ヴァルヴレイヴV

ヴァルヴレイヴVは『革命機ヴァルヴレイヴ』の登場メカ

ヴァルヴレイヴV
外国語表記 Valvrave Five[1]
登場作品 革命機ヴァルヴレイヴ
デザイン 石渡マコト
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 機体
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スペック
正式名称 火打羽(ヒウチバ)
分類 霊長兵器
型式番号 RM-056
全高 24.5m
重量 25.2t
動力 ミラーレイヴ
装甲材質 VLCポリマー
所属 モジュール77
パイロット 犬塚キューマ
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概要編集

中立国家のジオールで秘密裏に開発されていた「霊長兵器(ヴァルヴレイヴ)」の中の一体。咲森学園の地下深くの区画に保管されていた機体で、戦うための意思を固めた犬塚キューマが自ら乗り込んでそのパイロットとなった。

単機で敵部隊と渡り合えるような戦闘力を持ち、動力機関はI号機の「原動機レイヴ」の複製品となる「ミラーレイヴ」が内蔵されている。稼働には情報素粒子の「RUNE」が必須であり、欠乏すると装甲色が変化して機能を停止する。機動時は「硬質残光」という放った後に硬質化する燐光を放つため、攻防両面に利用できる。欠点として「熱量」が100を超えるとオーバーヒートして行動不能になるなど稼働限界時間が非常に短く、その点を突かれた戦法で終始苦戦を強いられた。

本機独自の特能装備として「クリア・フォッシル」製の大型シールドや特殊なエネルギー皮膜による追加装甲の総称である「IMP(アイエムピー)」を持ち、他のヴァルヴレイヴと比較してかなり強固な防御力を誇る他、熱量蓄積のペースも他のヴァルヴレイヴと比べて遅い。キューマはそれを利用して仲間を守るための盾として活躍した。

登場作品と操縦者編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。2章part3から追加参戦。防御特化タイプ。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

基本武装編集

下記の3種はジオール側のヴァルヴレイヴ全機の共通武装。

バリアブル・バルカン
側頭部に内蔵した機銃。
『DD』では実弾属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「アタッカー I」で、サブアビリティは「攻撃力アップ I」。
ハンド・レイ
手甲部の対人用レーザー。
『DD』では特殊属性のR必殺技。メインアビリティは「重装甲 I」で、サブアビリティは「防御力アップ I」。
フォルド・シックル
脇腹の折り畳み式の小型鎌。
『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「底力 II」で、サブアビリティは「HPアップ II」。

固有武装編集

ボルト・ファランクス
クロスボウ型の火器。矢状の硬質残光を発射でき、時間差での爆発調整や、収束モードや拡散モードでの撃ち分けが可能。
『DD』では特殊属性のSSR必殺技。攻撃演出は第9話「犬と雷」の戦闘シーンを再現している。メインアビリティは「レイヴエネルギー(V号機)」で、攻撃力・防御力・照準値が増加する。戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が増加。ボルト・ファランクス命中時、敵ユニットの気力を減少させる。フィールド上に味方のハルトサキライゾウアキラがいるとき、1パイロットにつき防御力が増加し、ボルト・ファランクス命中時、敵ユニットの気力を減少させる。サブアビリティは「防御力アップIII」。
大型シールド
両肩部に装備する半透明の盾。「IMP」構成部の一つ。

追加装備編集

インパクト・ブースター
2ndシーズンから登場した無人支援機兼緊急排熱用装備。八咫烏を模した装備で、熱を吸収した後に排除される「冷却カートリッジ」を数枚装填している。機体の四肢に装備し、溜まった熱量を冷却カートリッジに移し、然る後にカートリッジを排除することで急速冷却を行う。熱量が溜まりやすく戦闘可能時間が短いヴァルヴレイヴにとっては生命線となる。タクミ曰く、「使い魔」。
無人支援機としては、内蔵されているビーム砲でヴァルヴレイヴを支援する。
エキゾースト・ヒート
機体に溜まった膨大な熱量を攻撃に転用する近接攻撃。熱量放出による機体冷却も行える。この場合も冷却カートリッジは消耗する。
シェイクハンド・モード
装備機が僚機と接触する(手を繋ぐ)ことで熱量を平均化するアクション。

サイズ編集

M

関連機体編集

ヴァルヴレイヴI
ヴァルヴレイヴのI号機で、原動機レイヴを搭載。
ヴァルヴレイヴII
同型機だが、過去の事故で凍結中。本機の事故が原因で、III号機以降の動力炉がミラーレイヴに変更された。
ヴァルヴレイヴIIIヴァルヴレイヴIVヴァルヴレイヴVI
同型機。
陽炎(カゲロウ)
外伝「アンダー・テイカー」に登場する同型機。計2機が存在する。
キルシュバオム
ヴァルヴレイヴを解析して開発された、ドルシア軍の新型機動兵器。事実上の量産機。

脚注編集

  1. MECHANIC、『革命機ヴァルヴレイヴ』、2022年1月19日閲覧。