ディバリウム
ディバリウムは『第3次スーパーロボット大戦α』の登場メカ。
ディバリウム | |
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外国語表記 | Dvariym |
登場作品 | |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 超広域殲滅型機動兵器 |
全長 | 35.5 m |
重量 | 170.6 t |
開発者 | シヴァー・ゴッツォ |
所属 | ゼ・バルマリィ帝国 |
主なパイロット | エイス・ゴッツォ |
概要編集
ゼ・バルマリィ帝国の特殊部隊ゴラー・ゴレム隊に配備された機動兵器。副官エイス・ゴッツォの専用機として運用されている。念動力感知増幅装置「カルケリア・パルス・ティルゲム」を応用しており、単機でクロスゲートを操作する事も可能。
大量広域先制攻撃兵器を三種も搭載した超広域殲滅特化型の機体であり、そのシルエットは鳥の足にも似た降着用の脚部と、左右に大きく広がった翼状の赤い胴体のみという異形。機体正面側に無数の砲塔を装備しており、敵陣を薙ぎ払い壊滅させることに重きを置いている。反面、汎用性を完全に切り捨てて先手で敵を殲滅することにのみ特化したため、機動兵器との直接戦闘は基本的に考慮されていない。また宇宙での運用が前提であり、陸戦も不可能。
本来は「ガドル・ヴァイクラン」の合体パーツであり、機体が分離すると手・肩・脚・胸部を構成する。ハザルの戦死に伴いエイスがヴァイクランに乗り換えた後、本機はAI制御の無人機として改修され、合体機構を排除した量産型が実戦投入されている。
なお、名前は「申命記」のヘブライ語における名称。
登場作品と操縦者編集
αシリーズ編集
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 第14話「オペレーション・ハルパー」で初登場。3種類ものMAPWを実装した、スパロボ史上初のMAPW特化型敵ユニットであり、同マップにおいて一番の強敵。エネミーフェイズ時に出現させてから敵機を下手に倒すと此方に接近してマップ兵器を放ってくる危険な機体。自軍部隊を単機で蹂躙されかねない[1]ので、出現したら真っ先に倒すのが定石。量産型も同様。ちなみに、初登場時にカズミが本機がMAPWに特化した機体である事を看破し、警告すると共にMAPWについて説明するシーンがある。
- 生体兵器に近い機体なのか、撃墜時のアニメーションが宇宙怪獣と同じものとなっている。また地形適応が恵まれており、海がAでそれ以外がSとなっている。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
- ダク・アッシャー
- 機体中心部付近に四門内蔵された単装ビーム砲。唯一の通常戦闘用の武器であり、小隊攻撃武器となっている。
- ゲルーシュ・エハッド
- 方向指定型のマップ兵器。機体の頭部と両サイドに三角形を描く形で配置されたビーム砲で、機体前面に収束したエネルギーを光の渦として放つ。EN吸収の特殊効果がある点には要注意。
- ゲルーシュはヘブライ語で追放、エハッドはヘブライ語で「1」を意味するため、意訳すれば「第一の追放」か。
- ゲルーシュ・シュナイム
- 方向指定型のマップ兵器。機体前面にエネルギーを集め、拡散するレーザー弾で掃滅する。攻撃範囲にクセがある。
- シュナイムはヘブライ語で「2」であり、つまりは「第二の追放」となる。
- ゲルーシュ・シュロシャー
- 自機中心型のマップ兵器。機体全体にエネルギーを集約し、全方位に拡散するレーザー弾で薙ぎ払う。移動後にも攻撃可能なのが厄介で、最も警戒すべき武装。
- シュロシャーはヘブライ語で「3」であり、「第三の追放」となる。
特殊能力編集
- HP回復(小)
- エナジーブロック
- EN系の特殊効果無効。『第3次α』の味方ユニットにはこの特殊効果を使えるユニットはいないため、死に能力。
- ロボットブロック
- R系特殊効果無効。当然EN系も無効であるため、エナジーブロックを二重に死に能力にしてしまっている。
移動タイプ編集
サイズ編集
- L
機体BGM編集
- 「CLOWN MASTER」
- マップ兵器使用時に流れる。