという優越感から、アルベロの信念を徹底的に嘲笑し続ける。だが、直後ヒューゴから指摘された言葉の矛盾に、エルデは声を詰まらせる。 | | :最終話で自分だけがAI1に必要と見做され、再生を果たしたという優越感から、アルベロの信念を徹底的に嘲笑し続ける。だが、直後ヒューゴから指摘された言葉の矛盾に、エルデは声を詰まらせる。 |
| ;「暴走ぅ!? 勘違いしないでよ! AI1は完璧よ! エラーもバグもミスもブランクもどこにも無いわ!!」 | | ;「暴走ぅ!? 勘違いしないでよ! AI1は完璧よ! エラーもバグもミスもブランクもどこにも無いわ!!」 |
138行目: |
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| ;「親ならば、子のことを第一に考えるべきです」 | | ;「親ならば、子のことを第一に考えるべきです」 |
| :「妄念に操られし者(前篇)」にて、アルベロに対し、ヒューゴとアクアに手心を加えないよう釘をさす。が、逆に「お前に言われる筋合いはない」と言い返されている通り、エルデに言われたくなはい。 | | :「妄念に操られし者(前篇)」にて、アルベロに対し、ヒューゴとアクアに手心を加えないよう釘をさす。が、逆に「お前に言われる筋合いはない」と言い返されている通り、エルデに言われたくなはい。 |
− | ;「ねえ、アクア。最期にお願いがあるの」<br/>「あなたの綺麗な顔が歪み、潰れていく様を先生に見せてちょうだい」<br/>「苦しみぬいて死ぬのよ。 そうすれば、あなたのことを好きになってあげてもいいわ」<br/>「……少しはね」 | + | ;「ねえ、アクア。最期にお願いがあるの」<br/>「あなたの綺麗な顔が歪み、潰れていく様を先生に見せてちょうだい」<br/>「苦しみぬいて死ぬのよ。 そうすれば、あなたのことを好きになってあげてもいいわ……少しはね」 |
| :第50話「去来交差点」にてアクアが搭乗する機体を[[ガルムレイド・ブレイズ]]と[[サーベラス・イグナイト]]に捕縛させて彼女にこう言い放つ。元とはいえ教え子であるアクアに『'''最期'''』という言葉や、一連の残酷な台詞を平然と言える(しかも表情は'''冷酷な笑み''')あたり、その底知れぬ醜悪さが見て取れる。結局、アクアがヒューゴに決死の叫びをして失敗に終わったが。 | | :第50話「去来交差点」にてアクアが搭乗する機体を[[ガルムレイド・ブレイズ]]と[[サーベラス・イグナイト]]に捕縛させて彼女にこう言い放つ。元とはいえ教え子であるアクアに『'''最期'''』という言葉や、一連の残酷な台詞を平然と言える(しかも表情は'''冷酷な笑み''')あたり、その底知れぬ醜悪さが見て取れる。結局、アクアがヒューゴに決死の叫びをして失敗に終わったが。 |
| ;「……いいわ、AI1……好きになさい……。でも、アルベロ……あなたはもう用済みよ」<br/>「予想外の展開だったけど……どのみちあなたに対してはこうするつもりだったのよ」<br/>「そのままAI1に取り込まれるがいいわ。ただし……死体となってね」 | | ;「……いいわ、AI1……好きになさい……。でも、アルベロ……あなたはもう用済みよ」<br/>「予想外の展開だったけど……どのみちあなたに対してはこうするつもりだったのよ」<br/>「そのままAI1に取り込まれるがいいわ。ただし……死体となってね」 |
150行目: |
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| ;「アルベロにも見せてやりたかったわ! あの男のデータも、私の子の糧となったから!」<br/>「でも、当の本人は生き延びることはできなかったけどねぇ! アハハハハ!!」 | | ;「アルベロにも見せてやりたかったわ! あの男のデータも、私の子の糧となったから!」<br/>「でも、当の本人は生き延びることはできなかったけどねぇ! アハハハハ!!」 |
| :同じく、すでに戦死したアルベロを嘲笑して。上記のヒューゴから激しい怒りを買い、[[リルカーラ・ボーグナイン|カーラ]]からも「言ってることが支離滅裂」と辟易している。 | | :同じく、すでに戦死したアルベロを嘲笑して。上記のヒューゴから激しい怒りを買い、[[リルカーラ・ボーグナイン|カーラ]]からも「言ってることが支離滅裂」と辟易している。 |
− | ;「アハハハ! アーッハッハッハッハ!」<br/>「こんなことがあるはずないわ、私の素晴らしいAI1が敗れるなんて!!」<br/>「冗談よ、悪い冗談! こんな結果なんてあり得ない、あり得ないわよ!!」<br/>「そうよ、AI1! 甦るのよ! そして、全てを一つに! 全てを超越するのよ!!」 | + | ;「アハハハ! アーッハッハッハッハ!」<br/>「こんなことがあるはずないわ、私の素晴らしいAI1が敗れるなんて!!冗談よ、悪い冗談! こんな結果なんてあり得ない、あり得ないわよ!!そうよ、AI1! 甦るのよ! そして、全てを一つに! 全てを超越するのよ!!」 |
| :鋼龍戦隊に敗れた直後の台詞。往生際悪く、どこまでも惨めにあがき続けるが…。 | | :鋼龍戦隊に敗れた直後の台詞。往生際悪く、どこまでも惨めにあがき続けるが…。 |
| ;「きょ、拒否!? 何故!? 何故、私の命令を拒むの、AI1!!」 | | ;「きょ、拒否!? 何故!? 何故、私の命令を拒むの、AI1!!」 |
156行目: |
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| ;アルベロ「……奴は学んだのだ……」<br/>エルデ「ア、ア、ア、アルベロ!! あ、あなた、どうしてそこに!? 死んで、消えたはずなのに!!」<br/>アルベロ「エルデ、AI1は学んだのだ……」<br/>エルデ「な、何を!?」<br/>アルベロ「敗北を……そして、戦いに敗れた者の宿命を……」<br/>エルデ「そ、そんな馬鹿な! AI1が! 私の子が! あり得ない! あり得ないわ!!」 | | ;アルベロ「……奴は学んだのだ……」<br/>エルデ「ア、ア、ア、アルベロ!! あ、あなた、どうしてそこに!? 死んで、消えたはずなのに!!」<br/>アルベロ「エルデ、AI1は学んだのだ……」<br/>エルデ「な、何を!?」<br/>アルベロ「敗北を……そして、戦いに敗れた者の宿命を……」<br/>エルデ「そ、そんな馬鹿な! AI1が! 私の子が! あり得ない! あり得ないわ!!」 |
| :そこに現れたのは、自らの手で葬ったはずのアルベロ・エストであった。そしてアルベロはエルデに「敗北」と「戦いに敗れた者の宿命」をAI1が学んだ事を突き付ける。その言葉にエルデはますます取り乱す。そして…。 | | :そこに現れたのは、自らの手で葬ったはずのアルベロ・エストであった。そしてアルベロはエルデに「敗北」と「戦いに敗れた者の宿命」をAI1が学んだ事を突き付ける。その言葉にエルデはますます取り乱す。そして…。 |
− | ;「や、止めなさい、アルベロ! ドゥバン! AI1!!」<br/>「素晴らしい世界が見えるのよ!? 全てが一つになった、最高に壮絶な! 何もかもが融け合った、エクスタシー!」<br/>「死の苦痛なんて嫌! いらない! 究極の快楽を! 絶頂を感じたいのよ!!」<br/>「行きたい! 辿り着きたいのよ! 至福の、神すら体験したことのない世界へ!」<br/>「始まりも終わりもない、無すら超越する世界へ! 行く、行くのよォォォォォォォ………………!!」 | + | ;「や、止めなさい、アルベロ! ドゥバン! AI1!!素晴らしい世界が見えるのよ!? 全てが一つになった、最高に壮絶な! 何もかもが融け合った、エクスタシー!死の苦痛なんて嫌! いらない! 究極の快楽を! 絶頂を感じたいのよ!!行きたい! 辿り着きたいのよ! 至福の、神すら体験したことのない世界へ!始まりも終わりもない、無すら超越する世界へ! 行く、行くのよォォォォォォォ………………!!」 |
− | :最終的にアルベロと[[ドゥバン・オーグ|ドゥバン]]にAI1諸共道連れにされ、'''無駄にエロい'''世迷言を吐きながら、エルデは散った。ある意味その世界に行ってしまったとも言える様であり、イルムからは「'''行くがいいさ、あの世へな'''」という皮肉った台詞を贈られる事になった。自らのエゴの為に他人を食い物にしてきた彼女に相応しい末路であったが、自分もまた[[アルテウル・シュタインベック|他者]]の[[アダマトロン|エゴ]]の食い物にされていた事を考えると、皮肉なものである。 | + | :今際の際の世迷言。ある意味その世界に行ってしまったとも言える様であり、イルムからは「'''行くがいいさ、あの世へな'''」という皮肉った台詞を贈られる事になった。 |
| + | :自らのエゴの為に他人を食い物にしてきた彼女に相応しい末路であったが、自分もまた[[アルテウル・シュタインベック|他者]]の[[アダマトロン|エゴ]]の食い物にされていた事を考えると、皮肉なものである。 |
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