ヤキン・ドゥーエ(Jachin Due)とは、『機動戦士ガンダムSEED』に登場する宇宙要塞。
概要
ザフトの宇宙要塞。ボアズと共にプラントを守る一大拠点である。資源衛星を改装して軍事設備化した基地で、プラントから見て地球方面に設置されている。 本来は地球連合の前線基地は月面プトレマイオス基地であるため、月面方面を守護するボアズに比べて戦略的な価値は低いとみられる[1]。
ザフトの大量破壊兵器であるジェネシスは、ここに秘匿・配備されていた[2]。プラント本国攻防戦のジェネシス照射で地球連合軍主力の四割を撃滅したため、地球連合軍残存勢力は再侵攻時に攻撃目標をヤキン・ドゥーエに変更。そして、同戦争においての最終決戦が行われた場所であり、作中における「血のバレンタイン」を発端とした戦争はこの要塞の名を取って「ヤキン・ドゥーエ戦役」と呼ばれた。
登場作品
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。第51話「終わらない明日へ」の舞台。原作通りの展開が繰り広げられるが、最終的にはジェネシスの反応炉を舞台にしたクルーゼとのターン制限がある決戦となる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 原作に準じているが、『第3次α』と異なって数シナリオに渡って登場する。
- スーパーロボット大戦W
- 原作とほぼ同じだが、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』のキャラクターも含まれている。
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 原作とほぼ同じだが、パトリック・ザラのバイタルサインの停止と連動してジェネシスの発射と同時に自爆するようにプログラミングされていた。なお劇中は発射阻止は語られているが、自爆については説明されていない。