ドレイク級宇宙護衛艦は『機動戦士ガンダムSEED』に登場する軍艦の艦級。
ドレイク級宇宙護衛艦 | |
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外国語表記 | DRAKE-CLASS SPACE DESTROYER[1] |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Z |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 宇宙護衛艦 |
生産形態 | 量産艦 |
全長 | 130 m |
開発 | 地球連合軍 |
所属 | 地球連合軍 |
概要
地球連合軍が開発・大量配備している主力宇宙護衛艦。
連合軍が保有している宇宙艦艇の中では一番小さい駆逐艦相当の軍艦。その為、小回りが利くのが利点だが、MS相手では歯が立たずに撃破される事が多い。MAが搭載可能で、第1次連合・プラント大戦後期にはMS母艦としても使われた。また、C.E.73年時には4基のミサイルランチャーにリニア・カタパルトを増設したMS搭載型[2]、艦首のイーゲルシュテルン一門を撤去し代わりに陽電子リフレクターを艦首に備えた防御型が登場している。
ガンダムシリーズの宇宙戦闘艦には珍しくビーム兵器が存在せず、誘導兵器(実弾)を多く装備したミサイル駆逐艦となっている。近接防空戦闘には75mmガトリング機関砲イーゲルシュテルンしか武装が無いので、ニュートロンジャマーによる電波障害の弊害を最も受けており、戦闘能力の大部分を奪われていたに等しいと思われる。
ニュートロンジャマー環境下での艦隊戦では打撃力に乏しい反面で、艦後方に4基あるミサイルランチャーから大量のアンチビーム爆雷をばら撒いたり、『SEED DESTINY』の陽電子リフレクター搭載型の存在もある事から防御戦術に向いている艦艇と言える。ただし、近接防空戦闘用の武装は乏しいためMSに接近されると非常に危険。
『SEED』43話冒頭の月面プトレマイオス基地で、宇宙港に鎮座しているドレイク級の傍に艦載機とみられるストライダガー五機が控えていることから搭載可能なモビルスーツは五機である可能性がある。
「機関部の推進タンクが剥き出し」という弱点が有るが、こちらは切り離しが可能。
同型艦
- バーナード
- 『SEED』に登場。第8艦隊の先遣隊の所属艦だが、クルーゼ隊の襲撃を受け、イージスガンダムの攻撃によって早々に沈黙。
- 小説版では艦橋が沈黙しても戦闘を継続していたが、ロー撃沈後に爆沈する。
- ロー
- 『SEED』に登場。第8艦隊の先遣隊の所属艦だが、クルーゼ隊の襲撃を受け、撃沈された。
- セレウコス
- 『SEED』に登場。第8艦隊の所属艦。低軌道会戦で艦橋前部のイゲールシュテルン砲塔に取り付いたイージスからのスキュラを至近距離から撃ちこまれ、戦闘不能状態に陥る。
- 戦線離脱中に艦砲射撃を受けて撃沈した。
- アンティゴノス
- 『SEED』に登場。第8艦隊の所属艦。低軌道会戦でバスターガンダムの超高インパルス長射程狙撃ライフルによる攻撃を側面から受けて撃沈した。
- ベルグラーノ
- 『SEED』に登場。第8艦隊の所属艦。低軌道会戦でバスターガンダムの超高インパルス長射程狙撃ライフルによる攻撃を正面から受けて撃沈した。
- チャーチル
- 『SEED』に登場。第6、もしくは第7機動艦隊の所属艦。ジェネシスと直後のザフト軍の掃討戦をどうにか逃げ切ったが、艦の損害が深刻だった様でドミニオンに救援要請を出していた。
- ナタル・バジルールはすぐに救援を行うつもりだったが、ムルタ・アズラエルに反論されてしまい、彼らが口論染みた言い争いをしている間に救援の手を得られずに爆散してしまった。
- コーネル艦
- 『SEED ASTRAY』に登場。コーネルが艦長を務めているが、艦の正式な名称は不明。
- ジャン・キャリーを拘束する為にロウ・ギュール達に攻撃を仕掛けたが、150ガーベラで攻撃されて撤退している。SRW未登場。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 初登場作品。MS搭載型が敵として登場する。出番は多くはないが、大して強くもなく、貰える資金が結構多め。
装備・機能
武装・必殺武器
- 75mmガトリング機関砲イーゲルシュテルン
- 前1上部×、艦首下×1、船底×1の計3基装備。
- 小型ミサイルランチャー
- 両舷に十二連装のものを4基装備。
- 対宙魚雷発射管
- 有線式の魚雷を発射する。前両舷に三連装のものを2基装備。
- 爆雷発射管
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 2L
余談
- 「ドレイク級」という名称は『SEED DESTINY』放送時に設定された名称である為、『SEED』放送時は単に「130m級護衛艦」という名称で呼ばれていた。