ジブラルタル基地

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ジブラルタル基地とは、『機動戦士ガンダムSEED』に登場する軍事基地。

概要編集

第1次連合・プラント大戦にてザフトが建設した軍事基地。古来からの要衝である地中海の出入口・ジブラルタル海峡に位置する。

ヨーロッパとアフリカの間、すなわち地球連合軍主要国のユーラシア連邦と親プラント国家のアフリカ共同体の間に位置する。ザフト軍のヨーロッパ・アフリカ方面軍司令部が設置され、ユーラシア連邦軍と南アフリカ統一機構軍との前線基地として機能し、大西洋方面に展開する大西洋連邦に対しても睨みを利かせている。

オペレーション・スピットブレイクでは地球連合軍最高司令部のアラスカ基地への総攻撃の為にカーペンタリア基地と共に戦力を投入するが、地球連合軍のサイクロプスを使用した自爆作戦により大敗。敗北を取り返すためにアフリカ戦線を縮小し、パナマ基地攻略戦を強行。陥落させることに成功し、一時的にオペレーション・ウロボロスを達成したが、その僅か一カ月後にアフリカのビクトリア宇宙港がユーラシア連邦軍を主体とした地球連合軍に奪還されてしまう。地上軍の戦力基盤が疲弊していたザフト軍にはビクトリアの再制圧・破壊が望めないため、オペレーション・ウロボロスは完全に頓挫。

その後、最高評議会は宇宙軍の戦力強化を優先したため、戦力不足に陥ったジブラルタルは地球連合軍の本格的なモビルスーツの投入に耐えられなくなる。本編では描写されていないが、46話~47話の約二ヶ月の間に当たるC.E.71年7月24日に発生した「第二次カサブランカ沖海戦」では地球連合海軍のジェーン・ヒューストン率いる少数のフォビドゥンブルー、ディープフォビドゥン部隊によりザフトの水中MS部隊が壊滅。遂に基地を維持する事が不可能となり、ヨーロッパから撤退。最終的にザフトの大敗で戦闘は終了する事になり親プラント国家の「アフリカ共同体」は地球連合に屈して瓦解。ヨーロッパ・アフリカ戦線は地球連合軍勝利が確定して消滅。以降の地球戦線はオセアニア戦線に移行する。

第1次連合・プラント大戦中に陥落した基地であるが、戦後のユニウス条約締結にてカオシュン基地と引き替えになり、カーペンタリア基地と共にザフトの駐留が認められた。第2次連合・プラント大戦(『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』)においても地上におけるザフトの重要拠点として機能。ヘブンズベース攻略戦ではザフトと連合脱退部隊の集結地になるなど、活躍した。

登場作品編集

αシリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
マクロスプラス』原作シナリオ再現の舞台となる。

Zシリーズ編集

スーパーロボット大戦Z
基本的にセツコ編のさらに分岐先でしか訪れない基地。ディアナデュランダルの会談、続けてZEUTH一部の首脳部部とデュランダルの会談が行われる
また、原作通りアスランの脱走と撃墜の舞台となった。

資料リンク編集