ガラン

2013年5月8日 (水) 03:17時点におけるG-7 (トーク | 投稿記録)による版

ガラン(Garan)

奇械島で戦いを繰り広げている勢力の一つ「ガラン軍」の首領。冷静沈着な武人気質の大男で、粗暴なキバとは対照的な人格者。

振る舞いの大物ぶりに違わず戦士としての実力も高く、本拠地に単身乗り込んできたマジンカイザーSKLガイストテレスで圧倒し、返り討ちにする。しかし再起した真上およびカイザーとの互角の戦いの最中、ヒミコの死を感じ取ったことで生まれた隙が命取りとなって敗北し、乗機と共に最期を遂げた。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦UX
その思慮深さから、『SKL』のクロスオーバーの多くを担うポジションとなる。最期は原作と異なり、起動されたアイアンカイザーによってとどめを刺される。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

特殊技能(特殊スキル)

底力 援護攻撃 全体攻撃

人間関係

ガラン軍兵士
部下たち。
ヒミコ
腹心。彼女のことを愛しており、それが彼の敗北にも繋がってしまった。
海動剣
単身砦に乗り込んできた彼と生身で刃を交える。
真上遼
戦いの中で彼の素性を察し、動揺を誘う。その結果一度はガランに敗れたが、再起後は互角の戦いを演じ、ガラン側の不測の事態という形ではあるが勝利を収める。

他作品との人間関係

バーン・バニングス
UXでは『前の宇宙』から流れ着いた彼を配下としており、彼からも敬意を表されている。

名台詞

「峰の内側に待期させろ。キバの狙いは八稜郭だ。髑髏の機体のこともある。戦況を見て、漁夫の利をいただく」
「キバよ、合戦は先に痺れを切らせた者が負けよ…」
OVA第1巻の初登場時の台詞。ガランの深謀遠慮ぶりがうかがえる。
ちなみに、対戦相手に「先に痺れを切らせ」る戦術は、後述の真上との対戦で発揮されることになる。
「お前達はワシには勝てん。それがお前達の運命(さだめ)だ」
OVA第2巻より。愛機ガイストテレスに搭乗して、マジンカイザーSKLに戦いを挑む。
一方の真上は、ガランの発した「運命」という言葉に対して苛立ち、彼の挑戦を受けた。
「力も、速さも、装甲も、こちらが上! そして、乗っている者もな!」
カイザーの度重なる銃撃にも、ガイストテレスおよび搭乗者のガランは動じない。そして、真上の心にさらなる揺さぶりを掛けていく。
「フフ、そうか、それで……。貴様も我らと同じ、エルプスユンデ!」
ヒミコのテレパシーにより、真上の正体が人造人間エルプスユンデであることを知る。
このガランの精神攻撃に真上は激昂し、攻撃のスキが生まれ、敗北の原因になってしまった。
「我が志、たかが女一人の想いに死するとは…」
「地獄を語る者共よ。我が死出の旅、共に誘(いざな)わん!」
OVA第3巻より。ガランの最期。真上との決闘においては、ヒミコへの愛情が裏目に出てしまったが、それでも彼の最期は武人として潔いものであった。

スパロボシリーズの名台詞

搭乗機体・関連機体

ガイストテレス

余談

リンク