カール・シュトレーゼマン
2018年1月29日 (月) 11:51時点におけるバルバトス・ゲーティア (トーク | 投稿記録)による版
カール・シュトレーゼマン | |
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外国語表記 | Karl Stresemann |
登場作品 | |
声優 | 亀井三郎 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 67歳 |
所属 | 地球連邦政府 |
役職 |
政府議員 EOT特別審議会議長 |
概要
地球連邦政府の議員。その権力は当時の大統領を凌駕し、また裏社会との癒着も強い。先見の明もあり、コロニー独立の際には妨害工作として幾つかのテロ事件の首謀者(エルピス事件もその一つ、その他事件にも関わっていると予想)となり、メテオ3から齎されたEOT技術を独占するためEOTI機関を創設した上で、それを管理する上位機関「EOT特別審議会」により民衆への異星人の存在を隠蔽した。
地球の軍事力では異星人には勝てないと、早くから異星人に対する降伏準備を進めて自身の身の安全を確保しようと様々な計略を仕掛けるものの、その計略はDC戦争やL5戦役勃発後には後手に回り、最期はシロガネで異星人エアロゲイターとのコンタクトを図るものの、シロガネの艦橋ごとエアロゲイターの刺客に破壊されて自身も死亡した。アニメ「ディバイン・ウォーズ」ではジュネーブ脱出直後に乗っていた輸送機がメギロートに襲われて爆死。
なお、元々は「武装機甲士グランゾン」の登場人物だったとの事。
登場作品と役柄
OGシリーズ
人間関係
- アルバート・グレイ
- 彼の片腕的存在。主な外交は彼に任せていたが、肝が据わらぬ腰巾着でしかないため、傀儡・手駒として利用しているに過ぎない。最終的には見限った。
- レンジ・イスルギ
- イスルギ重工の社長。癒着関係にあるが、DCに協力して事実上地球連邦への敵対同然の姿勢を取っておきながら、ビアン死後はあっさりと自身の下に鞍替えしてきたため、信用していない。
- 彼に南極事件で崩壊したシロガネとコーツランド基地をを修復させ、エアロゲイターとの交渉に臨むが…。
- ニブハル・ムブハル
- 早くから異星人側の人間と知り、異星人とのコンタクトを取っていた。カールはニブハルがエアロゲイター側の人間であると信じていたが、実は別の異星人側の人間であることを知らない。
- シュウ・シラカワ
- 彼が南極事件を引き起こしたことでカールは破滅へと向かっていくことになる。彼も元々「武装機甲士グランゾン」の登場人物であり、しかも主人公だったことを考えると、もしかしたらカールの人生はそのオリジナル企画の内容通り……だったのかもしれない。
- ヴィレッタ・バディム
- 最後は彼女の手によりレンジ共々始末される。ヴィレッタは地球圏を混乱させたカールに対してかなり怒っていたらしく、カールらを始末する際にそれを口にしている。
- アタッド・シャムラン
- エアロゲイターの戦闘指揮官。Record of ATXでは彼女に始末される。
- 端的に言ってしまえば、どのみちEOT特別審議会に未来など無かったと言える。
- アーチボルド・グリムズ
- エルピス事件の当事者。
名台詞
- 「我々は人類の種の保存のため、エアロゲイターと直接交渉を行うのだ」
エルザム「…その行為が新たなる火種を地球へ呼び込むことを承知の上でか?」
「私は戦うことしか能のない軍人とは違う」
「地球を代表する政治家として…人類の未来を確保するために、ホワイトスターへと赴くのだ」 - 『OG1』第35話。コーツランド基地にて、修復したシロガネでエアロゲイターとの交渉に向かおうとしたところをエルザムに遮られた際、目的を聞かれての返答。
- 本人なりに地球圏の未来を案じての行動であることは一定の理解を得たが、その根底にあるのは自分たちの保身が第一であることも見抜かれ、結局地球を売り渡す行為も同然であると断じられてしまう。そもそも、裏でニブハルに良いように操られて起こした行動であるという実態やエアロゲイターの目的を考えても、シュトレーゼマンの行動が良い結果をもたらすものでなかったことは一目瞭然だった。
- 「ならば、どうするつもりだ? このシロガネを沈めるか?」
- 同上。己の理念をエルザムに一蹴されたシュトレーゼマンだったが、狼狽えるイスルギ社長を尻目に、貴重な決戦兵器の一つであるスペースノア級を盾に一歩たりとも退く姿勢を見せない。
- シロガネを修復させて乗艦に選んだ理由の一つもこの状況を想定してのものと思われ、更にその後のエアロゲイターを利用してエルザムや駆け付けたハガネ部隊にシロガネの防衛を命じ、彼らとエアロゲイターとの戦闘のドサクサに紛れて出港を企図する。この辺りの駆け引きの上手さはシュトレーゼマンが決して無能ではないことを示す証左であったが…。
- 「お、おのれ、ニブハル! この私を……!!」
- 同上。最期の台詞。戦闘終了直前に出航しようとした矢先、ハガネ部隊を突破してシロガネに肉縛したヴィレッタのエゼキエルから攻撃を受け、イスルギ社長諸共に死亡した。
- 先ほどまで同乗していたニブハルはいつの間にやら脱出しており、ことここに至ってようやくタ騙されていたことに感付いたシュトレーゼマンだったが、時は既に遅かった。