第二代地球連邦大統領
第二代地球連邦大統領(Second President of the Earth Federation)
リボンズ・アルマークの死亡とアロウズの悪行の暴露によって失脚した初代地球連邦大統領に代わり大統領に就任した女性。AEU出身で前政権では野党議員だった。
TVシリーズでは2ndシーズンエピローグにのみ登場し、本格的な活躍は劇場版となる。
劇場版では地球連邦平和維持軍という圧倒的な軍事力を背景に、非加盟国や反政府勢力への宥和政策や軍縮を推し進め、緩やかな世界の統一を目指している。地球連邦最高議会で軍縮を主張する議員が、軍拡を主張する議員に「腰抜けの保守派」と罵られていたことから、大統領ら軍縮派・穏健派は連邦内では保守派と位置づけられているようだ。 ELS襲来時は、軍縮政策が仇となり、限られた戦力での戦闘を余儀なくされた。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。NPC。HEROMANのアメリカ合州国大統領のポジションも兼任しており、序盤からちょくちょく登場する。
人間関係
他作品との人間関係
- ハザード・パシャ
- 彼が連邦に対し背任を行っていたことを知っていたが、確固たる証拠がつかめず中盤まで彼の偽情報と工作に苦しめられた。
- ヘスター・ギャロップ
- 大統領とは別に政府内で権力を持っており、横槍に苦しめられる。ちなみに、声優が同じ。
名台詞
スパロボシリーズにおける名台詞
- 「ハザード・パシャ。地球連邦政府大統領の名において、この場で貴方を拘束します!」
「あなたが地球連邦に対して、背任を行っていることは知っていました」
「今までは証拠がなかったので泳がせていましたが…」
「ですが、ついに尻尾を掴みました。もはや言い逃れはできませんよ!」 - UX第22話より。ハザードが地球連邦政府に対し背任を行っていたことを知っていたものの、確固たる証拠が掴めなかったため手を出せないでいた大統領であったが、アスランとヒューズの尽力により証拠を掴むことが出来、ついにハザードの逮捕へと踏み切った。
- 「JUDAに秘匿回線を繋いでください」
「オーダーUX-E9…依頼者はこの私、地球連邦政府大統領です!」 - ハザード拘束後、クラウスとアスランからのUXに対しての攻撃命令解除の要請を受けて。この瞬間、非合法の傭兵組織であったUXは地球連邦政府公認の独立部隊へと生まれ変わったのだった。
- また、これと似たようなケースとしてEDでは加藤機関が地球連邦政府直属の秘密エージェント集団に生まれ変わっている(もっとも、UXの方が誤解だったのに対し、加藤機関は正真正銘世界の敵だったという違いがあるのだが)。