ナグツァート(Nagzert)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 分類:咒霊機(じゅれいき)
- 全高:33.5 m
- 重量:35.0 t
- 全備重量:50.1 t
- 操者:ルオゾール・ゾラン・ロイエル、サティルス・ギャレール(改)
ラ・ギアスの破壊神ヴォルクルスに仕える魔神官ルオゾールが搭乗する機体。
ナグツァートの最大の特徴として、「アストラルシフト」(マサキ曰く、無敵モード)がある。これはルオゾールの魔力により、機体の半身をアストラル界に属させることで物理的な攻撃を無効にしようとするもの。これに対して魔装機神側は「エクトプラズムコーティング」と呼ばれる技術で対抗し、ナグツァートの撃破に成功した。
魔装機神IIでは本機の改良型が登場した。操者はルオゾールと同じく大司教のサティルス。カラーリングがアッシュブルーに変わり、また新たな呪術が使用可能になっている。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初出。特に強くないが、マサキの章とリューネの章では「無敵モード」のため絶対に倒せない…と思いきや、ゲームのパラメータでは6万以上のHPを持っているだけなので、攻撃し続けると実は倒せてしまう。逆に味方であるシュウの章では無敵モードが解除されている。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 装甲3桁、運動性2桁で大体のユニットが収まっているこのゲームにおいて、無敵モードは装甲6400、運動性300というF完結編のバラン・シュナイルを思わせるとんでもない数値になっている。その上、間接攻撃無効・MAP兵器無効・ビーム吸収まで備えており、射程1以外の武器を寄せ付けない念の入れよう。無敵と呼ぶにふさわしい防御性能である。
魔装機神シリーズ
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 第一章に敵側のボスユニットとして何度か登場。あるマップではガッデスのファミリアでしかダメージを与えられないため、ハイファミリアにランクアップしていると詰む。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 上記のハイファミリアのバグは修正された。SFC版とは違い、絶対にHPが10残って落とせないシナリオが存在する(ただし、資金は貰える)。PSP版魔装機神Iでは再び落とせるようになっている。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 「ナグツァート改」という改良型が登場。ラ・ギアス語で「改」を意味する単語は「レイ」だが、本改良型の名称はなぜか「改」。HPはエウリードやバイラヴァといった強敵よりさらに高い。新たな必殺技も加わったため、魔装機神Iのナグツァートと比べ、より難敵になったといえる。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 今回は本当に無敵。攻撃するだけ無駄なのでちょっかいは出さないでおこう。シュウの章はないのでプレイヤーは使えない。
装備・機能
- グラッジヘイル
- 第2次OGで登場。無数の紫色の火の玉を敵にぶつける。気力ダウンL1がついている。
- ファントムビュレット
- 本機の幻影で標的を束縛した後、霊魂らしきものを発射して攻撃する。第2次OGでは幻影と霊魂を撃ち込んだ対象を壁や地面に叩き付けた後、上空へ持ち上げ魔力の爆裂に巻き込んでいる。
- プラグマティックブレード
- 実体化させた刀身で攻撃。今までどのような形の武器か分からなかったが、DS版で禍々しい片刃の長剣であることが判明した。
- アストラルバスター
- 五芒星を描いて魔力の柱を発生させる。ウィーゾルにも同名の攻撃がある。リメイク版では、魔方陣が暗黒系のものに変更されている。魔装機神IIではウィーゾル共々使用不可。第2次OGは最終地獄を彷彿させる演出に。明らかにヴィーゾルや同作で新たに使うようになったヴォルクルスのそれより力が入っている。
- シギドメンティルドデン
- ナグツァート改が使用する魔術兵器。黒色の魔力弾を撃ち込み標的を呪縛。直後、手元に呼び出したエクトプラズムの塊を拍手で打ち潰すことで呪いは完成し、黒い結界が敵機を押し潰す。B級魔装機程度ならクリティカル一撃で破壊する。「死に至る病」といわれるだけのことはある。
特殊能力
- 剣装備
- HP回復(20%)