ギルターボ
ギルターボは『熱血最強ゴウザウラー』の登場メカ。
ギルターボ | |
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外国語表記 | Guilturbo |
登場作品 | 熱血最強ゴウザウラー |
声優 | 安西正弘 |
デザイン | やまだたかひろ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦NEO |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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全高 | 48.2 m |
重量 | 175 t |
出力 | 800,000馬力 |
最高飛行速度 | マッハ7.1 |
最高走行速度 | 1080 km/h |
開発者 | エンジン王 |
所属 | 機械化帝国 |
パイロット | エンジン王 |
概要
エンジン王が愛機とする巨大ロボ。自律稼動することが可能で、エンジン王のことを「ファーザー」と呼ぶ。
「機械卵」を生み出し、物体を機械化獣に変えることができる。また、機械化獣と「巨大結合」し、強力な合体機械化獣となる能力を持つ。
エンジン王が「心の生み出す力」にしか目を向けていなかったのに対し、ギルターボは「その力を生み出す『心そのもの』」を知ろうとしていた。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- 初登場作品。本作では巨大結合を披露することなく、そのままの状態で戦うこととなる。攻略本ではパイロットデータが記載されている[1]が、あくまで操縦するのはエンジン王である。
- エンジン王との掛け合いでボイスが収録されている。
- 担当声優の安西正弘氏は休業中だったが、本作にて声優として復帰。発売後の2021年3月に逝去されたため、今作が唯一音声収録を行ったSRWとなった。
装備・機能
武装・必殺武器
- ギルターボ・ブレード
- 両刃の実体剣。脇から取り出された柄から刃が出現する。押し出し特性付き。
- ギルターボ・ブレード/突
- ブレードを使った突破攻撃。
移動タイプ
サイズ
- 5(NEO)
機体BGM
- 「立ちはだかる強大な力」
- 『NEO』オリジナル曲。複数のボスユニットに使用されている。
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
- 「僕の力で、すぐにあそこも機械化してみせるさ!」
- 初登場となる第27話より。新たなる敵エンジン王父とも言える存在であるエンジン王と共に機械化城から地球を見つめる時の台詞。
- 「ありがとうファーザー。 おかげで体がスッキリした。」
- エンジン王によるメンテナンスが済んで。この「スッキリ」というのは感情の一つではないだろうか? ギルターボに限らず、人間から見たら感情と呼べるものを抱いてる印象を受けるものが多い。
- 「ファーザー…本当に奴らの『心』が生み出す力を、コントロールできるんだろうか?」
「聞いてよ、ファーザー…ただ、『心』の解析を済ませたいだけなんだ。もしかしたら、マイナスのパワーになるかもしれないんだよ!?」 - 第38話より。機械神を退け、「心が生み出す力」で全宇宙の王者になろうとするエンジン王に対し、ギルターボは自分たちにとって未知の存在である心の力について漠然と感じていた危険さを告げる。
- 「こんなとき…こんなとき人間ならどうするんだ!?教えてくれナカジマ!」
- 同上。自分の諌言をまともに取り合ってもらえず、エンジン王に一蹴されてしまうギルターボ。主が去った後、中島先生に対して問うた台詞。
- 「ファ…ファーザー…今、心が解析出来たよ…。心とは…心とは…!!」
- 機械神の攻撃によって粛清されそうになったエンジン王を庇って、致命傷を負ってしまい死に際に心の本当の意味を伝えようとするが言葉にする前に絶命してしまう。形見の剣を残して…。しかし、エンジン王を守ろうとした時、ギルターボも心の力に目覚めていた…。
迷台詞
- 「ファーザー、あいつら何やってるんだろう?」
- 第35話より。パイロットが乗り換え、チームワークもないザウラーズの戦法に困惑し、理解不能の状況にエンジン王に疑問を投げかける。
対決・名場面
- ギルターボの最期
- エンジン王の反逆を知った機械神は、エンジン王を粛清せんとする。だがエンジン王の危機を察知したギルターボは異常なパワーを発揮し、間一髪エンジン王を救出する。しかし、身代わりとなってギルターボは大破し、心の解析が完了した(心を理解した)ことを告げると機能停止してしまう……。
- 恐竜時代にもたらしたもの
- 大破後のギルターボの頭部は時空の穴に落ちて、原子王のいる恐竜時代に辿り着いたことで、ダークゴウザウラー製造に繋がった。そして、原子王とダークゴウザウラーが倒された後、恐竜時代も終わりを告げるが、溶岩を流れるギルターボの頭部には2匹のネズミの姿があった。
- 機能停止後のギルターボは機械化帝国に新たな力をもたらしながらも、地球の次の世代の命も守ったのだった。
余談
- 担当声優である安西正弘氏は、1997年以降病気療養のため活動を休止していたが、2009年11月の舞台から活動を再開し、声優としては『NEO』が復帰作となる。
脚注
- ↑ アスキー・メディアワークス『スーパーロボット大戦NEO ザ・コンプリートガイド』180頁。