ブッチ(Butch)
グローリアの街に住む青年マッドサイエンティスト。流体を利用した効率的なエネルギー生産システムの研究を行っていたが、過去に実験に失敗して爆発事故を起こしており(顔のマスクはその時の傷を隠すため)、それ以来街の人々に白い目で見られるようになり、鬱屈とした思いを抱えながら家に閉じこもって怪しげな研究や発明をしている。
その後はカギ爪の男の集団の支援によってG-ER流体に関する研究を行っていたようで、その研究の末に自らヨロイ(バッドローズ)を製作し、自分を除者にした(これはブッチの被害妄想が強いが)村を破壊しようとした。
しかし、数十年ぶりに立ちあがったエルドラVによってバッドローズを破壊され、ネロ達に叱られ反省、以後ネロ達に協力する。
それまでのG-ER流体の研究を生かしてエルドラVをレプリカ初となる二足歩行が可能なエルドラソウルに強化改造するなど、技術者としては高い能力を持っている。ヴァンがダンのサテライトベースを破壊されてオーバーヒートを起こした際、ヴァンを助けようと奮闘する一行と連絡を取り合って手助けをしたりもした。
尚、彼の声を勇者王と勘違いする人がいるが、実際はマイク・サウンダース13世の方である。ちなみにバッドローズのコクピットはガオファイガーそっくり。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦K
- 今回彼の技術力に目をつけられカギ爪の男にさらわれる。登場は終盤のみで原作にあったヨロイ事件の有無は不明。EDではミロード村のジェネレーターの修理を手伝っている場面も見られた。
人間関係
名台詞
- 「許せない! 無駄な合体システムなんて!」
- エルドラVの合体を見て言った台詞。後にエルドラソウルに改造した際に合体システムを取り除いたのはわざとか?ちなみにこの時の声は勇者王に本当に似ている。
- 「誰もわかってくれない! 認めてなんてくれない!! なのに! こんな町を! どうして!! どうして守ろうとする! どうして!?」
- 自分と同じように町の人間に厄介者扱いされ馬鹿にされ続けきたエルドラメンバー達が幾度やられても立ちあがり命がけで町を守ろうとする姿を見て思わず叫んだ台詞。この後メンバー達のまさに勇者と呼ぶべき台詞で一刀両断される。
- 「へー、補給ユニットまで古臭い」
- ピンクアミーゴ合体時の感想。そんな彼がエルドラソウルに搭載したエネルギー補給方式は「「ハイパー○ンドーデンチ」方式だった。エルドラの装甲材であるアブソルートと言い、狙ったものだと思われる。