獣士とは、『超電磁マシーン ボルテスV』に登場する兵器。
概要編集
生物を巨大化、生体改造したもので優秀な兵士の脳が移植されているため会話が可能。ただし省略されているのかあるいは単なる兵器扱いの者もいるのかは不明ながらまったく喋らずにやられる獣士も多い。前作『超電磁ロボ コン・バトラーV』のマグマ獣やどれい獣が単なる兵器として酷使されていたのとは対照的に獣士に選ばれることは彼らにとっても望ましいことらしく、第4話のガルドはボアザン随一の剣士が選ばれた上に角を与えられて貴族階級へ引き上げられている。それ以外にも第18話のゾルゲル(SRW未登場)が「名誉ある獣士の名を戴く」と発言しており、24話で判明するが鎧獣士には突撃兵士の脳が移植されており彼らにとっては複数名が争うように立候補するほどの名誉である。
スパロボに登場した獣士編集
余談編集
- 『ボルテスV』をフィリピンで実写リメイクした『ボルテスV レガシー』では、獣士をそのまま直訳した「ビースト・ファイター」という呼称となっている。日本語吹替版においてもこの呼称がそのまま使用されている。またこの呼称は劇中で地球防衛軍によって命名されており、元々ボアザン軍側は「(我々の)ペット」と称していたが、ビースト・ファイターの語感をプリンス・ザルドスが気に入ったため、ボアザン側でもこの呼称が用いられるようになった。
- また初めてビースト・ファイター(ドクガガ)を見たビッグ・バート(大次郎)が「怪獣だ!」と叫んでいる。このシーンでは原語版でも「カイジュウ!」と言っており、その下に字幕で「Monster!」と表示されている。