INFINITYは『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の登場メカ。

INFINITY
読み インフィニティ
登場作品

マジンガーシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦T
SRWでの分類 機体
パイロット
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スペック
分類 マジンガー
全長 600m
所属 Dr.ヘル一派
パイロット Dr.ヘル
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概要

富士山に造られた新光子力研究所の地下深くから発見された全長600mほどの超巨大な魔神。

研究では、現代科学より遥に高度なテクノロジーを有する古代文明の遺跡と目されていた。また、内部からアンドロイドのリサが出現し、その場に居合わせた兜甲児が彼女を保護している。マジンガーZグレートマジンガーに続く第3の魔神として、「マジンガーINFINITY(インフィニティ)」と名付けられた。富士山麓から古代ミケーネの遺跡が出てきたことについて、甲児は「光子力のような高出力エネルギーの集中によって隣接次元との境界が曖昧になり、そこから転移してきた」仮説を提唱している。その実態は世界を作り替えるという謎の力「ゴラーゴン」の起動キーであり、これを手中にすることが復活したDr.ヘルの目的であった。

単体戦闘能力も高く、多数のミサイルや胸部の放熱板から放つブレストインフェルノなどは絶大な威力を持つ。外見に反してロケットパンチ系の武装は持たないが、代わりに魔法陣のようなワームホールを通して肘から先だけを相手付近にワープさせる事で遠距離攻撃が可能。

当初は剣鉄也が乗ったグレートマジンガーを鹵獲・合体させて稼働させていたが、最終的にはDr.ヘル自らが地獄大元帥を合体させて乗り込みゴラーゴンを発動。しかしリサのハッキングと世界中の人々の祈りで甲児のマジンガーZが巨大化、二体の巨大魔神の激闘の末、最後は超光子力ロケットパンチでDr.ヘルや地獄大元帥共々宇宙空間まで吹き飛ばされ、撃破された。

登場作品と役柄

VXT三部作

スーパーロボット大戦T
初登場作品。地球ルート第36話にグレートマジンガーをコアとしてお目見え、第52話にて地獄大元帥をコアとしたバージョンと決戦となる。
マップ上でのグラフィックにおいても、グレートマジンガーや地獄大元帥をコアにしている時はおろか、ガオガイガーにグレートマジンガーを引き抜かれてコアがなくなった時まで描き込まれており、芸が非常に細かい。
グレート版は原作では剣鉄也は気絶していたが、今作では意識があるため専用のセリフがある(前例として前前作にてZEROに取り込まれていた甲児が居る)。喋るので彼がパイロットの様に見えるが、この時はINFINITYがパイロット扱い。
地獄大元帥版はDr.ヘルがパイロットになる。16万以上のHPに加え、HP・EN回復の特殊能力を持ち、毎ターン機械獣を増援として呼び出すため、早期撃破が望ましい。
本作では古代ミケーネ帝国はこの機体の力で敵対勢力である太陽系先史文明を滅ぼそうとしていた設定となっている。

単独作品

スーパーロボット大戦30
今作でも当初は攫われた鉄也が乗せられ、続いてDr.ヘルが乗り込む。本作ではMAGINEの一体として扱われている。
本作では鉄也を救出するのは、自ら志願したアサギ・トシカズになっている(志願前は、甲児から『T』同様に凱が指名されていた)。
その後「光と影の果て」では他の機械獣を全て撃墜するまでは何度でも復活するため、12万以上のHPを削り切る一撃を何度も叩き込む道場に使える。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ミサイルサイクロン
全身から発射するミサイル。
『T』『30』ではMAP兵器。
ブレストインフェルノ
胸部の放熱板から放つ最強攻撃(いわゆるブレストファイヤー)。
『T』『30』では高い攻撃力と命中率に注意。Dr.ヘル搭乗時は最大射程が8から9に伸びる。

特殊能力

オールキャンセラーHP回復(中)、EN回復(中)、指揮系統中枢
HP回復、EN回復、指揮系統中枢の3つはDr.ヘル搭乗時に追加される。

移動タイプ

サイズ

2L

カスタムボーナス

命中率60%以上の自分の攻撃は必ず命中し、命中率40%以下の敵からの攻撃は必ず回避する
T』『30』で採用。強化パーツ「因果律操作装置」の上位版といえる脅威的なボーナス。とはいえ、その大きさから攻撃を当てることは難しくないため、回避の方はそこまで心配しなくてもよい。

パイロットステータス

精神コマンド

T
分析

特殊スキル

T
底力L3、ガードL1

エースボーナス

最終命中率+30%
T』で採用。

関連機体

マジンガーZ
甲児が乗る鉄の城。
グレートマジンガー
一時的に合体させる。
地獄大元帥
最終的に合体させる。

他作品との関連機体

魔神 (レイアース)
『T』第52話でのDr.ヘルの説明によれば、時空制御の技術を所持していた古代ミケーネはセフィーロ侵攻も目論んでいたが当時は『柱』の力で叶わず、それに対抗するため『柱』を殺せる魔法騎士と伝説の魔神(炎神レイアース海神セレス空神ウィンダム)の力を解析することで完成された機体であることが明かされる。この事についてはレイアース自身も事実であると認めている。

余談

  • 「無」に対して「無限」を意味するネーミングや「世界に終焉をもたらす力」に対して「世界を作り替える力」に加え、並行世界に関する言及など、マジンガーZEROと対になる要素が見られる。また、自らが切っ掛けとなり生み出された多くの可能性たちに道を譲ったZEROに対して、元祖スーパーロボットであるマジンガーZ自身の手でINFINITYと決着をつけるという結末も対の形となっている。