クトゥルフ
クトゥルフ(Cthulhu)
『戦え!! イクサー1』に登場する、異星人による敵勢力。後述のクリーチャーを除けば女性のみで構成されており、それ故コバルトとセピアのような同性愛はごく普通に行なわれている模様。続編『冒険! イクサー3』にも継続して登場している。
タコかイカのような触手の軟体生物を戦闘員として使役しており、これらを人間の体に寄生させればその対象を操ることもできる。寄生された人間の身体を食い破って触手の怪物が正体を現すシーンのグロさはOVA作品ならではだろう。
名前の由来はアメリカ合衆国の小説家「ハワード・フィリップス・ラヴクラフト」の作品群に登場する架空の神性「クトゥルフ」だが、名前以外に原典との共通点はない。
小説版
小説版ではイクサー1が加納渚に事情を説明する、という形で彼女たちの経歴について詳細な説明がなされている。
それによると、元々はどこかの星の人間種族であったが、あるときを境に男性が激減・絶滅したこと、それは自らの惑星が滅ぶ直前まで戦争を行う引き金となり、最終的にサー・バイオレットの指導の元、残りの人間たちは居住可能な惑星が見つかるまでコールドスリープに入ることになる。
関連人物
- ビッグゴールド
- クトゥルフを乗っ取った存在。サー・バイオレットの邪心から生まれた。
- サー・バイオレット
- クトゥルフの指導者。イクサー1とビッグゴールドの生みの親。
- コバルト
- クトゥルフの戦士。イクサー1に敗れ、戦死する。
- セピア
- コバルトの恋人。イクサー2のパートナーになってイクサー1に戦いを挑む。
- イクサー1
- クトゥルフを守護する最強の戦士。サー・バイオレットの良心から生まれた。ビッグゴールドの野望を阻止するため、あえてクトゥルフに敵対することになる。『冒険! イクサー3』ではサー・バイオレットの跡を継いで指導者になる。
- イクサー2
- イクサー1を抹殺するため、ビッグゴールドによって生み出された戦士。イクサー1を上回る実力を持つ。戦いの末に命を落としたが、『冒険! イクサー3』で復活する。
- イクサー3
- イクサー1、イクサー2の妹。思考、戦術ともに幼いが2人に引けをとらないパワーを持つ。
- シスターグレイ
- イクサー1が指導者になってからの参謀。科学者であり、彼女によってイクサー3は生み出された。
登場作品
- スーパーロボット大戦L
- 初登場作品。本作では『獣装機攻ダンクーガノヴァ』のムーンWILLと同盟を結んでいる。