ルカ・アンジェローニ
ルカ・アンジェローニ(Luca Angelloni)
美星学園高等部航宙科2年。まだ幼さの残る顔で、アルトより年下だが飛び級をし同学年。
総合機械メーカーL.A.I技研の経営一族の子息で、技術開発部特別顧問の肩書きを持つコンピュータや軍用電子機器の扱いは無二の天才で「VF-25」の開発に携わっている。彼のコネクションで最新試作装備をS.M.Sに廻す事もする。
S.M.SではRVF-25に搭乗し、後方から電子戦を行い、無人戦闘機ゴーストを3機、随伴機として使用する。
自機やゴースト等に愛称を付けて呼んだり(ドラマCDでは新型AIにアルト、ミシェル、ナナセと名付けるほど。ただしこれは3人の上に立ちたいという願望も含まれている)、丁寧に磨き上げたり、マシンへの愛着は人一倍。
また、同校美術科の松浦ナナセに想いを寄せており、彼女が負傷した際は別人の様な非情な一面を晒した。
登場作品と役柄
スパロボシリーズにおいては『ドラグナー』のライト同様に電子戦イベントにてよく登場する。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初の声付きで登場。声優の福山氏はこのスパロボ作品で3役兼任した。本作でも攻撃用の精神コマンドは習得しないので、雑魚戦はこなせるが、ボス戦では分析・かく乱等サポートに徹するのが良いだろう。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 序盤のステージでスポット参戦で、参入は終盤から。使用できるステージ数はオズマと同じく、10満たせず。味方で数少ない照準値ダウン攻撃持ちと、期待・再動持ちとして活躍してくれるだろう。……後者については参戦が遅すぎる彼以外にも使い手が何人かいる上に再動はサポート系であるはずのルカよりもキラやゼロの方が消費が安いうえ、エースボーナスの変更でかく乱の消費が軽くならないという体たらく。顔グラに頬のピンク色の奴があるバージョンと原作後半のないバージョンが存在する。ミシェルが死んだと思われた際に冷徹な一面を垣間見せたが、そのミシェルが生還したのとナナセが負傷しなかった事もあってか以後は元の性格に戻っている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- プロローグで早速登場し、本編では序盤~中盤に差し掛かる辺りで自軍に参加する。プロローグにて原作通り敵に捕獲されてしまうイベントがある。搭乗機は他のバルキリーとほぼ同じで高い移動力・攻撃力・機動性を持ち合わせる高性能機な上に修理装置、資金ボーナスまで持ち、本人も命中、回避が高く集中持ちなので多方面で活躍できる。ただし、バルキリー乗りの中で唯一、熱血も魂も愛も覚えないためボス戦には向かない。
- スーパーロボット大戦UX
- 劇場版設定で登場。また、Lと精神コマンドが異なり第2次Zとほぼ同じコマンド構成になっている。
- 声優の福山氏はこのスパロボ作品でも3役兼任した。
単独作品
- スーパーロボット大戦OperationExtend
- TV版原作終了後の設定で登場する。搭乗機体の有用性により、スカル小隊パイロットの中では恐らく真っ先にエースに到達するキャラと思われる。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
リアル系の能力値。S.M.S内では全体的に低めの能力。
精神コマンド
電子戦を得意としているので偵察・分析・かく乱を習得。攻撃系の精神コマンドは習得せず、信頼、補給、再動とサポート用のものを習得する。
特殊技能(特殊スキル)
底力Lvの上昇が振るわない。Lでは援護防御を習得するが、第2次Zでは援護攻撃を習得。また、第2次Z破界篇では初期からBセーブ・サイズ補正無視という有用なスキルを習得している。
- L
- シールド防御、斬り払い、撃ち落とし、底力L5、援護防御L2、アタックコンボL2
- 第2次Z破界篇
- 援護攻撃L1、Bセーブ、サイズ差補正無視
- 第2次Z再世篇
- 援護攻撃L1、サイズ差補正無視、パーツ供給
- UX
- 底力L5、援護攻撃L1、援護防御L1、全体攻撃
- OE
- 底力、サポート
エースボーナス
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
- 「シモン、ヨハネ、ペテロ、今、君たちの頸木を解き放つ! かつてマクロスシティを恐怖の底に陥れたその力を…! ユダシステム、リリース!」
- TV版の最終決戦において発言。この言葉とともにゴースト3機のユダシステムを解放した。
迷台詞
- 「うう…僕のサムソォォォン!!」
- TV版第8話「ハイスクール・クイーン」にてシェリルが壊したEX-ギアを発見した時の嘆き。
- 「このボケアルト!フォーメーションはフルードフォーからの展開だって何度教えたら覚えるんだ!もう一度やったら紙飛行機からやり直しだぞ!」
「ほらミシェル!このエロ眼鏡!スナップロールからプガチョフコブラ決めて一気にサイドキックを当てて敵のケツにかぶりつけって口が酸っぱくなるほどプログラムしただろ!」
「大体スナイパーなんて接近戦になったら役立たずなんだから、せめてナナセさんの弾よけぐらいちゃんとやってみせろよな!」
「ちっ、この口先だけのポンコツが!」
「お前の代わりなんていくらでもいるんだからな!」 - ドラマCDのエピソード『ルカと3人のゴースト』での発言の一部。言っている相手は前述の新型AIの疑似人格だが、本人達の目の前であることをすっかり忘れて、疑似人格達に様付けで呼ばせている。更にその後…
- 「たぁすけてナナセさぁーん!!」
- ただでさえ自分の名前の付いた疑似人格がボケだのポンコツだの言われてブチギレ寸前で銃を構えた二人に対し、「つい本音が出た」と口を滑らせてしまう。当然堪忍袋の緒が切れた二人に追いかけられる破目になり、彼の叫びがこだました……。