ズ・ザンバジル

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ズ・ザンバジル(Zu Zambajil)

ボアザン帝国皇帝。先帝の妾腹の子で、従兄弟のラ・ゴールよりも継承順位が低かったが、ラ・ゴールの角がない事実を知ってそれを公表することによりラ・ゴールを追い落とし、ボアザン皇帝に即位した。

ボアザン貴族社会の腐敗の象徴で、労奴の辛苦とは裏腹に黄金城で贅沢な生活を送り、さらなる労働力の獲得のために他の星へと侵略を始め、自身の身を脅かす邪魔な存在であったプリンス・ハイネルを戦死させるのを望んで前線の司令官へと追いやっている。

最終回ではボルテスVと労奴の蜂起により、自身を頂点としたボアザン帝国の貴族社会を崩され、プリンス・ハイネルに全ての罪を着せようとしたが、ハイネルにより殺害された。

登場作品と役柄

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
以前のシリーズでも名前は登場していたが、今作で本格的な初登場となる。ジャネラと手を組んでαナンバーズに対抗するが、最終的にジャネラに見捨てられ、エリカに結婚を迫ってあっさり拒否されるなど、原作同様の小物扱いであり、最終的には原作同様にハイネルに殺害される。

人間関係

ラ・ゴール
従兄弟。彼が生まれつき角がない事実を知り、その事実を公表して彼を失脚させ、本来ならばラ・ゴールが継ぐはずだったボアザンの王位を継ぐ。
プリンス・ハイネル
血縁にあたるが、ラ・ゴールの子である故にわざと前線に送ってその戦死を望んだ。しかし最後は彼に殺害される。
グルル
配下の将軍。
ド・ベルガン
配下の将軍。

他作品との人間関係

女帝ジャネラ
第3次αでの同盟者。しかし最後は彼女に見捨てられる。
エリカ
第3次αにて捕虜とした際に求婚するが、無論拒否された。

名台詞

「グルル、そちはボアザン最高の将軍よ。奴らをひねり潰した暁にはボアザンの半分をやるぞ」
39話でソーラーファルコンに猛攻を仕掛け、有利に戦いを進めるグルルへの賞賛。ボアザンの半分は流石に大袈裟であろうが、この時点ではまだ余裕のある状況である。
「そ、そうだ!ハイネルだ!悪いのはハイネルだ!地球征服の作戦も全てあのハイネルがやった事だ!あのハイネルだ!」
「殺すならハイネルを殺せ!」
最終話にてボルテスチームや労奴解放軍に追いつめられた際、同じ場所へいたハイネルを見つけての責任転嫁の台詞。
財宝を抱えて半狂乱になりながら叫ぶ醜態で、この姿にハイネルは激怒し、彼を殺害した。