プトレマイオス2(Ptolemaios2)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- 分類:戦闘艦
- 形式番号:CBS-74
- 全高:74 m
- 全長:251 m
- 全幅:84 m
- 動力:GN粒子
- 装甲材質:Eカーボン
- 所属:ソレスタルビーイング
- 主な搭乗員
- スメラギ・李・ノリエガ(艦長兼戦術予報士)
- フェルト・グレイス(戦況オペレーター)
- ミレイナ・ヴァスティ(戦況オペレーター)
- アニュー・リターナー(操舵士)
- ラッセ・アイオン(砲撃手兼予備パイロット)
- イアン・ヴァスティ(メカニック)
- リンダ・ヴァスティ(メカニック)
- メカニックデザイン:海老川兼武
ソレスタルビーイングが開発した戦闘艦。前艦からも引き続きクルー達から「トレミー」の愛称で呼ばれている。
前艦同様に動力機関を搭載しておらず、ガンダムのGNドライヴからGN粒子を供給して稼動する。故にガンダムが全機出撃すると稼働時間が限られてしまうが、前大戦の反省を踏まえて武装が大幅に強化された。
宇宙だけでなく大気圏内・水中でも運用が可能であり、ガンダムのトランザム連動により艦全体がトランザム状態になり、大気圏離脱・高機動戦が可能。これによって、ガンダムと共に敵中枢に突撃するという大胆な戦法も可能となった。
ちなみに単機でのトランザムも可能であるが、継続時間が極めて短い。
なお、勘違いされがちだが、プトレマイオスIIとは書かない。アラビア数字の2である。
登場作品と操縦者
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 最速の登場は中東/クメンルート第11話「アレルヤ奪還作戦」。母艦としての運用方法は武装追加後の先代艦のプトレマイオスとほとんど変わらないが、EN総量が増えカスタムボーナスを取得すれば更に倍近く底上げされるので残量をほとんど気にする必要が無くなる。シナリオ後半で特殊能力としてトランザムが使用可能となり、より攻撃的なユニットになる。
先代艦にあった修理装置が撤廃された為、正攻法のLV上げしか出来なくなってしまったのが惜しまれるものの、先代艦と違って最初からそれなりの武装が装備されているため、撃墜数稼ぎは前作ほど苦労しなくて済む。相変わらず艦長であるスメラギのエースボーナスが強力(『指揮の効果2倍』)なので、優先的に敵にトドメをさすなどして撃墜数を稼いでいきたい。
また、原作再現で水中に潜れるが、スメラギの地形適応が海Bなので、素のままだと結局海B扱いになってしまう。
装備・機能
- GNミサイル
- GN粒子を内蔵した実弾を発射。原作終盤にてアロウズの策略でビーム兵器が無効になった時には、トレミー側にとって唯一可能な攻撃手段であった。
- GNキャノン
- 船体上部に設置された主砲。先代の機体と同様、EN切れに注意。
- なお、第2次Z 再世篇では、GNビームキャノンの使用時に、フェルトおよびミレイナのオペレーター二人と艦長であるスメラギのカットインが入る。
- GN魚雷
- 水中戦用の実弾兵器。SRWでは未実装。
- スモーク弾ランチャー
- リボーンズガンダムに苦戦する刹那を支援するために使用。これが刹那のリボンズに対しての逆転勝利の契機を生むことになる。SRWでは未実装。
特殊能力
- GNフィールド
- 2000以下の全属性ダメージを無効化。EN10消費。
- トランザム
- 1シナリオにつき1回限定。使用後2ターンの間トランザム状態となり、装甲、ENを除く機体能力と武器攻撃力がアップし、全ての武器が移動後使用可能となる。アニューがいれば加速と狙撃が使えるため、かなり遠くの敵も攻撃できる。しかしその真価は、敵陣奥への味方ユニットの速やかな輸送である。
移動タイプ
サイズ
- 2L
カスタムボーナス
- 移動力+1、最大EN+200
機体BGM
- 「儚くも永久のカナシ」
- 2ndシーズン一期OP主題歌。
対決・名場面など
- 大気圏離脱作戦
- 2nd第9話より。地球圏でのアロウズの包囲網を突破するべく、スメラギはプトレマイオス2に格納されていたケルディム、アリオス、セラヴィーの3機のガンダムをあえて敵MAトリロバイト(SRW未登場)の爆撃の上でトランザムさせることを指示。その結果、アロウズの包囲網を振り切り(途中、敵MSガデッサの砲撃による進路変更をこうむったが)、大気圏への離脱に成功した。
- ちなみに、大気圏を離脱した先の宇宙ではアロウズの別艦隊が待ち構えていたが、それはスメラギの予測範囲内。アロウズの別艦隊は大気圏離脱時に緊急発進させていたダブルオーガンダムによって駆逐された。
- メメントモリ攻略戦
- 2nd第13話より。ダブルオーライザーを出撃させて敵部隊の牽制兼囮役に、残りのガンダム3機をプトレマイオス2に格納したままメメントモリ攻略作戦が行われた。
- まず、衛星兵器メメントモリをあえて掃射させ、格納庫にあったアリオスをトランザムさせることによって攻撃回避および急接近を図る。そして、メメントモリが視認できる所までに至った際には、トランザム状態のセラヴィーの砲撃とプトレマイオス2の一斉射撃を加えてそれの外壁部を破壊。最後に、露わになったメメントモリの弱点「電磁場光共振部」をトランザム状態のケルディムが精密狙撃することによって、メメントモリの破壊に成功する。
- 『機動戦士ガンダム00』セカンドシーズンの第1クールの最後を飾る名場面。