ディスィーブ

2013年4月24日 (水) 23:52時点における121.105.145.36 (トーク)による版 (→‎武装・必殺武器)

ディスィーブ(DECEIVE)

JUDA特務室所属・遠藤イズナの搭乗機。槌のような、人型とはかけ離れた外見が特徴。現存唯一の非戦闘型で、本来は他機同様の一人乗りだったが、後に複座に改修されている。ただしこれは遠藤兄弟が双子だからできることで、イズナだけでの操縦も可能。両肩に当たる部分に「ナーブクラック」というケーブルを6本ずつ12本搭載しており、これを機体に突き刺すことで対象の知覚に幻覚を送り込む。たとえ幻覚と理解しても、ナーブクラックから逃れない限り解けることはない。また、ナーブクラックは味方マキナに刺して活性化させたり、自身に突き刺すなどの用法もある。特に後者の場合はイズナにかかる負担が大きいため、イズナ自身も積極的には使おうとしない。

イメージは般若であるらしい。機体名は英語で「騙す・欺く」を意味する「deceive」から取られている。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦L
2話から参戦。二人乗りということで精神面で有利だが、反面武装は貧弱で移動力も低い。ナーブクラックの気力ダウン効果が頼りか。その外見からか、剣児から「カナヅチ」呼ばわりされるシーンも。
スーパーロボット大戦UX
序盤の日本ルートで参戦。色々と仕様が変わっており、よりサポート向けの機体に調整された印象。

装備・機能

武装・必殺武器

対マキナ用有線伝達神経破壊・改竄針「ナーブクラック」
両肩に搭載された唯一の武装。機体に突き刺し、イズナのイメージをそのまま送り込む。対マキナ用とついているが、マキナの劣化コピーであるアルマにも有効。また、敵拠点のサーバからのデータ引き出しに用いたほか(ただし、レイチェルのサポート有り)、漫画版では無人の迅雷の制御系を乗っ取ろうとしていたので、コンピュータなら一通りは対応できるようである。スパロボではさらにバジュラ擬態獣フェストゥムELSなどの未知の生物、果ては使徒にすら効く。一体どんなイメージを見せているのだろうか…。
ディスィーブから援護攻撃を貰える位置に2機のユニットを配置し、援護攻撃を含めて1ターンにナーブクラックを3連打する戦法が強烈。あっという間に相手の気力は100を割ってしまうだろう。また、『L』には熱血や魂などの攻撃に効果を乗せ、1回で効果が切れるタイプの精神コマンドが、援護攻撃にも同様に乗り、それでいて援護攻撃しただけでは効果が切れないと言うバグ(?)があるが、直撃もこの例に漏れないので、使徒などのバリア持ちの敵ボスの気力をガリガリ削ってバリアを封じ込めてしまう事さえ出来る(イズナ・シズナは直撃を覚えないので、直撃持ちのユニットとPUを組ませた上でかけてもらう必要があるが)。
UXではさらに能力半減(文字通り、パイロットの能力値が全て半分になる)が追加されて凶悪になったが、オールキャンセラーが採用されているので強敵相手にはまず通用しない。また、P武器になった代わりに射程が3に下がった。
ナーブクラックハンド
Lのみ。ナーブクラックを手の形に縒り合わせ、敵機を掴んで叩きつける。
アルマコントロール
UXのみ。ナーブクラックを撃墜したアルマに差し込み操作する。戦闘アニメでは地球上のみならず、他星や宇宙の果てであっても使うたびにアルマが出てくるので、一種の召喚攻撃と言えなくもない。
広域ナーブクラック
UXで使用可能な特殊コマンド。ゲーム上では「ナーブクラック」だが、便宜上このように表記する。自機中心型のMAPWであり、射程5、範囲内のパイロットの全能力値を敵は-15、味方は+15するという強力な効果。と言っても効果だけ見れば上位互換がいくつかあるのだが、序盤から使える上に他に比べて必要気力も消費も軽く使いやすい。

特殊能力

補給
シールド防御
UXのみ。ナーブクラックハンドで攻撃を防ぐ。

移動タイプ

飛行可能。地上に降りられないのに注意。

サイズ

L

機体ボーナス

HP+500 経験値+10% 特殊効果無効
HP+1000 経験値+20% 特殊効果無効
HP+1500 経験値+30% 特殊効果無効
L版。
HP+500 経験値+10% 地形適応:空A
HP+750 経験値+15% 地形適応:空S
HP+1000 経験値+20% 地形適応:空S
HP+1500 経験値+30% 地形適応:空S スペック低下無効
UX版。空適応要員として運用できるようになった。

機体BGM

「鬼帝の剣」
主題歌。
「Linebarrel」
劇中BGM。

対決・名場面など

関連機体

プリテンダー
正式名称は「ディスィーブIV」であり、ディスィーブの発展型のマキナである。無線式のナーブクラックを搭載している。