インベーダー
2014年6月4日 (水) 19:30時点における120.137.249.176 (トーク)による版
インベーダー(Invader)
『真ゲッターロボ 世界最後の日』の敵勢力。英語で侵略者、侵入者の意味。
ゲッター線の影響を受けた超微生物が急激に進化した個体。黒い身体で構成されており、生物、機械、果ては木星まで融合して人間以上の進化を果たした。しかしそれは本来の「生物」の進化とはかけ離れた「異質」の存在。
ゲッター線を生きる糧にしているが、自分の体積を超えるほど摂取すると体が崩れてしまう。また融合は食べる事にもなるので、その食欲は無限で永遠に満たされる事が無いらしい。彼らの規模は凄まじく未来の世界(異次元との説も)において、宇宙怪獣すらも超える規模でゲッターエンペラーを相手に戦争している。
人物
ユニット
「メタルビースト」に分類される物は、リンク先を参照。
- インベーダー (空中形態)
- 翼竜のような姿をしたインベーダー。
- インベーダー (陸上形態)
- 二足歩行恐竜のような姿をしたインベーダー。
- インベーダー (宇宙形態)
- 手裏剣のような形をしたインベーダー。
- インベーダー (ワーム)
- ミミズのような姿をした超巨大インベーダー。
- インベーダー (甲虫)
- バッタやイナゴのような形をした巨大インベーダー。
- コーウェン&スティンガー
- コーウェンとスティンガーが木星と融合した姿。
専用BGM
- 「HEATS」
- 『第2次Z』において、第3軍勢力として敵勢力と戦闘になった場合、このBGMが流れる。
関連用語
登場作品
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 本作は竜馬達がインベーダーと戦い始めの時代の設定である。ゆえに彼らの存在も公にはなっていない。敵組織の大物達からは「飢えた破壊魔」と呼ばれており、人類はもちろん、次元獣やバジュラだろうと獲物として襲う。
- このように怪獣対決が多いが、ある種族だけは襲っていない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 本作でついに本格的な侵攻を開始。人類の天敵「バアル」の1つとして恐れられる存在であり、宇宙を埋め尽くさんばかりの群れをなして地球に襲いかかる。
- 正史となるZRルートでは版権最後の敵勢力として立ちはだかる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 前作で最期を迎えた筈だったが、宇宙怪獣と並ぶバアルの勢力として再び襲来する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 序盤における最大の敵勢力の一つ。他作品のシナリオとの兼ね合いの為、敵対勢力の中では真っ先に倒されるも、原作シナリオが概ね再現されている事もあり、その強大さは充分に描写されている。
- コーウェン、スティンガー、そして早乙女博士は本作のラスボスであるペルフェクティオの存在、そしてその強大さや恐ろしさに気付いており、彼に対する対抗策を講じようと考えていたらしく、死の間際にもペルフェクティオの事を警告していた。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 原作終了後設定だが、メタルビーストを含め多数生息。本作のオリジナル敵ミューカスと共に現れたりする。ユニットとしては空中形態と陸上形態と宇宙形態とワームが登場するが、いずれも表記はインベーダーで統一。
- 終盤になりコーウェン&スティンガーが復活していることが判明する。
A.C.E.シリーズ
- Another Century's Episode 3 THE FINAL
- 「ゲッター線を浴びて異常進化を遂げた抗体コーラリアン」という衝撃的な設定で登場。
余談
- 元ネタは恐らく、石川賢の漫画『虚無戦記』や『魔界転生』などに登場する「ドグラ」と呼ばれる存在。ドグラもインベーダー同様、自分以外の存在に“穴”を開けて侵入し、操って活動する性質を持っている。
- 本体は無限の広さを持つ異次元そのもの。“穴”を封印したり消し飛ばすことはできるが、根本的に倒すには無限の広さを持つ宇宙1つを相手にしなければならない。
- 尤も『虚無戦記』は宇宙1つを余裕綽々で相手にできるトンでもない奴等の話なので、チャチな兵器呼ばわりされてしまう。ドグラは大火力で吹き飛ばせるor超能力で封印できるが、虚無戦記の戦士たちは全員がドグラの能力の完全上位能力にした空間支配能力という凄まじい力を持っている。文字通り空間を支配するというもので、支配した空間内であればほぼ何でも出来るので同じ能力で対抗しない限り干渉が一切出来ない。
- なお、ドグラに限らず石川賢の漫画作品においては、『魔獣戦線』など無限の同化・吸収能力を題材として扱った作品も多い。
- 外見、特にインベーダー(陸上形態)の元ネタは『スカルキラー邪鬼王』の主役メカである「邪鬼王」。
- 主人公に忠実な正義のロボットではあるが、敵キャラの外見の元ネタにされても文句は言えないほど禍々しくグロテスクな外見をしており、作中でも敵キャラから「グロテスク」「醜悪」「機械のバケモノ」等散々に言われている。