エルプスユンデ
『マジンカイザーSKL』に登場する、人造人間製造の技術。名前は「原罪」の意。
OVA本編においてはガランの口から語られる程度で、その詳細が明確に言及される機会は無かったが、各種外伝作品においてその出自や製造目的などが鮮明に描写されている(ただし、漫画版と小説版共にパラレル設定)。
漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』では世界征服を企む科学者ファウスト(SRW未登場)が造り出した「戦力」とされ、真上以外にもファウスト麾下のエルプスユンデが複数登場。最終的には自身らを消耗品として扱う創造主に反逆した彼らが、海動と真上に決着を挑むこととなる。
小説『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)では「エルプズュンデ」表記。こちらでは物語開始よりも遥か以前に勃発した大戦の中で開発された、マジンカイザーSKL等と言った兵器を扱う為に製造された、一種のロストテクノロジーの産物であるかのような示唆がされている。
該当人物
- 真上遼
- マジンカイザーSKLのパイロット。実は、人造人間エルプスユンデ「ナンバーMK174」であり、そのことにトラウマを持つ。
- 劇中では、強敵ガランにこのことを知られたことが原因で攻撃にスキが生まれ、敗北する一幕があった。
登場作品
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 本作オリジナル要素であるオデュサイトと深い関連を持つ設定に位置づけられており、サヤ・クルーガーとアユル・ディランが、真上と同じエルプスユンデとしての出自を持っている。
- 本作におけるエルプスユンデ技術の開発目的は漫画や小説と異なるものとなっているが、どちらかと言えば「機動兵器や超エネルギーを扱う為の端末」という小説設定に近い形で描写されている。