アレックスは『新機動戦記ガンダムW』の登場人物。
アレックス | |
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登場作品 | 新機動戦記ガンダムW |
声優 | 難波圭一 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦64 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | OZ |
軍階級 | 二級特尉 |
概要
ルクレツィア・ノインの教え子で、OZ北東アフリカ・ソマリア戦線第33独立戦隊所属。
戦友であるミュラーと共に水と空からの連携攻撃を得意とするエリートパイロット。しかし、OZの教えこそ絶対と考えており、思想は歪みきって増長の極みに達していた。降伏する旧連合兵士を虐殺に等しい行為で殺害。それを間近で見たゼクスに否定され、降伏した相手の返り討ちにあった部下の仇といわんばかりに猛攻を加えるが、乗機をトールギスの手で真っ二つに引き裂かれ戦死した。
搭乗機はOZ-08MMS キャンサー。作中で撃墜される様子は機体名もあってまるでカニのさばきである。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 序盤の中東ルートでのみ登場。OZ内部ではミュラーと共に外様にあたるカミーユやシン達を小馬鹿にし、散々煽ったものの内心では相手にされていなかった。生身のヒイロをMSで攻撃したことに怒ったゼクスに挑んで原作通り退場。
- この時の乗機はエアリーズとなっているが、敵として戦うことは一切無いまま退場するという、ネームドキャラにしてはかなり雑な扱いとなっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 既に故人であるため登場しないが、ノインが一鷹に対してかつて「不出来な教え子」がいた事を明かしており、『EW』設定での参戦では珍しく彼(とミュラー)の存在を示唆されている。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。「オペーレーション・デイブレイク」から登場。何処かのムゲ基地を相棒と共に高笑いしながら攻めていた。直後の選択肢で独立軍ルートを選択すると次の「さらば戦士よ」では登場と共にゼクスの粛清イベントが発生し、一度も戦わないまま退場する。一方でOZルートではロームフェラ派の兵士としてトーラスに乗って何度か登場する。同じMAPにいるのに一言も台詞がないことが多いブランやベン・ウッダーと比べると割と台詞にも恵まれている。
パイロットステータス
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
- 「投降するだと、勘違いしてもらっては困る。これは処刑なのだよ!」
- 地球圏統一連合軍の前線基地をミュラーと共に攻撃。寄せ集めの部隊ではOZのモビルスーツには通じない事を悟った連合の基地司令官が武装解除と投降の意志をアレックスに伝えた際の返答。
- 「これは」の行からの見下した姿勢と光る眼鏡が印象的。直後にキャンサーもエアリーズも再攻撃を開始し、連合の将兵を瞬く間に殺戮する。
- 「ゼクス特佐、越権行為にも程があるぞ。この先の処置は全て我々に任せて頂きたい。コイツら旧連合の処刑もな」
ゼクス「処刑だとッ!?」
「コイツらは時代の流れに逆らった愚か者なのだ。よって我々が澱みを正す。そう、これは粛清なのだ」 - 地球圏統一連合残党が立て籠るモガディジオ要塞をゼクスと共に攻撃し、瞬く間にリーオー部隊や戦術兵器ノベンタ砲を無力化、基地司令官もゼクスの説得を受け入れて投降を認めた。
- しかし、アレックスとミュラーは攻撃を停止せず、それをゼクスが咎めた際のアレックスの返答。
- この後のミュラーの「ひゃはははぁ! 粛清!! 粛清!!」という常軌を逸したシーンも相まって、この二人がただ殺戮を楽しんでいるだけなのが良く分かる場面。
- ゼクスからは「その様な横暴……いや、下等な思い上がり! 恥を知れッ!」と一喝されるが……。
- ミュラー「ゼクスッ! よくも同志を!」
「貴様のせいだ! 貴様のせいで奴は死んだッ!」 - 上記のゼクスの一喝により再攻撃を戸惑ったエアリーズが連合軍の生き残りのミサイル攻撃を受けて撃墜されたのを、アレックスとミュラーがゼクスの責任と擦り付ける場面。
- 友軍機が撃墜された直後に両名が上記のセリフを叫んでトールギスを攻撃していることから、元々難癖を付けてゼクスを葬り去るつもりだったと思われる。しかし、モビルスーツの性能も、パイロットの腕も隔絶した開きがあった。
- ちなみに、この時ミサイルを発射したのはゼクスの説得を受け入れて投降しようとした連合の基地司令官であり、抵抗を停止した直後にミュラーに司令部が破壊されたことからOZが偽りの降伏勧告で騙し討ちを謀ったと誤解されたと思われる。
- 「こいつの性能を甘く見たようだな…次はお望みの所へ、ぶち込んでやるぜ!」
- ミサイルの余波で水中へ叩き落したトールギスに対して、キャンサーの機動性と地の利を生かして魚雷を撃ち込みながら悦に浸る。しかし、水中でも余り機動力を損なわない汎用性を誇る5機のガンダムのベースとなったトールギスの性能を甘く見ていたのは、他ならぬアレックスの方であった…。
- 「し、しまった…ヤツは!?」
ゼクス「技術は大したものだ、だがノインの教え子にしては、頭の出来が悪すぎる…!」
「やかましいッ!ノイン教官の名を口にするな!」
ゼクス(この時代が狂わせたのか…)
「アンタはかっこよすぎるんだよーっ!!」 - トールギスはすでにキャンサーの背後に回っており、機体を背後から押さえつけられてしまう。引くも押すも出来なくなった状態の中でアレックスは嫉妬交じりの怨嗟を叫ぶ。失敗続きなのにトレーズからの信頼も厚く、さらに憬れのノインが全幅の愛情を寄せてしまっていてはこんな発言もしたくなるだろう。この後ゼクスから力を持つ資格などないと断じられ、「馬鹿どもがぁぁぁぁぁっ!」とばかりにキャンサーを真っ二つにされ、海の藻屑と化した。
- 最後の台詞は、声が同じ『北斗の拳』のバットも言っている。