ライデン 512E1 (シャドウ)は『電脳戦機バーチャロン マーズ』の登場メカ。
ライデン 512E1 (シャドウ) | |
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登場作品 | |
デザイン | カトキハジメ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 第3世代バーチャロイド(シャドウ) |
主なパイロット | シャドウ |
概要編集
元の機体である「ライデン 512E1」がシャドウに汚染され、暴走した機体。
『電脳戦機バーチャロン マーズ』Mission3月ルートに出現するシャドウの1体。
ライデン 512E1編集
『電脳戦機バーチャロン フォース』(SRW未登場)以降に登場する第3世代のライデン系列バーチャロイド。ライデン 512E2の派生機体。
右腕装備の携行火器を、高威力のフラット・ランチャーに変更。E2からの変更点が最も少ない機体で、携行火器以外の違いを持たないが、武装変更の影響は大きく、細部の性能に意外と差が出ている。
ライデン系列の系譜編集
ライデンは第1作(初代『バーチャロン』)からテムジンと共にバーチャロイドの始祖となる機体であるが、第一世代のテムジンとは逆にガンキャノンのようなコンセプトで作られた超高級フラグシップ機である。
製造費だけでもテムジン21機(1機のメンテナンス費用でさえ、その半分の10機)分[1]というぶっとんだ費用が掛かっていた。
大量生産は当然のごとく無理である上、肩部レーザーユニットを製造していた会社が倒産して26個しか確保できなかったため、26機しか製造されなかった(その後の世代でも何らかの理由で生産が中止されることがあり、希少価値が高かった)。
上記の事情から、急遽ライデンに代わる重量級VRを「ライデンより安く」を念頭に開発する羽目になった。最初にベルグドルが開発され、武装の実弾化と装甲の軽量化でテムジンの70~80%に製造費にまで抑えられたが、今度はコストを抑えすぎたせいで多くの問題が発生した。その結果、完全に後方支援VRにしかならず、どうあがいてもライデンの代替機になれなかった。そこから実弾兵器・ハンマー・低重心・大容量ジェネレーターを採用する事で「ライデン並に重戦闘ができて格闘はライデン以上、それでいてライデンより安い」ドルカスが完成した。
この二機そのものは第一世代のみであるが、その後も名前を変えながらベルグドルとドルカスのコンセプトを元にしたVRが開発される事となり、ライデン系の系列は幅広い。
登場作品と操縦者編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。流用機体として『バーチャロン』の敵機体を務め、通常機体は未参戦。ギル機の流用に見えるが、指揮官機用のブレードアンテナがしっかり廃されている。
- E2同様、必殺武装のバイナリー・ロータスはMAP兵器も含めてそのまま実装。結果として、強力なMAP兵器を持った雑魚が雨後のタケノコの如く現れることになる。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
武装編集
- 右腕保持装備・フラット・ランチャー Zap-11
- 長砲身の連装ビームライフル。E2から唯一変更された武装であり、格闘戦では本武装の砲身で殴打することもある。
- 左腕内部兵装・Gボム G-09
- 左腕部より投擲する自走式爆弾。信管が作動すると楕円状の爆風を発生させる。
- 中央兵装・バイナリー・ロータス
- ライデンの代名詞ともいえる大出力レーザーユニット。
技編集
関連機体編集
- ライデン 512E2
- 武装変更によるバリエーション機種。携行火器が一般的なバズーカ。
- E1同様、SRWではシャドウとしてのみ登場。
- ライデン(gfk)512E1
- S.H.B.V.D.のギル少尉が運用する機体。指揮官機であるライデン512E1/c(SRW未登場)のカスタム機体。「gfkフレーム」と呼称される独自規格の高性能フレームを採用しており、内部性能は全くの別物。
余談編集
- 512E1自体はベースのE2からの差異は少ないが、『マーズ』およびSRW未登場の第3世代ライデンには大きな差異を持つ機体が登場している。装備の全てを近接武装に固めた「ライデン512A」、相手の動きを阻害するビーム・ストリングスを両肩に換装した支援機「ライデン512D」、脚部換装により装甲を犠牲に機動力を挙げた「ライデン512N2(および同N1)」等…。
- このバリエーションの多さは『フォース』の魅力の1つであったのだが、残念ながらそれを家庭用作品の『マーズ』で触れることは叶わなかった。