1行目: |
1行目: |
| == 草壁春樹(Haruki Kusakabe) == | | == 草壁春樹(Haruki Kusakabe) == |
− |
| |
| *[[登場作品]] | | *[[登場作品]] |
| **[[機動戦艦ナデシコ]] | | **[[機動戦艦ナデシコ]] |
17行目: |
16行目: |
| | | |
| === TV版 === | | === TV版 === |
− | [[白鳥九十九|白鳥]]の地球側との和平交渉には、一見理解を示している様に見せても内心では賛同しておらず、ボソンジャンプの演算ユニットが火星の極冠遺跡で発見された事で、和平交渉を失敗に持ち込むよう陰謀を張り巡らす。そして仮調印式の日、暗殺の命を[[月臣元一朗]]に下し、火星の極冠遺跡を巡って地球側との決戦へと持ち込む。 | + | [[白鳥九十九|白鳥]]の地球側との和平交渉には、一見理解を示している様に見せても内心では賛同しておらず、[[ボソンジャンプ]]の[[演算ユニット]]が[[火星]]の極冠遺跡で発見された事で、和平交渉を失敗に持ち込むよう陰謀を張り巡らす。そして仮調印式の日、[[暗殺]]の命を[[月臣元一朗]]に下し、火星の極冠遺跡を巡って地球側との決戦へと持ち込む。 |
| | | |
− | しかし、火星での激戦の終盤にて、演算ユニットはブリッジを切り離したナデシコに搭載され、ボソンジャンプで宇宙の彼方へと飛ばされてしまい、その目論見は失敗に終わってしまう。更に火星での戦闘後、白鳥の暗殺を実行した月臣や真実を知った秋山を中心とする若手将校達によって起こった「熱血クーデター」が発生。草壁は自ら出撃して月臣と交戦した後、その行方を眩ませる事になる。
| + | しかし、火星での激戦の終盤にて、演算ユニットはブリッジを切り離した[[ナデシコ]]に搭載され、ボソンジャンプで宇宙の彼方へと飛ばされてしまい、その目論見は失敗に終わってしまう。更に火星での戦闘後、白鳥の暗殺を実行した月臣や真実を知った秋山を中心とする若手将校達によって起こった「熱血クーデター」が発生。草壁は自ら出撃して月臣と交戦した後、その行方を眩ませる事になる。 |
| | | |
| === TV版から劇場版までの間 === | | === TV版から劇場版までの間 === |
| 熱血クーデター後に行方を晦ませていた草壁は、密かに賛同者達を集めていき、木連の残党を中心とした秘密結社『[[火星の後継者]]』を結成。そのリーダーとして、再び地球圏に戦いを仕掛けるべく、暗躍する。 | | 熱血クーデター後に行方を晦ませていた草壁は、密かに賛同者達を集めていき、木連の残党を中心とした秘密結社『[[火星の後継者]]』を結成。そのリーダーとして、再び地球圏に戦いを仕掛けるべく、暗躍する。 |
| | | |
− | 宇宙の彼方へ飛ばされた演算ユニットの積載されたナデシコAを密かに回収し、ボソンジャンプを行える者の中でもA級ジャンパー達を事故死等に見せかけて次々と拉致。[[テンカワ・アキト]]や[[ミスマル・ユリカ]]もまた拉致される事になり、ユリカは演算ユニットを自由にコントロールする為のデバイスとして組み込む事になる。 | + | 宇宙の彼方へ飛ばされた演算ユニットの積載されたナデシコAを密かに回収し、ボソンジャンプを行える者の中でもA級ジャンパー達を事故死等に見せかけて次々と拉致。[[テンカワ・アキト]]や[[ミスマル・ユリカ]]もまた拉致される事になり、ユリカは演算ユニットを自由にコントロールする為のデバイスとして組み込む事になる。<br/> |
− | | |
| しかし、アキトは幽閉された拠点の一つを襲撃してきた月臣や[[ゴート・ホーリー|ゴート]]によって奪還され、後に復讐鬼となり[[ブラックサレナ]]を駆る彼からは、度々追撃を受ける事になる。 | | しかし、アキトは幽閉された拠点の一つを襲撃してきた月臣や[[ゴート・ホーリー|ゴート]]によって奪還され、後に復讐鬼となり[[ブラックサレナ]]を駆る彼からは、度々追撃を受ける事になる。 |
| | | |
33行目: |
31行目: |
| 演算ユニットを奪取した後、火星に向かった草壁率いる火星の後継者は、木連軍人も多く所属していた統合軍の一部を味方につけ、磐石の態勢で本格的な活動を開始。ボソンジャンプを利用した奇襲戦術を展開する事で、重要拠点を次々と制圧していくが、月臣の説得によって前線で戦っていた奇襲部隊が次々と投降し、更には[[ホシノ・ルリ]]率いるナデシコC部隊によって火星の全システムを掌握された結果、まともな抵抗も出来なくなる。ルリから降伏勧告を受けた草壁は最後、部下の安全を保証して貰う事を条件に、潔く投降の道を選んだ。 | | 演算ユニットを奪取した後、火星に向かった草壁率いる火星の後継者は、木連軍人も多く所属していた統合軍の一部を味方につけ、磐石の態勢で本格的な活動を開始。ボソンジャンプを利用した奇襲戦術を展開する事で、重要拠点を次々と制圧していくが、月臣の説得によって前線で戦っていた奇襲部隊が次々と投降し、更には[[ホシノ・ルリ]]率いるナデシコC部隊によって火星の全システムを掌握された結果、まともな抵抗も出来なくなる。ルリから降伏勧告を受けた草壁は最後、部下の安全を保証して貰う事を条件に、潔く投降の道を選んだ。 |
| | | |
− | 実は、草壁が再度の決起を起こした真の理由は、ボソンジャンプの危険性について地球側に証明する為であり、劇中の様子からも、その目的は果たされている。 | + | 実は、草壁が再度の決起を起こした真の理由は、ボソンジャンプの危険性について地球側に証明する為であり、劇中の様子からも、その目的は果たされている。<br/> |
− | | + | また草壁の投降後も、火星の後継者を名乗る勢力による地球側への抵抗活動は続いており、それらの展開は『ナデシコ』の各種ゲーム媒体で扱われている。 |
− | また、草壁が投降した後も、火星の後継者を名乗る勢力による地球側への抵抗活動は続いている。
| |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− |
| |
| === COMPACTシリーズ === | | === COMPACTシリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
58行目: |
54行目: |
| ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
| :[[ギガノス帝国]]のトップ[[ドルチェノフ]]と手を組むが、原作通り「熱血クーデター」で計画は頓挫される。その際、何者かの手引きによって起動した[[チューリップ]]をくぐり抜けて行方をくらます。 | | :[[ギガノス帝国]]のトップ[[ドルチェノフ]]と手を組むが、原作通り「熱血クーデター」で計画は頓挫される。その際、何者かの手引きによって起動した[[チューリップ]]をくぐり抜けて行方をくらます。 |
| + | |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;[[北辰]] | | ;[[北辰]] |
67行目: |
64行目: |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
− |
| |
| === [[ガンダムシリーズ]] === | | === [[ガンダムシリーズ]] === |
− | ==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
| |
| ;[[ブライト・ノア]] | | ;[[ブライト・ノア]] |
− | :[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]ではユリカらと共に和平交渉へ訪れた彼を罠に掛け、身柄を拘束しようとするが…。 | + | :IMPACTではユリカらと共に和平交渉へ訪れた彼を罠に掛け、身柄を拘束しようとした。 |
− | | |
− | ==== アナザーガンダムシリーズ ====
| |
| ;[[ドモン・カッシュ]] | | ;[[ドモン・カッシュ]] |
− | :[[R]]では、かぐらづきで開かれた地球圏統一国家と木連の和平交渉で、原作通り九十九を暗殺しようとしたところを、地球側であるリリーナの護衛として来た彼に、'''九十九に向けて放った銃弾を素手で受け止められ、しかもそれを自分の方に投げ返されてしまう'''という人間業とは思えない神業で大怪我をしてしまう事に。 | + | :Rでは、かぐらづきで開かれた地球圏統一国家と木連の和平交渉で、原作通り九十九を暗殺しようとしたところを、地球側であるリリーナの護衛として来た彼に、'''九十九に向けて放った銃弾を素手で受け止められ、しかもそれを自分の方に投げ返されてしまう'''という人間業とは思えない神業で大怪我をしてしまう事に。 |
| ;[[リリーナ・ドーリアン]] | | ;[[リリーナ・ドーリアン]] |
| :Wでは第1部にて彼女によって大きく計画を狂わされてしまう。 | | :Wでは第1部にて彼女によって大きく計画を狂わされてしまう。 |
82行目: |
75行目: |
| ;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]&[[オルバ・フロスト]]) | | ;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]&[[オルバ・フロスト]]) |
| :Rでは彼らに利用される。 | | :Rでは彼らに利用される。 |
− |
| |
− | ==== ガンダムSEEDシリーズ ====
| |
| ;[[ラクス・クライン]] | | ;[[ラクス・クライン]] |
| :Wでは北辰に彼女を拉致させ、一斉蜂起のために利用しようとするが、逆に火星の後継者の戦意を彼女の歌によって消沈されてしまう。 | | :Wでは北辰に彼女を拉致させ、一斉蜂起のために利用しようとするが、逆に火星の後継者の戦意を彼女の歌によって消沈されてしまう。 |
91行目: |
82行目: |
| :Jでは自身の悪あがきを彼に嘲笑された挙句、彼に引導を渡されてしまう。 | | :Jでは自身の悪あがきを彼に嘲笑された挙句、彼に引導を渡されてしまう。 |
| | | |
− | === リアル系 === | + | === その他リアル系 === |
| ;[[ドルチェノフ]] | | ;[[ドルチェノフ]] |
− | :[[MX]]と[[CC]]では彼と組む。 | + | :MXとCCでは彼と組む。 |
| ;[[ル・カイン]] | | ;[[ル・カイン]] |
− | :[[J]]では彼と同盟を結ぶ。 | + | :Jでは彼と同盟を結ぶ。 |
| | | |
| === スーパー系 === | | === スーパー系 === |
− | ;[[ランバ・ノム]] / [[パイ・サンダー]] / [[レイナ・ストール]] | + | ;[[ランバ・ノム]]、[[パイ・サンダー]]、[[レイナ・ストール]] |
− | :[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]では彼女らの抵抗により、ブライトやユリカといった[[ロンド・ベル]]隊首脳陣の拘束に失敗する。 | + | :IMPACTでは彼女らの抵抗により、ブライトやユリカといった[[ロンド・ベル]]隊首脳陣の拘束に失敗する。 |
| ;[[リヒテル]] | | ;[[リヒテル]] |
| :MXでは彼の最期に感動したのだが…。 | | :MXでは彼の最期に感動したのだが…。 |
111行目: |
102行目: |
| :Aでは彼に利用される。 | | :Aでは彼に利用される。 |
| | | |
− | <!--== 名台詞 ==-->
| + | == 名台詞 == |
| + | === テレビ版 === |
| + | ;「……そうだ。君の言う通り、正義はひとつだ」 |
| + | :この言葉と共に、部下に命じて九十九を暗殺させる。 |
| + | ;「悪の帝国は正義によって滅ぼされる。それがゲキ・ガンガーの結末でもある」<br/>「悪の帝国は滅んで当然。それがあの作品に貫かれていたテーマだ。すなわち、我々を弾圧し、木星に追いやった地球は滅んで当然!」<br/>「そうだ! 正義は常にたったひとつ。我々の側にある!」 |
| + | : |
| + | ;「ぼくらの使命、それは宇宙の平和と人類の未来を築くこと。夢の実現だ! ぼくらは争いを望みはしない。無益な殺生こそ正に無意味だ だが、地球連邦政府は卑怯にも全権特使、白鳥九十九大佐の死をもって、ぼくらに答えた!! だがみんな、くじけちゃいけない! 正義はひとつだ!! そうだとも。僕らは必ず、悪の地球を打ち破る! だから見ていてくれみんな! 『熱血ロボ ゲキ・ガンガー3』の第39話のように、我々は戦う。正義は必ず勝つ! さあ、みんなで叫ぼう! 正義の合言葉!!レェェーッツッ! ゲキガ・イーン!!!」 |
| + | : |
| | | |
| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |