鬼械神(Deus Machina / デウス・マキナ)
『機神咆吼デモンベイン』および関連作品に登場する、魔術師が駆る巨大ロボット。
高位の魔導書によってのみ招喚することができる「神の模造品」であり、絶大な戦闘力を誇る。形態・サイズは機体により様々。
機神招喚はあくまで魔術であり、魔導書に記されている「巨神のイメージ」を魔力によって物質化させたものである(ある意味ではバーチャロイドと同じようなもの)。続編において判明するが、術者の技量によって同一の魔導書から別の鬼械神が招喚されもする。
由来は、演劇用語の「デウス・エクス・マキナ」(「機械仕掛けの神」の意)から。作中でも鬼械神を「機械仕掛けの神」と比喩する場面が存在する。
関連機体
- デモンベイン
- 鬼械神を模した機体にすぎないので厳密には鬼械神ではないが、基本的には鬼械神の同類として見られる。その性質上、パイロットおよび魔導書は固定されていない。
- リベル・レギス
- 魔導書「ナコト写本」の鬼械神。パイロットはマスターテリオン。術者同様の高性能機。
- レガシー・オブ・ゴールド
- 魔導書「金枝篇」の鬼械神。パイロットはアウグストゥス。多数のビーム砲を搭載する。
- ベルゼビュート
- 魔導書「妖蛆の秘密」の鬼械神。パイロットはティベリウス。呪術と再生能力に長ける。
- クラーケン
- 魔導書「水神クタアト」の鬼械神。パイロットはカリグラ。水を操るパワータイプ。
- ロードビヤーキー
- 魔導書「セラエノ断章」の鬼械神。パイロットはクラウディウス。空中戦を得意とし、機動力が高い。
- サイクラノーシュ
- 魔導書「エイボンの書」の鬼械神。パイロットはウェスパシアヌス。蜘蛛のような四足歩行の機体。
- 皇餓
- 魔導書「屍食教典儀」の鬼械神。パイロットはティトゥス。武者を思わせる近接特化型。
- ネームレス・ワン
- 魔導書「無銘祭祀書」の鬼械神。パイロットはネロ。全長300mオーバーと群を抜いて巨大であり、性能も規格外。
- そのためかこの機体のみ、PS2版機神咆吼のギャラリーにおける機体種別は「DEUS EX MACHINA」表記となっている。
- アイオーン
- 魔導書「アル・アジフ」の本来の鬼械神。物語開始前にリベル・レギスと交戦し大破した。